食事が上手くすくえず、食器が滑ったり倒れてしまう。
介護が必要になると、こんな食事の悩みも出てきます。
解決策の1つに、「食事用の滑り止めマット」や「トレー(お盆)」の使用があります。
食事の悩みは皆さん共通の様で、調べると沢山の便利商品が作られていました。
食事用滑り止めを中心に、惹かれたオススメ商品をいくつかご紹介します。
介護向けの「食事用滑り止めマット」の種類
手が動かしにくく、上手く食事が食べられない。
スプーンで上手くすくえず、食器が滑ったり食事がこぼれてしまう。
そんな時の解決方法の1つが、食事用滑り止めマット。
- 滑り止めのランチョンマット
- 介護用食器トレー(お盆)
- 滑り止めシート
介護で食事用滑り止めマットを検討する際は、上記のような商品が選択肢に入ります。
片手が動かせない方、上手くスプーンが握れない方などによく使われています。
介護用品に多いのは、「ランチョンマット」や「お盆トレー」ですね。
これらは片手が動かせない方、上手くスプーンが握れない方などによく使われてます。
またこれらの下に滑り止めシートを使用する方法もあります。
その場合は、ホームセンター等で販売されてるシートが使われる事もあります。
食事介護で使えるおすすめ「滑り止めマット&トレー」
介護で使える「食事の滑り止めマット」と「食器トレー」をご紹介します。
自分が興味を惹かれ、オススメしたい商品を選びました。
お手入れ簡単な「滑り止めシリコンマット」
下記は、ランチョンマット風の「滑り止めシリコンマット」です。
使い方は簡単で、マットの上に食器を置くだけ。
片手でも食事が楽しめるよう、配慮し作られた商品です。
台和 ノンスリップマット
カラーは、ピンクとブルーの2種類。
水汚れもすぐに拭け、食洗器・乾燥機OKとお手入れも簡単です。
食べ飲みこぼしも安心「トレー風滑り止めマット」
こちらは、食べこぼしや飲みこぼしに強い商品。
滑り止め加工がされたシリコン製の食事マットです。
スケーター シリコーン製 お食事マット
滑り止めマットの手前側には、食べこぼしを受け止めるポケットがあります。
マットの端には、水分の広がりを防ぐフチが付いてます。
使いやすさをコンセプトに作られた、ユニバーサルデザインの食事マットですね。
自由に切って使える「滑り止めシート」
お次は、自由にカットして使える滑り止めシート。
食器の滑り止めはもちろん、様々な用途に使えます。
アビリティーズ・ケアネット 滑り止めシートロール
カラーは、白・青・緑など様々、ネット風の物もあります。
お盆などと使用したり、サイズや形にこだわりたい時にお勧めです。
耐熱温度が50℃なので、高温には注意しましょう。
「食器お盆トレー」でも固定できる
続いては、食器を固定できるお盆トレーを紹介します。
食べやすさだけでなく、食事の見やすさにも配慮した商品です。
こぼれん盆 食器固定お盆トレー
お盆上で食器を固定し、食事ができる商品です。
傾斜がついており、食事が見やすい作りなのも特徴。
ワンプレート食器も付属した商品で、食器なしでも販売してます。
上記以外にも、木製の桐黒塗りタイプもあります。
楽天市場とYahooショッピングにオンラインショップがあります。
食事用エプロンや介護食器も検討しよう
介護において食事時の滑り止めマットが必要な状況では、下記用品も検討すべき可能性があります。
- 介護用食器
- 食事用エプロン
食べこぼしが気になる時には、食事用のエプロン。
食事が上手くすくえない状況では、介護用の食器やスプーンが便利です。
スプーンですくいやすい介護皿等もありますし、滑り止めがついた食器も多いです。
食事用エプロンがあれば、衣服への食べこぼしも防げます。
また滑り止めマットや専用トレイ、食事エプロン等は、ご本人様の気分を害する恐れもあります。
使用の際は、ご本人とよく意思確認するよう注意しましょう。
食事は楽しい時間です。まずはご本人が楽しく食事出来る事を優先した方が、介護者としてもトラブルが少なくなります。ご本人が気分よく使える食事マット、介護用品を選択するようにして下さい。
あとがき
今回は、「食事介護で使える滑り止めマットと食器トレー」をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
たとえ介護が必要になっても、人と食事は切り離せない関係にあります。
介護現場では、「最後まで自分で自分の口で食べたい」という声をよく耳にしました。
ちょっとした工夫でもそんな気持ちに応えられるので、ぜひ取り入れてみて下さいね。
コメント