「高齢者介護用の箸」の特徴とオススメ商品【滑らない自助具の箸】

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高齢者介護用箸の選び方とおすすめ商品家族の介護

高齢になると、手があまり動かない、上手く箸でつかめないなど…
程度の違いがあれど、「箸が上手く持てない」という悩みが出てきます。

そんな時に便利なのが、介護用の箸です。
自助具とも呼ばれるピンセットの様な箸で、食事を助けてくれます。

当記事では、「高齢者・介護用の箸」を解説します。

介護用箸の特徴や選び方、オススメ商品まで詳しく紹介。
滑らず高齢者に使いやすい箸をお探しの方も、ぜひご参考下さい。
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「高齢者向け・介護用箸」の特徴と選び方

案内イメージ

まず初めに、「高齢者介護に向いた箸」にどんなモノがあるか説明します。

介護用の箸は、「持つこと」や「箸先を合わせる事」をサポートしてくれます。
その為のグリップがあったり、ピンセットの様な形が特徴です。

ただ高齢者や介護といっても、状態は人それぞれ。
普通の箸で使いやすい物を必要とする方もいるでしょう。

まずはそれぞれの特徴や選び方。
どんな人にどの箸が適してるかという部分からご説明します。

「高齢者介護用の箸(自助具)」の特徴

食事を配る介護士

先の通り、介護用箸は「持つ事」や「握る事」
「箸先を合わせる」などをサポートします。

ピンセットの様な形状により、上手く箸先を合わせる事が出来ます。
どんな握り方でも箸先が合うので、箸を上手く持てない方にも活用されています。

上記商品の様なモノですね。

商品による違いは、持ち手となる「グリップ部の有無」。
「箸の形状」などが主になります。

他には「クリップ」で箸を繋ぎ、位置調整や取り外し可能な物もあります。
普通の箸に見えるよう配慮された商品もあり、好みに合わせた選択も可能です。

主任イメージ

こうした箸は「自助具」とも呼ばれます。

自助具とは、「自分でする」事を助ける福祉用品を指します。
箸でいうと、手が動かず上手く箸を握れない人に向けた商品です。

高齢者には「滑らず持ちやすい箸」を

高齢者の疑問

「介護用箸では抵抗がある」という方もいるでしょう。
そこまで大袈裟じゃないが、高齢者に使いやすい普通の箸が知りたい方もいると思います。

そんな時は、下記ポイントを意識して箸を選んでみましょう。

  • 軽量
  • 持ち手は太め
  • 滑りにくい

高齢者には、少し太めで軽量な物が良いでしょう。
細すぎると滑って力が入りにくく、重すぎても扱いにくくなります。

この感覚は人により異なりますので、可能なら実際に持ってもらった方が間違いありません。

指さしするシニア女性

高齢者向けの箸で特に意識したいのは、滑りにくさ

高齢者の食事を見ていても、思うように掴めない。
滑ってしまうという方も良く目にします。

箸先に滑り止めのついた商品もあるので、注目してみると良いですね。

高齢者介護における箸の選び方

チェックポイント(ひよこ)

普通の箸や介護用の箸、それともスプーンの方が良いのかなど…。
高齢者介護では、「何で食べるか」を考える際に色々な選択肢があります。

下記に箸選びの目安を記したので、迷ってる方はぜひご参考下さい。

利用者の状態使いたい箸・スプーン類
何となく箸が使いにくい気がする
箸で食事がつかみにくくなってきた
持ちやすく軽量、滑りにくい箸
(高齢者向けの箸)
手が上手く動かないが、箸で食べたい介護用箸(自助具)
手が上手く動かないが、箸での食事にこだわらない
刻み食を食べている
介護用スプーン

大きな問題はないが、何となく使いにくい。
そんな方は、普通の箸でも「滑り止め付き」など食べやすい工夫があるモノ。

握る力や手の動きに不自由を感じる方であれば、介護用の箸が良いでしょう。

自助具の箸にも、介護用と分かりにくい物もあります。
気にされる方もいますので、ご本人の状態と気持ちに配慮し選んであげましょう。

自助具スプーン

箸が上手く持てないが、こだわりはない場合、スプーン類を提案しても良いと思います。

介護用のスプーンにも、軽量で握りやすい物が多数あります。
フォーク一体型の物もありますし、意外と不便は少なく使えます。

無理に絞らず、両方持っておくのも便利ですよ。

介護用スプーンのおすすめ種類と選び方【食事介助から自助具まで】
介護用スプーンとフォークの種類と選び方を解説。自分で食べる為の自助具スプーンから介助用まで特徴やおすすめ商品をまとめてます。軽くて握りやすい物、曲げられるスプーンやフォークなど、高齢者介護で役立つ物をご紹介します。

何にせよ色々提案したうえで、ご本人に納得できる物を選んでもらうのが1番ですね。

麺類の時は介護用箸を使うなど、使い分けるのも賢い方法です。
刻み食やお粥などが中心の方は、特にスプーンでの食事をオススメします。

「高齢者・介護用箸」のオススメ商品

〇マークイメージ

ここからは、高齢者や介護向けにオススメしたい箸を紹介します。

自助具となる「介護用の箸」、「高齢者に使いやすい箸」など幅広くピックアップ。
バラエティ重視で選んだので、ぜひ好みの箸を探してみて下さい。

ハビナース「使いやすいお箸」

まずは標準的な介護用箸を紹介。
クリップ式の自助具で、長さ調整をしつつ自然に箸先を合わせる事が出来ます。

ハビナース「使いやすいお箸」

参考価格
※公式HPより
1,320円
サイズ22cm
重さ37g
特徴
  • クリップ式の自助具
  • 箸先が滑りにくい
  • クリップ取り外し、
    位置調整可能

こちらの箸は、クリップの着脱や位置調整ができるのが特徴。
箸の長さを好みの位置に調整し、使用可能。

箸先にもシボ加工という、シワの様な滑りにくい工夫が施されてます。

シックなデザインであり、クリップが目立ちにくい色になってるのも良いですね。
介護用はもちろん、箸の扱いに自信の無くなってきた高齢者にもオススメ。

ウインド「箸ぞうくん」

より自助具に向いた箸をお探しなら、こちら。
ピンセット型の箸で、軽く指を動かすだけで使用できます。

ウインド「箸ぞうくん」

参考価格
※公式HPより
3,520円
サイズ19cm or 20cm
重さ42g
特徴
  • バネ・グリップ付きの自助具箸
  • 右手用、左手用あり
  • 食器洗浄機、乾燥機対応
    抗菌仕様

本体も軽量で、バネの動きも軽め。
グリップ付きで手に自然とフィット、ピンポン玉を掴む感覚で使用できる商品です。

商品種類には「右手用」と「左手用」、長さも「19cm」「20cm」があります。
※上記は右手用19cm

オプションもありグリップ延長や親指レストを装着可能です。

こちらの箸は介護の他、リハビリ等でもよく使用されてます。
評価の高い自助具の1つですね。

ウインド「やじろべえ」

同メーカーより、もう1つ商品をご紹介。
見た目の良い自助具箸をお探しなら、こちらもオススメ。

ウインド「やじろべえ」

参考価格
※公式HPより
3,520円
サイズ(長):22cm
(短):20cm
重さ約27g
特徴
  • バネ・グリップ付きの自助具箸
  • 見た目が良く、左右兼用
  • グリップ部が箸置きにもなる

箸そうくんに比べ、より自然な形で箸を持ってる様に見えます。

ハビナースの箸も似た印象で使えますが、あくまで箸先を合わせるのみでした。
箸の助は、グリップ部がある事でより持ちやすい構造となってます。

口コミを見ていても、使い勝手と見た目を褒める声が多くあります。

「手が不自由になってきたが、箸での食事を続けたい」。
「介護を思わせる見た目は避けたい」、という方にオススメ。

案内をする介護職員

同メーカーでは、他にも様々な介護用箸を販売してます。
子ども用の商品もあるので、介護に限らず箸の悩みがあれば頼ってみてはどうでしょう。

公式HPの早見表もあるので、参考にしてみて下さい。
⇒参考「有限会社ウインド(初めての方へ)

イシダ「万能箸 完全無欠」

こちらは普通の箸の中でも、滑りにくさがウリの商品。
滑り止め加工や持ち手の工夫により、「持ちやすさ」「つまみやすさ」を実現した箸です。

イシダ「万能箸 完全無欠」

参考価格
※公式HPより
880円
サイズ21cm or 23cm
特徴
  • 持ち手は八角、箸先は四角
  • 溝による滑り止め構造

箸先は掴みやすい形状の四角形。
さらには滑り止めとなる溝もあり、「どんな食べ物も掴みやすい」という触れ込みです。

商品は「21cm」「23cm」から選べ、他には麺類用の箸もあります。

介護用箸は必要ないが、「使いやすい箸が欲しい高齢者」にオススメ。

価格も安いので、購入しやすいのも魅力ですね。
八角形の持ち手も縁起が良く、その面でも高齢者向けかもしれません。

アルタ「すべらせん箸(上)」

こちらも滑らない箸として、評価が高い商品。
箸先にある「螺旋状の凹凸」が特徴のお箸です。

アルタ「すべらせん箸(上)」

参考価格
※Amazonより
780円
サイズ21cm
重さ20g
特徴
  • 螺旋状の箸先で食べ物が滑らない
  • 八角で持ちやすい
  • カラー複数あり

螺旋状の形により、麺類などの滑りにくい食べ物を逃がしにくいのが特徴。
「上」とありますが、従来品より耐熱性・強度が増したタイプですね。

カラーは全5種類、ノーマル品も含めるとかなりの種類となります。
「上」の方が品や高級感があるので、高齢者向けならコチラかと。

口コミでも、「高齢の親が使ってる」「滑らない」という声が多く好評でした。
似た商品に「トルネード箸」等があるので、気になる方は検討しても良いでしょう。

食事に役立つ介護用品

認知症対応イメージ

介護用の箸を必要とする方には、他にも食事の悩みがあると思います。

例えば、下記の様な悩みはないでしょうか?
これら「食事の悩みを解決する介護用品・便利グッズ」もあるのでご紹介します。

  • 食べこぼしが気になる
  • 食器やコップが持ちにくい、お皿や食器が滑る
  • 固い食材が辛い

まず食べこぼしには、「介護用エプロン」が使用できます。
撥水加工で食事の汚れから衣服を守り、洗って繰り返し使えます。

また滑り止めやフードガード付きの「介護皿」、軽くて持ちやすい茶碗やカップ。
マットやお盆で食器を固定したりなど、様々な介護用品があります。

混ぜる料理

また高齢になると、噛んだり飲み込む力も弱くなります。

そんな方に向けた食事が「介護食」であり、家庭で作る為の調理家電も存在します。
そこまで大袈裟でなくとも、圧力鍋などで食材を柔らかくする事も出来ます。

柔らかい介護食が作れるオススメ調理家電・器具まとめ【ミキサー・電気圧力鍋】
自宅で介護食を調理する時に役立つ調理家電・器具をまとめました。食事を柔らかくする電気圧力鍋、下準備に役立つフードプロセッサーやブレンダー。ミキサー・ペースト食作りに役立つミキサー。介護食に特化したユニークな介護食家電までオススメ商品をご紹介します。

何となく辛そうだと気付いたら、ぜひご検討ください。
きっと今より食事が楽しめると思います。

さいごに

車イス上での食事

今回は「高齢者・介護用の箸」をご紹介しました。

高齢になっても、毎日の食事は楽しみです。
いつもの食事が辛くなってきたら、介護用品に頼ってみて下さい。

当ブログでは、他にも「高齢者や介護用品に関する記事」を用意してます。
入浴やトイレなど、他にも悩みがあればぜひご参考下さい。

在宅介護での便利グッズ・介護用品まとめ|トイレや入浴など自宅介護のオススメ品
在宅介護で役立つ便利グッズ、介護用品を幅広くまとめました。トイレやオムツ、入浴、移動や家具・家電など、様々な場面や場所に応じたグッズを紹介します。数ある商品から「自宅での介護」、「家で暮らす高齢者」に役立つグッズを解説します。

困り顔の女性

当記事では「箸の自助具」を扱いましたが、自助具は他にも存在します。

例えば、着替えを助ける「ドレッシングエイド」。
「片手での料理を助ける調理器具」など。

これらは手が不自由な時や片手での操作を助ける物です。
もし興味があれば、別記事もご覧ください。

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