介護士をはじめとした介護職は、常に人手不足に悩まされてます。
そんな状況では、急な体調不良などでも休みにくかったりしますよね。
急な事で混乱し、つい無理をしたり、無断欠勤を悩んだり。
しかしそんな時はお互い様、仕事を休んで大丈夫です。
風邪や腰痛、家庭の事情など、やむを得ない時は素直に欠勤連絡して下さい。
仕事に行きたくない時も、限界ならやはり伝える事が大切です。
欠勤連絡後の対応も含め、緊急・当日欠勤時の休み方を中心に確認しましょう。
欠勤連絡はいつどう連絡すべき?
体調不良や家庭の事情などの欠勤連絡は、なるべく早い方が良いです。
当日欠勤でも良いので、会社を休む判断をした時点ですぐに連絡しましょう。
早番など当日出勤前になってしまう事もありますが、その時は仕方ありません。
こればかりはお互い様です。
欠勤の連絡方法
基本的に介護職の場合は、施設や事業所の事務所(代表番号)への連絡で大丈夫です。
規定がない場合は、事務所から現場へ連絡という形になると思います。
また大型施設では、各フロアやユニットに電話が置かれている事もあります。そこへ直接かける事が可能な場合でも、出来るなら事務所等からフロアへ繋いでもらう形が良いでしょう。
また基本的に個人携帯やLINEでの連絡はNGです。
伝わったか不安な時など、あくまで補助的な使い方に留めましょう。
欠勤理由の伝え方【風邪や腰痛は休んでOK】
介護職の欠勤理由で特に多いのは、風邪や腰痛ですね。
- 風邪(発熱)
- 腰痛
- 子どもなど、家族の体調不良
体調不良などの理由があれば、そのまま伝えて下さい。
もし休んで良いか迷ってるなら、欠勤して大丈夫です。
職員や高齢者にうつる可能性もありますし、無理をしては介護事故の元になります。
当日欠勤になっても良い?
実際には、当日になって欠勤せざるを得ない事が大半です。
その理由も、自身や子どもの体調不良・発熱が多め。
早番や夜勤など、代わりを見付けるのが難しい。
あるいは、自分でも出勤すべきか迷う時もあるでしょう。
フォローを考えるのが、シフト管理者の仕事です。
特に発熱の場合、コロナの影響もあり出勤ルールが厳しくなってきてます。
欠勤連絡時は、そうした対応まで確認できるとベスト。
自身の不調時は、病院にかかり結果を伝えられると良いですね。
欠勤後の対応方法
介護はシフト制の仕事なので、人員が欠けるとそのフォローを考える必要があります。
可能ならその日のうちに、再度連絡し下記の事について伝えましょう。
欠勤連絡後に伝えること
- いつ再出勤できるか
- 体調や自分の事情
- 休んだ事のお詫び
欠勤自体は仕方ないですが、現場職員達は「明日は来れるかな?」「どこまでシフト調整すべき?」といった事も考えなくてはなりません。
可能ならシフト管理者に繋いでもらい、お詫びと共に体調や出勤予定を話し合いましょう。
体調が悪い時等は、体調や今後の事を考え、夕方ぐらいに連絡を入れれば良いかと思います。
またこの時は、無理して出勤を早める必要はありません。
前述の通り、人員のフォローは会社側の仕事なので、体調が悪い時は無理する必要はないです。
欠勤の可能性がある時の働き方
子育てや家庭の事情など、「他人より欠勤の可能性が高くなる時の働き方」を解説します。
腰痛があって辛い方でも、介護業界で負担少なく働く事も可能ですよ。
ぜひ転職活動にお役立て下さい。
欠勤リスクが高い時の転職方法
前述の通り、介護現場の多くはシフト制の仕事です。
欠勤の可能性があるうちは、欠員が出ても支障が少ない時間帯で働きましょう。
例えば入居施設ですと多くの場合、日勤がそれに該当します。
早番・遅番や夜勤などは、1人体制で働く時間が多くなりがち。
出勤職員が多く、フォローがききやすい時間帯で働くのがオススメ。
介護職には、子育て中の主婦層も沢山いらっしゃいます。
そうした方は、やはりお子さんの事情で当日欠勤になる事もよくあります。
時間不定期の仕事ですが、パートであれば自分に合った働き方を選ぶ事も可能です。
![](https://crane-kaigo.com/wp-content/uploads/2020/10/介護職で土日が休める職場とは-160x90.jpg)
身体負担の少ない職場を選ぶ
疲れや腰痛などの負担を考えるなら、身体介助の少ない職場がオススメ。
介護はどこも大変な職場ばかりではありません。
身体介助の少ない施設種類を選べば、身体はかなり楽になります。
例えば、有料老人ホームは自分で働いて身体負担が少ないと感じました。
介護付き有料でも、特養なんかと比べると介助量はだいぶ少ない印象です。
![](https://crane-kaigo.com/wp-content/uploads/2021/03/有料老人ホーム介護士の仕事内容と給料-160x90.jpg)
介護業界でも、働きやすい職場は沢山あります。
キツイと思ったら、違う種類の施設に目を向けてみましょう。
欠勤の可能性はあらかじめ伝える
欠勤の可能性や家庭の事情は、あらかじめ話しておきましょう。
分かってるリスクはあらかじめ話した方が、いざという時フォローしやすいです。既に働き始めていても、「法事が出来そう」などその可能性が分かったら、早々に伝えておくのがベスト。
また欠勤しても仕方ないと書きましたが、「いつ休んでも良い」というスタンスでの仕事はNG。
可能な限りは休まず、協力的な姿勢も見せておかないと、周りの理解も得られない事があります。人間関係など、働きやすさに支障が出る可能性もあるので、勝手な振舞いは慎みましょう。
「欠勤が認められない」「行きたくない」時の動き方
悪質な職場になると、休む事を伝えても「出てきてくれ」と言われるケースもあります。
また「仕事に行きたくない」など、伝えにくい理由もあるでしょう。
こうした環境、感情を放置するのも危険です。
事情は何にせよ、休みたいのに休めない時は、転職や退職を考えるタイミングです。
自分に正当な理由があれば休んでOK
どうしても仕事を休まざるを得ない時は、誰にでもあります。
普段の素行に問題が無いのであれば、休む時はお互い様です。
支えあい精神、協力体制が無い職場は、早々に離れるべきというのが個人的な意見です。
例えば、風邪や腰痛、熱があるなど、体調不良時に休ませない会社は論外です。
連絡だけしたら休んで下さい。
自分の主張や行いが正当なモノかどうかは、自分がよく分かっているはずです。
不当な事を言われていると感じたら、転職を考えるタイミングです。
![](https://crane-kaigo.com/wp-content/uploads/2020/09/見出しを追加-160x90.jpg)
介護では、時々こういった悪質な職場も見られます。
転職サイトを使えば、雰囲気など内部情報の相談アドバイスもあるので活用して下さい。
「無断欠勤・ずる休み」を悩む時は退職も考える
「職場の雰囲気が悪い」「何となく疲れてしまった」。
仕事に行きたくないとも言えないし、説明も連絡もしにくい。
つい「ずるして無断欠勤してしまおうか」と悩んでしまったり。
そこまで追い詰められてる時は、退職・転職を考えるタイミング。
悪質な職場もあるし、そうでなくとも雰囲気や相性などもあるでしょう。
無理な職場は誰にでもありますし、それは仕方のない事です。
「もうこの職場は無理」と思ったら、「出勤が難しく退職させて欲しい」と伝えて下さい。
無断欠勤するよりは、自分も相手にとっても良い結果になるはずです。
またズル休み出来たとしても、状況が変わらなければ自分も辛いです。
辛いなら退職代行を使ってでも、状況を動かした方が楽になると思いますよ。
結果や手段はどうにせよ、まずは伝える事から始めましょう。
慣れた職場では、引き留めに合う可能性も高いです。
その際は、理由より退職意思を重視して伝えましょう。
![](https://crane-kaigo.com/wp-content/uploads/2020/07/退職引き止めの断り方-160x90.jpg)
失敗を繰り返さない為にも、次の転職ではマッチング重視の活動をしましょう。
転職エージェントを活用すれば、雰囲気やネガティブ情報も共有出来ます。
今ある不満・心配を伝えれば、貴方に合った求人紹介を得られます。
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