介護用ベッドテーブルのオススメ商品まとめ!各種類の違いと使い方解説

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

介護用ベッドテーブルの種類とオススメ商品介護用品

介護用ベッドの普及により、家庭でもベッド上で食事をする事が可能になってきました。
その際、併せて導入していただきたいのが、ベッドテーブルです。

起き上がりのできない方の自立を促したり、家族の介護負担を減らすのに活躍します。

ベッドサイドテーブルが代表的ですが、ベッド柵につけられるものなど、種類も色々。
それぞての使い方や違いについても解説します。

ベッドテーブルの種類や選び方、オススメ商品をまとめたので導入にお役立て下さい。
スポンサーリンク

介護用ベッドテーブルの使用目的と使い方

ベッドテーブルイメージ

ベッドテーブルは、ベッド上で食事や水分を摂る、好きな作業をするといった事に利用します。

背上げ機能のある介護ベッドが普及し、家庭でもそういった事が可能になってきました。
介護の場においては、食事の為に使用される事が多いですね。

介護でのベッドテーブルの役割

ベッドで食事介助をする女性

介護においては、ベッドテーブルは主に食事を摂る目的で使われます。

「体調が悪い」「ベッドから起きるのが辛い」、そんな時に使用されます。

ベッドテーブルを使えば、そんな方でも自分で食事が出来ます。
また介護が必要であっても、食事介助がしやすくなります。

介護負担軽減や自立を促すのにもつながるし、導入も簡単なのでぜひご検討下さい。
特に家族介護においては、介護者の負担軽減は重要です。

また体調不良時や入院中など、ベッド上で作業をしたい時にも便利です。
ベッド側での物置きテーブルとしても使えますね。

全般的には、介護ベッドと共に使用したい介護用品ですね。

ベッドテーブルの機能と使い方

主任イメージ

ベッドテーブルには、主に下記のような種類があります。

ベッドテーブルの種類

  • ベッドに差し込み使用するタイプ
  • ベッド柵に固定し利用するタイプ

オーソドックスなのは、ベッドに差し込むタイプ。
下記の様な商品です。

こちらはベッドサイドテーブルと言われ、よく使用されるオーソドックスなタイプ。
足元にはキャスターが付いており、ベッド脇から差し込む形で使用します。

テーブルの設置場所は、大体太腿のあたりですね。
この場所だと、起き上がった時にテーブルと丁度よい距離になります。

ベッドテーブルは昇降テーブルとも呼ばれ、その多くは押しボタンで高さ調節が可能です。
キャスターには、安全性の為にロック機能が付いてます。

またベッドに腰かけたり、車椅子に乗車しながら使えるタイプもあります。
これらはリハビリテーブル等と呼ばれ、利用者の上体を支えられる様デザインされてます。

介護用ベッドの「背上げ機能」と併用する

介護でベッドテーブルを使う際は、調子が良くない時が多くなります。

自分で上体を起こせない、或いは維持できない時ですね。
特に食事を摂る際は、寝ながらですと上手く嚥下出来ず危険です。

なのでベッドテーブルを使って食事する時は、介護ベッドの背上げ機能を使います。

介護ベッド上での食事

イメージとしてはこの様な感じ。

上体を起こす時には、足側も少し高さをつけておくとずり落ち防止になります。
頭側しか上がらないベッドの場合、クッション等で代用可能です。

頭の高さは、30~90度まで上げると良いです。
自分で食べられる場合、高めにすると食べやすいです。

またベッドの高さを動かす際には、利用者の身体をベッド柵に挟んだりする危険もあります。

ベッドの高さ調整時の注意

  • 手足の位置を確認
  • 高さ調節の際は、テーブルは差し込まない

ベッドを動かす際には、この様な点に注意しましょう。

介護用ベッドテーブルの種類

チェックポイント(ひよこ)

ここからは、ベッドテーブルの種類を紹介します。

既述の通り、種類による大きな違いはテーブルの取り付け方にあります。
また安定性や使いやすさといった要素にも注目し、ご覧ください。

オーバーベッドテーブル

オーバーベッドテーブルは、両サイドにキャスター付きの脚がついてるタイプです。

両側に脚が付いているので、安定性に優れます。
ベッドの足下の方から差し込まなければならず、ベッド位置には気を付ける必要があります。

オーバーベッドテーブルの特長

  • 安定性がある
  • 高さ調節がしにくく、ベッドに差し込みにくい
  • 角度調整が出来る商品がある

サイドテーブルと比べ、安定性に優れますが少し使い勝手で劣ります

差し込みにくいという点に加え、ちょっと高さ調節が手間ですね。
…というのも両サイドに脚がある為、片側だけに比べ調節しにくくなります。

ネジで高さ調整する商品が多いですが、押しボタン式で簡単な物もあります。
また天板の角度調整など、独自の機能を持つ商品があるのもこちら。

アジャストテーブル

アジャストテーブルは、ベッド柵(サイドレール)つけるテーブル

テーブルの両端が、ベッド柵に乗せられる仕様になってます。
ベッドサイズに合わせ、テーブルをスライドして伸ばせるので幅調節も可能です。

アジャストテーブルの特長

  • ベッド柵に固定(高さはベッド柵に依存)
  • 場所を取らない

使用する際には、ベッド柵にしっかり固定できているか確認しましょう。

使用しない時に場所を取らないのも特徴。

比較的価格が安い方なのもポイントですね。
病院などでよく使用されるベッドテーブルです。

余談ですが、アジャストとは”調整”といった意味合いがあります。

ベッドサイドテーブル

ベッドサイドテーブルとは、テーブルの片側にだけ脚がついているタイプです。

ベッド横から差し込んで利用でき、壁側にベッドがあっても問題ありません。
安価かつ商品種類が豊富な人気商品です。

ベッドサイドテーブルの特長

  • 安く種類が豊富
  • 使い勝手に優れる
  • 他と比べ、安定性で劣る

オーバーベッドテーブルと比べ、ベッドに差し込みやすく、軽くて動かしやすいです。

高さ調整も押しボタン式の物が多く、使い勝手に優れています
反面、安定性で劣りますが、普段使いには十分耐えられるレベルです。

不正解を教えるひよこ

ただし、下記の様な使い方を危険なのでNGです。

こんな使い方はNG

  • 重いものを載せる
  • 強く乗りかかったり、上に乗るなど

介護施設などでは、サイドテーブルが良く使用されています。

私もよく仕事で使用しますが、かなり使いやすいですよ。
食事で使用する分には、耐久性も問題ありません。

リハビリテーブル

リハビリテーブルは、テーブル面に身体が入る形となっているデザインの物です。

座位保持テーブルとも呼ばれ、ひじで上体を支えやすい作りとなっています。
ベッド上ではなく、ベッドに腰掛けたり、車イス上で食事を摂るのに適しています。

リハビリテーブルの特長

  • ベッドに腰掛けたり、車椅子上で使用
  • 上体を支えやすいデザイン
  • 高さ調整はネジタイプが主

ベッドから離れて食事に挑戦したい、という時に使用するテーブルです。
車イス上での食事も可能になり、ADL向上にも期待できます。

車イス上での食事

車イス上での事故として、長時間の座位保持できずに転落という危険もあります。

リハビリテーブルは、車イス乗車時の事故リスク介護負担の軽減にも効果的です。

ベッドテーブルに比べると、商品種類は少なめ。
高さ変更の機会も少ないからか、ネジで高さ調整するタイプがほとんどです。

解説イメージ

サイドテーブルで代用できそうな気もしますが、脚に注目
リハビリテーブルは、両脚があるデザインなので、足下に障害物がありません。

利用者の姿勢等に悪影響が出てしまうので、起きて利用するならこちらを選びましょう。
普段使い用の介護テーブルとしてもオススメです。

普段使いの机やテーブルは、下記記事でも解説してます。
高齢者向けの机とテーブルの選び方

オススメの介護用ベッドテーブル

チェックポイントを教える介護士

ここからは、介護用のベッドテーブルのオススメ商品を紹介します。

各種類のテーブルから、それぞれ1つずつ選びました。

MORISAWA「昇降式 サイドテーブル」

まずはベッドサイドテーブルから。
今回はAmazon評価が高い商品から、使い勝手に優れるモノを選びました。

MORISAWA「昇降式 サイドテーブル」

参考価格
※Amazonより
約8,600円
サイズ幅80×奥行40×高さ66~90cm
耐荷重20kg
機能
  • 低床キャスター
  • カラー3種

何といっても、特徴は低床キャスター

キャスターがあると、その高さで差し込みにくくなる問題があります。
その点、こちらは利便性の高いサイドテーブルですね。

他と比べ価格も安めで、安定性も問題なし。
介護で使用されてる方からも、高評価の商品です。

サンワダイレクト「昇降式パソコンデスク」

次は、オーバーベッドテーブルです。
せっかくなので、天板の角度調整が出来るタイプを紹介します。

サンワダイレクト「昇降式パソコンデスク」

参考価格
※Amazonより
約16,600円
サイズ幅80 or 120×奥行60cm
高さ56~85cm
総耐荷重約50kg
機能
  • 天板角度80度まで調整
  • カラー、天板幅2種

天板の角度が80度まで調整できます。
その他にカップホルダーもああり、多機能なオーバーテーブルですね。

本を読んだり、PC作業をしたり、作業活動にも便利。
介護だけでなく、若い人のPCテーブルにもオススメです。

パラマウントベッド「アジャストテーブル KQ-090」

最後は、ベッドに乗せるアジャストテーブルです。
介護ベッドでお馴染み、パラマウントベッドの商品ですね。

パラマウントベッド「アジャストテーブル KQ-090」

参考価格
※Amazonより
約12,000円
サイズ幅70~106.2×奥行32cm

こちらは、83と91cm幅のベッドに対応してます。
サイドレール受けには、滑り止めが付いており安心です。

シンプルかつ、標準的なタイプですね。

アジャストテーブルを好まれる方には、入院中に使ってそのまま使い続けてる方も多いです。
商品種類こそ少ないですが、一定の人気がある商品です。

オススメ種類は「ベッドサイドテーブル」

正解を教えるひよこ

おまけとして、どの種類のベッドテーブルがオススメかを語ります。

ここまでのまとめも兼ね、各ベッドテーブルを個人的に評価してみました。
※リハビリテーブルは少し用途が違うので、除外

 使いやすさ安定性価格
オーバーベッドテーブル〇~△
サイドテーブル
アジャストテーブル

総合的なオススメはベッドサイドテーブルですね。

価格や種類の豊富さ、実用性の高さ、総合的に優秀なベッドテーブルです。
ネックである安定性も、使ってみるとあまり気になりません。

万人に勧められる無難な種類は、こちらですね。

ただ天板の角度調整など、オーバーベッドテーブルにも独自の魅力があります。
それにアジャストテーブルは、場所を取らないメリットもあります。

ベッド生活がメインで活動的な方にはオーバーテーブル。
慣れた方やコンパクトな物が欲しい方には、アジャストテーブルもオススメです。

ベッドテーブル使用時の注意点

冒頭に少し説明しましたが、ベッドテーブルの使用時は事故の可能性に注意しましょう。

特に気を付けてもらいたいのが、ベッドテーブルの設置と高さ調節時です。
利用者の身体を挟み込んだり、ぶつけたりと事故原因になるので気をつけましょう。

ショック

具体的には、以下の様な事に注意して下さい。

【ベッドテーブルの使用注意点】

  • 高さ調節する時は、ベッドとテーブルを離し、物を置かない
  • テーブル以外の用途で使用しない
  • キャスターはしっかりロック

面倒でも、ベッド・テーブルの高さ変更時は、離して調節しましょう。
挟み込みにつながり非常に危険です。

ベッドの高さ調節や、背・膝上げ機能を使用する時も同様です。

高齢者介護用ベッドのオススメ種類と選び方【機能の違いやサイズ選びを解説】
介護用ベッドのおすすめ商品や選び方等をまとめました。機能やモーター数。サイズによる種類の違い、使い方や必要な機能など、基本的な事から総合的に解説します。介護経験での使用感を交えつつ、詳しく解説。立ち上がりの辛い高齢者にも、使用をお勧めします。

物を置いたままの高さ変更も、物が落ちる危険性があり利用者も介護者も危険です。
テーブルに乗ったり、過度な負担をかけるのも避けましょう。

特に介護者が離れる際は、しっかりロックがかかっているか等、危険がないか確認してから離れるようにして下さい。

事故と聞くと使用が怖くなるかもしれませんが、安全にさえ配慮すれば便利な介護用品です。
ぜひ有効活用してくださいね。

併せて使用したい介護用品

関連商品として、食事やベッドから動けない時に便利な介護用品をご紹介しましょう。

介護エプロン

まず食事に関するグッズとして、「介護用の食器」や「食事エプロン」等があります。

これらは、食べこぼしや自力での食事を助けてくれる道具ですね。
「ベッド上でなら自分で食事ができる」という時に便利です。

介護用食器の種類とオススメ商品を紹介【高齢者向け食器の選び方】
高齢者介護や手の不自由な方向けの介護用食器を解説。お椀やスプーン、コップなど、目的や機能に応じた種類やオススメ商品を紹介します。介護用食器の種類から選び方まで、幅広く解説します。
高齢者介護での食事用エプロンのおすすめ種類と選び方【食べこぼし防止】
介護で使う食事エプロンの種類や選び方、おすすめ商品について解説します。食べこぼし防止や使い心地など、普段使いや施設用の購入には「洗って繰り返し使いタイプ」。緊急時の備えなどには「使い捨てタイプ」が優れます。これらを中心に食事エプロンの情報をお届けします。

また体調が悪く動けない時は、入浴も難しい事と思います。

そんな時は、ドライシャンプーを使うと寝たままでも洗髪が可能ですよ。
ボディタオルの様に拭き取りで髪をさっぱりできます。

【寝たまま可】入浴介護が出来ない時のドライシャンプーおすすめ特集
ドライシャンプーを使えば、入浴できない時も簡単に洗髪が出来ます。泡やウェットシートで洗い拭き取るだけでOKなので、入院時や介護・看護などで便利です。特にお風呂の回数が少なくなりがちな、高齢者の介護用シャンプーとしてお勧めです。ドライシャンプーの使い方とおすすめ商品をご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました