「終活を始めようと考えている」、「終活を通し、周囲に貢献したい」。
そんな方の第一歩となる学習方法の1つに、終活資格の取得があります。
今回はそんな資格の1つ、「終活ガイド」について紹介します。
こちらは動画や通信講座で気軽に学習でき、いつでもWebテストを受けられるのが特徴。
目標に応じた級を受験でき、上位級を取得すれば講師活動等のサポートも受けられます。
学習情報など、終活の関連情報も扱っていきます。
終活ガイド資格とは
終活ガイドとは、「一般社団法人 終活協議会」が認定する民間資格。
自身が終活知識を学んだり、終活のアドバイスや問題解決を図る人材を目指す資格です。
終活ガイドには、3級~1級まで3種類の資格があります。
各級において、下記の様に段階的に知識向上を目指す物となってます。
- 終活ガイド資格1級(全体像をまなぶ)
- 終活ガイド資格2級(身近な人へのアドバイス)
- 終活ガイド資格3級(相談を解決できるスペシャリスト)
いずれも動画や通信講座での学習の後、webテストに合格すれば取得できます。
自宅で時間のある時に学習し、気軽に取得できる終活資格です。
講座受講で学ぶ「終活資格」
先の通り、終活ガイドは主に動画受講とWebテストで取得します。
1級のみ通信講座が必要ですが、2級までは動画受講での学習がメインです。
学習の内容は「健康・医療」や「介護・認知症」。
「年金・保険」「相続・遺言」「葬儀」お墓」といった内容が主となります。
通信講座も期限はなく、じっくり取り組むことができます。
本資格は所謂「学習資格」ですが、終活ガイド1級は講師などの活動にも繋がります。
終活知識を活かし、活躍したい方にも検討を勧めたい資格です。
興味のある方は、お試し受験してみると良いでしょう。
終活ガイド各級の概要
下記は、終活ガイド各級の概要と取得費用です。
資格名 | 取得方法・費用 | 知識目安 | 特典メリット |
---|---|---|---|
終活ガイド3級 | ・動画受講とWebテスト ・無料 | 基本知識の取得 |
|
終活ガイド2級 | ・動画受講とWebテスト ・5,000円(税込) | 身近な人への 終活のアドバイザー | |
終活ガイド1級 | ・通信講座とWebテスト ・50,000円(税込) ・年会費3,300円(税込) | 終活の相談を解決する スペシャリスト |
|
各級の受験条件はなく、無資格でもどの級からでも受験可能。
費用・学習面でも、2級までであれば気軽に受験できます。
動画での学習がメインですが、テキスト冊子の販売も行っているとの事。
1級は取得費用もかかりますが、講師活動を後押しする特典が多数あります。
※1級合格後は、1級資格者の専用サイトへログイン可能になる
終活協議会による「関連資格」
認定元の終活協議会では、下記資格の認定も行ってます。
- 終活セミナー講師認定資格
- エンディングノートセミナー講師
終活セミナー講師は、セミナーや終活ガイド資格3級検定の開催が可能になります。
さらに終活ガイド資格3級の資格付与、認定講師としての活動もできます。
エンディングノートセミナー講師は、エンディングノートの書き方指導の資格。
これらの資格は、終活ガイド1級の合格特典にも含まれます。
1級の合格で、エンディングノートセミナー講師の無料受講。
終活ガイド検定(2級・3級)の検定実施が可能です。
「セミナー講師」等の終活に関する仕事・活動も
ここまでの通り、終活ガイドは自身の学習と他者へのアドバイスを目的とした資格です。
特に1級に合格すれば、セミナー講師等での活躍も可能です。
ノウハウや等の情報も提供ありますし、同社の関連資格にも繋がります。
検定試験の実施や講師など、収入に繋がる活動も可能になります。
終活や検定・講師活動も可能ですし、「終活を通して何かしたい」。
「人の繋がりを持ちたい」という方は、1級へ挑戦してみると良いでしょう。
終活の学習に興味がある方は、2・3級の受験を検討してみましょう。
終活ガイド各級の受講(受験)方法と合格条件
終活ガイドの資格は、2・3級が動画視聴後のWebテスト受験。
1級が通信講座の受講後にWebテストとなります。
いきなり1級を受験する事もできます。
このうち3級は無料で取得でき、HP上でいつでも動画視聴と受験が可能。
問題は全10問、そのうち6問正解で合格です。
※但し、認定証は希望者へ有料で発行
終活ガイド2級の受験方法と内容
終活ガイド2級は、公式HPの2級説明ページから受験可能。
「受講はこちら」の欄にある、「詳しく見る」から申し込めます。
下記は、終活ガイド2級の試験概要です。
受講・受験料 | 5,000円(税込) |
---|---|
出題数 | 10問 |
合格基準 | 6問以上正解 ※合否発表は即日 認定証・認定カードは有料(3,000円) |
講義内容 | 終活の背景、健康・医療、介護・認知症 保険・相続、葬儀、お墓 ※動画は2時間 |
申し込み決済は、peatixというサービス上で行います。
支払い方法は、「クレジット・コンビニ/ATM・Paypal」など。
チケットを購入する事で、主催者の提供するイベントに参加できる。
申し込み後は届いたメールに従い、講義動画を視聴。
講義後、検定テストという流れ。
終活ガイド1級の受験方法と内容
終活ガイド1級の受験には、通信講座を受講する必要があります。
申し込みは、専用メールフォームから可能。
こちらは公式HPの1級説明ページより確認できます。
下記は、終活ガイド1級の試験概要です。
受講・受験料 | 50,000円(税込) ※合格後は年会費3,300円(初年無料) |
---|---|
出題数 | 50問 |
合格基準 | 40問以上の正解 ※再試験無料、何度でも可 ※認定証・認定カード無料発行 |
講座内容 | 終活の背景、健康・医療、介護 認知症、身元保証、年金、保険 相続、遺言、葬儀、お墓、終活整理 |
支払い方法は、「クレジット(分割可)」「銀行振り込み」です。
手続き完了後はテキスト・書類が届き、案内に従い学習を進めて行きます。
テスト合格で取得となります。
終活ガイド資格の難易度・合格率
終活ガイド資格は、各級の合格率は公表されていません。
しかし下記要素もあり、合格率・難易度は非常に高いものと考えられます。
- テキスト等の資料を見てテスト受験可能
- 落ちても、何度もすぐに再受験できる
特に2級までは、問題数も10問程度と少なめ。
平均学習時間も1~3時間と、気軽に取得できる内容です。
1級の場合でも、通信講座の関係でテキスト資料が豊富な事。
資料を見ながらの受験が可能な点から、非常に取得しやすいし資格と言えます。
総じて取得は容易な為、合格より「終活学習」に集中すべきでしょう。
終活関連の関連情報
さいごに関連情報として、「終活関連の他資格」「学習書籍」を紹介します。
他の学習手段も知りたい方に、ご参考頂ければ幸いです。
終活アドバイザー
終活アドバイザーは、ユーキャンの通信講座で取得できる資格。
「終活全般の知識」「エンディングノートの書き方」等の学習講座ですね。
大まかな内容は、終活ガイドと似た資格となってます。
テストもマークシート式で、資料を見つつ在宅受験可能と優しめ。
資料も豊富にあるので、テキストでの学習をメインに資格取得したい方にオススメ。
合格後は、任意で終活アドバイザー協会への入会も可能。
更新制度こそありますが、終活アドバイザーを名乗った活動。
セミナーへの参加等が可能となります。
終活関連の学習書籍
続いて「終活関連の書籍」より、評価の高い物を数冊紹介します。
独学学習の参考にお役立て下さい。
「一番わかりやすいエンディングノート」
まずは終活のお供、エンディングノートの紹介。
数あるノートの中より、分かりやすく評価の高い書籍です。
「一番わかりやすいエンディングノート」
終活に必要な必要な項目を順番に、分かりやすく記入可能。
書き方のコツや知識も掲載されており、知識の少ない方にも記入しやすく配慮されてます。
「相続・遺言・介護の悩み解決 終活大全」
こちらは終活のなかでも、お金にフォーカスした解説書です。
「相続・遺言・介護の悩み解決 終活大全」
老後の資産や相続など、世代間のお金の問題を解決する事を目的とした書籍。
「親とはちょっとしにくいお金の話」というテーマで書かれてます。
「終活スペシャリストになろう」
こちらは、終活のプロとして活動する事を解説した書籍。
著者は終活ガイドの認定団体、「終活協議会」の理事である竹内義彦氏。
「収入になる! 地域貢献になる! 周りの人のためになる!
終活スペシャリストになろう」
本書では、終活の資格を活かし、どう活動していくか。
仕事として収入を得る仕組みなどを解説してます。
終活ガイドをはじめ、終活資格を活かした活動を考えてる方にオススメです。
さいごに
今回は「終活ガイドの資格内容」を解説しました。
自身の終活学習だけでなく、終活を通し他人への貢献もできる資格となってます。
これは終活資格に共通した内容でもあります。
終活ガイドのメリットは、目標に応じて受験級を選べ、動画での学習が可能な事。
実際の終活サポート活動において、手厚いサポートが受けられる事です。
ぜひ受験検討してみて下さい。
当ブログでは、他にも「福祉や介護に関する資格」を解説してます。
下記記事で一覧をまとめてますので、ぜひご覧ください。
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