介護士にやりがいやメリットはある?働いて分かった仕事の魅力

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介護士のやりがいとメリット仕事内容

介護士は大変ですが、やりがいも多い仕事です。
でも大変と聞くと、少し転職にも迷いが出てしまいますよね。

そこで今回は、「介護士の仕事のやりがいとメリット」というテーマでお話しします。

私も介護職として10年近く働き、現在も介護福祉士として勤務しています。
介護経験者として、仕事のやりがいと魅力を本音で語ります。

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「介護士の仕事」のやりがいと魅力

相談をするシニア夫婦

介護士の仕事は、利用者やその家族との関りが多くを占めます。

やりがいや魅力は、やはり人との関りの中に集約されてますね。

  • 人から感謝される
  • キャリアアップを実感しやすい
  • 色々な職場、働き方を選べる

また仕事のキャリアアップも分かりやすく組まれてます。
介護施設の種類も豊富にあり、様々な働き方を選べるのも魅力ですね。

業務や人との関わり方など、出来る事が増えるたびにやりがいや魅力もでてきます。

感謝の言葉をもらえる

ありきたりですが、介護士で嬉しい時は、感謝の言葉を貰った時ですね。
特にその人の抱える背景や感情を理解した時、その本当の価値が感じ取れます。

認知症対応イメージ

介護施設の利用者様って、望んで入居したり介護を受けてる人って少ないんですよ。

  • 本当は家にいたい
  • 人に迷惑はかけたくない
  • 施設や介護は嫌だ

利用者様は、色々な思いを抱えています。
介護士は時にそうした思いとも向き合わなくてはなりません。

それでも感謝の言葉を伝えてくれたり、対話の中で明るい表情を取り戻せた時など、嬉しさややりがいを感じますね。

介護現場は「人間ドラマ」も魅力

介護士は、相手の人生の最期に深く関わる仕事です。

ビデオ面会イメージ

その為、仕事の中で数々のドラマを目にします。

  • 久々のビデオ面会で涙を流す
  • 少しずつ現実を受けいれ、前向きになっていく
  • 若い時の暮らしや仕事の話を聞く

その人それぞれの想いを見た時、感謝の言葉1つから大きな何かを感じ取れるはず。

介護士の仕事は人間相手ですので、毎日様々な事があります。

毎日同じ事の繰り返しで、仕事がつまらない。
そんな方にもオススメしたい仕事ですね。

キャリアアップを実感しやすい

介護士ならではやりがいには、キャリアアップが実感しやすい点も挙げられます。

案内をする介護士

未経験無資格からでも、実務経験を重ねれば様々な仕事に関われます

  • 介護福祉士
  • 生活相談員
  • ケアマネージャー

実務経験や資格に応じ、上記の様に「出来る仕事」や「就ける職種」が着実に増えます。

お給料も増えるので、続けるほどやりがいが感じられます。

例えば、実務経験3年で国家資格の介護福祉士が受験可能。
取得後はさらに相談員やケアマネ等の援助職も目指せます。

介護では、経験年数によるキャリアアップの道筋が分かりやすく設定されてます。

その時々で取れる資格を取得すれば、手当による給料アップも可能。
実務経験は雇用形態は問わないので、自分の好きな働き方でキャリアアップを目指せますよ。

様々な形で介護へ関われる

介護士の職場は様々な種類があり、その特色も異なります。

ちょっと例を挙げます。

  • 老人ホーム【身体介護を中心に支援】
  • デイサービス【介護予防やレクによる活性化】
  • 訪問介護【個人にあわせたケアで在宅生活を支援】

こんな感じで、職場により利用者も異なれば介護の質等も異なります。

事業形態を知り、選ぶ事で、自分の希望に近い形で介護に関わる事が出来ます。

相談をするシニア夫婦

経験を積み「相談員」や「ケアマネ」になれば、現場とは違う形で介護に関わる事も可能。

介護と言っても、仕事の在り方は本当にそれぞれ。
雇用形態も含め、働き方の自由度が高い職種です。

選べる事さえ知ってれば、望む形でやりがいを得られる仕事です。

「介護のやりがい」は少しずつ分かるモノ

どの仕事でも、最初からやりがいや面白さを感じる事は出来ません。

最初は誰しも仕事に精一杯、余裕はなかなかありません。

利用者様の言葉にイライラしたり、拒否されないかとビクビクしたり…。
「介護に向いてない」「やりがいがない」と思ってしまうかもしれません。

落ち込み

でも誰しもが通る道なので安心して下さい。
私も最初の1~2年はそうでした。

最初からやりがいを求めると苦しくなるので、徐々に慣れていけば良いのです。

特に介護は人間相手の仕事ですし、なかなかこちらの思う様にはなりません。

  • こちらの言う事を理解してもらえない
  • 食事を食べてもらえない
  • 入浴に誘ったが拒否された

上手くいかない事もありますし、イライラする事だってあります。
でもそんな時に「ごめんね」と歩み寄られ、ハッとしたり…。

そうした人間ドラマ、その中での自分の成長も介護の魅力ですね。

「職員の頑張り」は利用者も見ている

高齢者イメージ

介護士の仕事にやりがいがあるのは確かですが、大変な仕事でもあります。

  • 人手不足で休みがない
  • 一生懸命働いてるのに給料が安い

介護に関わらず、こんな不満はよくあると思います。

これは最近よく感じる事なのですが、こうした時助けてくれるのもまた利用者だったりします。

  • 「また夜勤?無理しちゃダメよ」
  • 「こんなに頑張ってるんだから、お金いっぱい貰いなさい!」
  • 「あなたが夜勤なら、今日は安心して休める」

大変で辛い時ほど、こんな言葉に結構救われます。
利用者の対応が大変な仕事ではありますが、こうしてやりがいを与えてくれるのも利用者ですね。

介護士は続けるほど面白くなる仕事

正解を教えるひよこ

介護の仕事は、年数を重ねるごとに、どんどん新しい事が見えるようになってきます。

相手の心身状況、性格、対応方法など、色々な視点や考えがある事に気が付くでしょう。
そこで初めて、介護の面白さが見えてきます。

介護は真剣になって取り組むほど、それが形となって表れる仕事です。
それは言葉であったり、心身の変化だったり様々です。

自分の頑張りが利用者に届き、必要とされる存在となった時。
きっと「介護のやりがい」に出会えると思いますよ。

介護士として働くメリット

正解を教えるひよこ

ここからは、介護は他の仕事と比べココが良いという点を述べていきます。

所謂3Kのイメージが強い介護ですが、仕事としてのメリットもちゃんとありますよ。
自分の希望に合わせた働き方も可能です。

年齢性別問わず採用チャンスがある

介護職は、人員不足もあり、現状かなり採用を得やすい環境です。

年齢や性別が問題になる事も、ほとんどありません。

介護は採用されやすい

真面目な話、採用までが難しい仕事も多いなか、「仕事に就ける」という事実は重要。

仕事に就きやすいという事は、こちらに職場を選ぶ余地があるという事。
「不採用の心配が少ない」というのは、大きなメリット。

また自分にその気があれば、役職に就けるチャンスも十分あります。

介護福祉士など国家資格を目指すもOK、年齢性別関係なくキャリアアップが図れます。

1つ注意として、未経験者の採用には初任者研修の修了を求める声も出てきてます。
事前に資格を取っておいた方が、選べる職場は多くなります。

介護職員初任者研修とは

ライフスタイルに合わせた働き方が可能

長い間には、色々な理由で仕事を続ける事が難しい時期も出てきます。
そんな時に、「辞めたら次が無い」と必要以上に追い込まれる事もありません。

辞める辞めないは別として、この精神的余裕はかなり違います。

OKサイン

またその需要の高さから、様々な働き方もしやすくなってます。

  • 仕事と子育ての両立
  • 体力に合わせた時間での出勤
  • 夜勤専従で稼ぐ

正社員以外にも、ライフスタイルにあわせた働き方も可能です。
安易な転職を勧めるワケではないですが、転職での失敗も取り返しやすい仕事ですね。

転職回数が多くとも、経験として評価される傾向ですので、転職活動もしやすいです。

非常勤の方が働きやすい点も

先ほど例に出した通り、仕事としての魅力はパート派遣などの非常勤に集まってますね。

近年の介護業界では、非常勤の時給や福利厚生も良い傾向にあります。
生活を重視し、マイペースな働き方をする人も増えてきてます。

ベッドで休むお婆さん

不定期なシフトも回避でき、日勤のみや夜勤専従での働き方も可能です。

介護の場合、雇用形態にこだわらない方がそのメリットを多く受けられますよ。

売上ノルマがなく気楽

少なくとも介護士であるうちは、営業ノルマとは無縁です。

売上を気にする必要もありません。
楽とは言いませんが、ある意味では気楽と言えますね。

目の前の利用者様に集中すれば良く、仕事はしやすい類になるかと思います。

案内をする介護士

ただ、仕事の成果による給料アップは実感しにくいですね。

その代わり、夜勤手当や資格取得等の方法があります。
努力で給料や評価アップを狙う事も可能ですよ。

冷暖房完備で快適な環境で働ける

介護施設では、利用者様が過ごしやすいよう、冷暖房で快適な温度に設定されてます。

真夏の入浴介助はさすがに暑いですが、基本的に仕事環境は快適
施設の中であれば、雨でも関係ありません。

介護士のプライベートイメージ

些細な事に聞こえるかもしれませんが、真面目な話メリットですよね。

真夏なんかは、「熱中症で倒れた」なんてニュースもよくあります。

利用者様を守るための環境になっており、当然そこで働く職員も快適。
家にいるより職場の方が快適なぐらいで、「暑い」「寒い」とは基本無縁です。

施設なら仕事での外出機会はほぼ無く、一年中快適です。

給料は意外に悪くない?

働くからには、お給料もやりがいに繋がる大事な要素。
給料となると、介護士となる事に不安を覚える方もいるでしょう。

しかし介護士には、処遇改善という賃金アップの為のお金が支給されます。
賞与もちゃんと出している企業は沢山ありますよ。

各種手当も考慮すると、下手な仕事より給料は良いですね。

給料明細

上手く運営している施設では、月給や賞与、手当などしっかり支給されます。

国家資格である介護福祉士を取得すれば、さらに給料アップが見込めます。
H30年の調査では、手当や賞与を考慮すると、常勤の平均月給が30万を超えました。

介護福祉士はどれぐらい給料が貰える?

また処遇改善の分配方法は、事業所に任されています。
しっかりとした基準を設けてる職場を選べば、勤続年数や能力が給料に反映されますよ。

高給取りとまでは言いませんが、賞与や手当など、諸々込みで悪くない給料額ですね。

介護士は「人との関り」「安定性の高さ」が魅力

介護士は人とのコミュニケーションが必要な仕事です。

仕事の魅力とやりがいは、「」と「感情」に集約されてますね。

介護は感情に関わる仕事であり、長い人生でいつか必要します。
人生の大切な時間に関わる事で、人それぞれの魅力ややりがいも感じられるはず。

車イスの介助

介護士の将来性という記事でも言ってますが、介護はこの先もずっと必要な仕事です。
感情に関わる仕事なので、人間にしかできません。

将来性も安定性もある仕事ですね。

ただ現状では介護士不足の問題もあり、慎重な職場選びも重要です。
転職エージェントも活用し、長く快適に働ける職場を探しましょう。

かいご畑の使い方と口コミ評判

こちらの記事も、参考にどうぞ。

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