家庭用ナースコールの使い方とオススメ商品【スマホ連動対応】

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家庭用ナースコールのオススメ商品介護用品

家族介護中や高齢者がいるご家庭の方、家族の危機を知る方法があれば便利ですよね。

施設や病院のコールの様に、家庭用ナースコールを再現する方法があるのでご紹介します。
ワイヤレスの呼び出しベルで家族に危機を伝え、呼び出す事が可能です。

取り付け工事も不要で、すぐに使用開始できるオススメ商品をまとめました。
スマホ連動型もあるので、ナースコール代替品としてぜひご活用ください。
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家庭用ナースコールとは

ナースコール

ナースコールとは、主に介護施設や病院などで使用される呼び出しボタン。

入居者や患者が職員を呼びたい時、その意思を伝える為に使用されます。
職員は、仕事用のPHSでコールを受診する事で、その意思を知る事が出来ます。

よくベッド近くにおいてあるボタンの事ですね。

スマホを触る高齢者

今回は、家庭でもこれらと同じような用途で使用できる物を紹介します。

所謂「ワイヤレスチャイム」と呼ばれる商品が中心で、家庭用ナースコールとして代用できます。
※以降は当記事では、それらを家庭用ナースコールと呼んでいきます

介護用品店では、施設の様に取り付け工事出来るタイプもあるみたいですが…
当記事では、あくまで簡易型の物に絞ってご紹介します。

家庭用ナースコールの設定方法と使い方

介護職員のチェックポイント

使い方をご説明する前に、実際の商品を見てみましょう。

実物は、このように「受信機」と「送信機」がセットになってます。

送信機側が「呼び出しボタン」の役割を持ち、受信機側でその反応をキャッチできる商品ですね。

電源は主に電池になりますが、受信機側をコンセントに差し込むタイプもあります。
またスマホで受信が可能なスマホ連動型もあります。

ペアリングや音量等の初期設定

指さしするシニア女性

購入後、使用を開始する前には、ペアリングや音などの初期設定を済ませましょう。

これらの方法は機種により異なりますが、ほとんどがボタン操作で簡単に可能です。

まずはペアリング設定をする
使用を開始するには、まずペアリングという作業が必要です。
ペアリングと言うのは、送信機と受信機が正しく送受信する為の設定ですね。
メロディーと音量設定
家庭用ナースコールは、受信時のメロディーと音量の設定が出来ます。
この設定は受信機側で行います。
また音と共に点灯するよう設定も出来、視覚的にもわかりやすい仕様になっています。

ワイヤレスチャイムで会話は出来る?

スマホトラブル

ワイヤレスチャイムは、基本的に通話には対応してません。

しかし、通話もナースコールの大切な機能。
室内で通話可能な商品あるので、後ほど併せてご紹介します。

またチャイムという商品ですので、送信機を壁に貼り付けられるタイプが多いです。
設定が済んだら、実際に設置してきちんと動作するか確認を忘れずに

家庭内でコールを置きたい場所

指さしするシニア女性

高齢者の緊急時用として、送信機の設置場所をピックアップしました。

家の中で、特に危険が考えられる場所は以下になります。

家の中で危険な場所は?

  • お風呂場
  • トイレ
  • 寝室(自室)

お風呂場やトイレでは、特に転倒や急な体調悪化の可能性があります。

加えて戸が閉まっている機会が多く、家族でも発見が遅れる可能性があります。

介護中の寝室

また寝室に設置するのも効果的。

「具合が悪くて起きられない」といった時でも、すぐに不調を伝える事が出来ます。

主な生活の場や危険のある場所。
すぐに発見する事が難しい場所などに設置すると効果的です。

受信機は「すぐ気付ける場所」に置く

受信機は、リビングなど「誰かしら人がいる事が多い場所」に置きましょう。

複数台で受信できる商品もあるので、用途に合わせて設置して下さい。

スマホを持つ高齢女性

また数は少ないですが、スマホ連動型のコールもあります。
※これも後ほど商品紹介します。

加えて、玄関チャイムとして使う方法もあります。
送信機側を玄関、受信機を自室に置く方法ですね。

インターホンは「高齢者や介護向けインターホン」で別に解説してます。

家庭用ナースコールの種類と購入時の注意

解説イメージ

商品購入の際にチェックしておきたいポイントをお話しします。

ナースコール(ワイヤレスチャイム)購入時には、以下の点に注目すると良いかと思います。

ナースコール購入時に見たいポイント

  • 無線範囲
  • ボタンデザイン
  • 音量など設定項目
  • 電池タイプや防水仕様

無線範囲と音量設定

無線範囲は、障害が無い場合だと100Mぐらいが標準
広いものだと300M程を確認してます。

いざという時に反応しない様では困りますので、家の広さも考えて決めましょう。

チェックポイントを教える介護士

音量設定は、調べたところ全3~4段階程度で調整できるものが多いです。
商品説明をよく見ると、調整可能音量が表記されていますよ。

ちなみに、70dbで電話のベルぐらいと言われています。

「送受信機の数」と「ボタンデザイン」

高齢者が使用するという事で、送信機のボタンデザインも分かりやすい物が良いですね。

お風呂場に設置するなら、防水機能も必須でしょう。
防水機能付きのナースコールも、結構種類がそろってます。

電源は、コンセントに差し込むタイプや乾電池などが主流です。
ボタン電池を使用するものもあるので、事前に確認しておきましょう。

ビデオ面会イメージ

ナースコールは、送信機と受信機がセットで販売されてます。

商品によって、それらの数が複数用意された物もあり、受信機の増設も可能。
事前に送受信機の配置場所を想定しておくと、無駄な買い物を減らせるかと思います。

家族介護にオススメの家庭用ナースコール

〇マークイメージ

ここからは、家庭用ナースコールのオススメ商品をご紹介します。

特徴ごとにいくつかピックアップしました。

Iseebiz「ナースコール」(シンプル)

まずは「分かりやすさ」を重視したナースコールをご紹介。

ワイヤレスチャイムと呼ばれる商品の中でも、高齢者や介護向けに作られた商品です。

Iseebiz ナースコール

商品内容
受信機×1、送信機×2
無線範囲:100M
音量  :65dB~105dB
防水  :対応
電池  :単4電池3本、ボタン型電池(CR2032) 

送信機のボタンデザインが非常にシンプル、押しやすく簡単に扱う事が出来ます

送信機は赤色と青色の2つで、ボタン型電池を使用します。
コードが付いており、持ち歩いたり引っかけておいたりができます。

チャイムというよりは、非常用ブザーの様な感じでしょうか。
実際のナースコールに近い用途で使えますね。

受信機側では、メロディー36曲の他、アラーム音も設定できます。

ELPA「ワイヤレスインターホン」(通話可能)

こちらはワイヤレスチャイムではなく、「屋内用ワイヤレスインターホン」です。

配線工事も不要で簡単に使用でき、双方に通話可能です。
家庭内であれば、携帯電話感覚で使用できます。

ELPA「ワイヤレスインターホン」

商品内容
親機×1、子機×1
無線範囲:100M
防水  :非対応
電池  :充電式(充電台付属)、コンセント式

充電式なので、持ち歩いての使用も可能です。
最大4台まで増設も可能です。

通話を重視したい時には、こちらがオススメです。

KULUSUPA「ワイヤレスチャイム」(広範囲 音量大きめ)

無線範囲が広く、広範囲に対応できるナースコールです。
最大音量も大きめであり、4段階で調整できます。

KULUSUPA「ワイヤレスチャイム」

商品内容
受信機×1~、送信機×1~
無線範囲:300M
音量  :0dB~100dB
防水  :対応
電池  :送信機(アルカリ電池)、受信機(コンセント式)

Amazonで確認したところ、受信機と送信機は最大2:3(3:2も可)で購入できます。

音量は0~100dbの4段階調整。
ちなみに100dbは、電車が通る時のガード下ぐらいの騒音と言われてます。

無線範囲も広いですし、「1~2Fと階をまたいで受信したい」。
「受信音を聞き逃したくない」といった方にオススメです。

Richday「ナースコール」(受信機+スマホ連動)

こちらはスマホ連動型のナースコール。
受信機だけでなく、スマホでどこでも通知を受け取る事が出来ます。

Richday「ナースコール」

商品内容
受信機×1、送信機×1~
無線範囲:70M
音量  :0〜100dB
防水  :対応
電池  :送信機(自動発電)、受信機(コンセント式)

受信機のほか、スマホアプリでの検知が可能です。
音量は0~100dbの4段階、こちらも大音量にも対応可能ですね。

受信機の範囲こそ狭めですが、スマホ連動可能なので幅広い使い方が出来ますね。

1人暮らしの親や外出時など、遠距離での使用にオススメです。

SINGCALL「介護呼び出しベル」(スマホ連動型のナースコール)

下記商品は、スマホ連動型のナースコール。
ナースコールを押せば、スマホで反応をキャッチします。

SINGCALL 介護呼び出しベル

本体をWifiに接続し、スマホアプリで反応をキャッチ。
※iphoneにも対応

Wifi接続さえできていれば、どこにいても反応を知る事が出来ます。
また防水なので、お風呂場にも設置できます。

受信はスマホのみですが、その分少し安め。
こちらは約2,500円ぐらいで購入可能。

防犯や認知症向けの人感センサー

似た商品という事で、おまけで人感センサーも紹介しておきます。

認知症の方の転倒予防などで、介護施設などで使用されたりします。

人感チャイムと呼ばれる商品でして、使用方法はワイヤレスチャイムと似ています。

送信機のセンサーが動きを検知すると、受信機側で反応をキャッチ。
音とセンサーで知らせてくれます。

ご家庭では、認知症の方の徘徊・外出を知らせたりするのに使えますね。
防犯対策にも使用できます。

認知症のおすすめ徘徊対策グッズまとめ【GPS・徘徊センサー】
認知症の徘徊対策グッズのおすすめ商品をまとめました。ご家庭でも使いやすい人感センサー、スマホ対応のGPS等を中心に種類や使い方をお伝えします。徘徊防止だけでなく、家庭内での転倒・転落防止にも使用可能。他の誰かが徘徊を発見した時の連絡に使える見守りグッズ、取り組みも紹介中です。
「意思の疎通が難しい方」や「移動に付き添いや見守りが必要な方」に特に有効です

コールを活用しつつ、家の中の危険も減らそう

案内イメージ

今回は、家庭用ナースコールについてお伝えしました。
コールは他の介護用品と併せて使用する事で、より効果的に使用出来ます。

例えば、「トイレに挑戦したいけど立ち上がりに不安がある」場合。
ベッド付近に「ポータブルトイレ」と「コール」を配置すれば、介護者の付き添いの元、安心してトイレに挑戦できますね。

ポータブルトイレの種類と選び方

工夫次第で、介護負担も減らせるのでご活用下さい。

疑問のある介護職員

また緊急時の備えも大切ですが、危険を取り除くという事も大切です。

今一度、家の中に危険な所がないか確認してみましょう。

家の危険をチェックしよう

  • 床に滑ったり躓くようなものはないか
  • 手すりや滑り止めは必要か
  • 転倒時に危険なものはないか

お風呂場近くなどは、特に滑りやすく危険です。
トイレも転倒が多い場所ですね。

家族の持病や緊急時の対応など、日頃から家族間で情報を共有しておくのも大切ですね。

家族と別居していたり、仕事で留守にしがちな場合は、下記のサービスや商品が便利。
スマホで危機や異変を検知できるので、良かったらご検討ください。

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