介護職はなぜ仕事が続かない?介護職が続く人に学ぶ「長く働き続けるコツ」

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介護職はなぜ仕事が続かない?介護が続く人に学ぶ「長く働き続けるコツ」働き方

介護職として働いていきたいが、1つの職場で仕事が続かない。

こんな悩みを抱えてる介護職は多くいます。
退職理由は様々ですが、「何となく仕事を辞めたい」という瞬間もあると思います。

同じ環境で続ける人もいるのに、何故自分は続けられないのかと悩む方も多いでしょう。

今回は「介護職の仕事が続かない理由、続けるコツ」をテーマにお話しします。

介護の仕事は、燃え尽き症候群が起こりやすい仕事です。
同様に悩んできた私が、上手く自分を守り、働き続ける為のコツを解説します。
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介護職員の仕事が続かない理由と現状

退職届

まずは、「なぜ介護の仕事が続けられないか」を見ていきます。

介護職の退職理由には、給料や人間関係などの職場・労働環境がよく挙げられます。
加えて、燃え尽き症候群も起こりやすい仕事です。

待遇や労働環境だけでなく、自身でも続けられる働き方を意識する必要がありますね。

介護士が仕事を続けられない理由

チェックポイント(ひよこ)

下記は、介護職員に多い退職理由です。

  • 人間関係が悪い
  • 給料が安い
  • 仕事が忙しく、休みが取れない

職場の労働環境が原因となってる事が多いのが特徴ですね。

「仕事が続かない環境」も、介護職における大きな問題。
コレにどう向き合うかが、今回のテーマです。

カンファレンスイメージ

下記記事でも言ってますが、介護職の退職は「人手不足」の影響が大きいです。

⇒介護職に多い退職理由トップ5

職員負担が大きく、相対的に給料対価が低いと感じるのも理由の1つでしょう。

さらには協力が欠かせない仕事な為、介護では特に人間関係が重要です。
それ故に、人間関係が原因で退職する職員も多いです。

しかし、忙しさによる労働意識の低下、女性社会になりがちな風潮など…。
協力関係を崩す要因が多いのも問題ですね。

さらには、介護業界は人手不足故に売り手市場です。
採用率も高く、職場の数も豊富にあります。

今の職場に不満があれば、すぐ転職できる環境も後押ししてる可能性がありますね。

介護職に多い「燃え尽き症候群」

ここまでは、あくまで統計的な話に過ぎません。

皆も親切だし、大きな不満があるワケでもない。
だけど、何故か仕事を辞めたくなる瞬間もあると思います。

ピンチな女性

介護職は、燃え尽き症候群もよく起こる仕事です。

バーンアウトとも呼ばれ、頑張りすぎたり、極度のストレス下に置かれる事で発生。
イライラしたり、意欲が低下して仕事に行く気にもならない等の症状があります。
参考:wikipedia(燃え尽き症候群)

多かれ少なかれ、皆さん感じた事はある状態だと思います。

燃え尽き症候群が起こる前にも、いくつかその兆候はあります。
例えば、下記の様な物ですね。

  • 仕事の事ばかり考えてしまう
  • 好きな事にも関心が無くなる
  • 「倦怠感」「眠れない」などの不調

定期的にこんな気持ちになり、仕事が続かない介護士も多いはず。

「仕事が続く人」と「続かない人」の違いは?

通勤イメージ

一方、自分と同じ状況下でも、何故か何年も働ける人もいます。

令和2年度の調査では、2年以上5年未満の人は25.8%と最多。
その一方、勤続10年以上の人は約20%もいました。

参考:介護労働安定センター(令和2年度 介護労働実態調査結果)

職場内でも、よく「続く人」と「続かない人」は分かれますよね。

私はどちらかというと、「続かない」方の人間です。
決定的な原因があるというより、「もういいや」「疲れたな」と辞めるタイプですね。

でも、こういう事ってどんなに良い職場でも起こり得る事です。

高齢者との衣服管理

続く人をみていると、経験則ですが仕事との付き合い方が上手い人が多いです。

具体的には、下記の様な人ですね。

  • 仕事は真面目だが、妥協ができ考えすぎない
  • 仕事のオンオフをしっかり分けている
  • 職員や利用者との付き合い方が上手い

仕事はちゃんしつつも、妥協の仕方を知っている。
他人を気遣いつつも「自分をよく守れてる人」が多いですね。

当記事では、そうした介護職を続ける為のマインド的な部分。
仕事との向き合い方をテーマにお話しします。

似たテーマを扱う別記事に「介護職で転職ばかりの人へ」もあります。
こちらは職場選びや転職アドバイスを中心としてるので、良かったら併せてご覧下さい

介護職が長く仕事を続けるコツ

〇マークイメージ

介護の仕事は、完璧を求めすぎると非常に苦しいです。

高齢者相手という事もあり、健康や事故など不安が募りやすい仕事です。
長く続けるには、頑張りすぎず、上手く不安解消できるような働き方が大切ですね。

「完璧」を求めず自然体でいる

高齢者からの相談イメージ

先述した通り、常に完璧を求めると非常に苦しい仕事です。

  • 食事や水分を全量摂取させる
  • 介護事故を起こさない
  • 他人に仕事を残さない

介護では、こういった状態を維持し続ける事は非常に困難。

目指すべきではありますが、厳守する必要は無いです。
頑張りすぎても、利用者にとってそれが良く働くとは限りません。

食事を急ぐ看護師

また職員に対しても同じです。
介護は24時間の仕事ですので、時に仕事を残さざるを得ない場面もあります。

自分の仕事は、毎回すべてキレイに終わらせ負担を残さない。
これもまた不可能です。

介護の仕事を続けるには、妥協を覚えるのも大切ですね。
常に仕事ができる自分を演出する必要はないです。

介護でも「情けは人の為ならず」

認知症対応イメージ

自分の妥協を認めてもらうには、職員・利用者に対しての接し方も重要。

具体的には、「相手の味方でいる事」を意識して接する事です。
そうして信頼関係を築いておけば、相手もあなたを助けてくれます。

⇒介護で使えるコミュニケーションの基本とコツ

「情けは人の為ならず」「まぁいいや」。
仕事を続けるうえでは、この2つが精神的な助けとなります。

モチベーションを一定に保つ

ベッドテーブルイメージ

仕事を続けるうえでは、モチベーションの維持も必要です。

ただモチベーションは、ずっと高い状態を維持する事は難しいです。

あまり高いモチベでいても、その反動で燃え尽き症候群になるケースも多発してます。
「気持ちの乱降下」は極力回避し、仕事とは程々に付き合いましょう。

高すぎず低すぎず、仕事モチベは程々に。
自然体でいる事を心がけましょう。

「出来ない事」「嫌な事」は正直に話す

内緒話イメージ

先の話と似てますが、「出来ない事」は正直に話しましょう。

介護業界は人手不足の為、次々と仕事が増えていきます。
断り切れず、当初の勤務条件が変わっていく事も珍しくありません。

  • 日勤のみの条件だったのに、「早番」や「遅番」がある
  • 夜勤やキツイシフトばかりやらされる
  • 理由も無く、自分が担当になってる業務がある

あれもこれもと頼まれ引き受けてると、「自分ばかり仕事がある」となりがち。

無理して引き受けていると、それが普通になってしまうので注意しましょう。
人手不足で言いにくくても、無理なモノは無理と伝えて自分を守ってください。

「不安・ストレス」は誰かと共有する

介護士のプライベートイメージ

介護現場の高齢者は、健康や事故の面で高いリスクを抱えてます。

その為、介護士の多くは「自分のケアに自信が持てない」と答えてます。

常に仕事への不安を抱えた状態は、非常に大きなストレスですよね。
このストレスの積み重ねは、燃え尽き症候群の原因ともなり得ます。

⇒介護士のストレス原因と解決方法

そうした不安や疑問は、一人で抱え込む必要はありません。
なるべく多くの職員と「仕事の不安・疑問」は共有しましょう。

オフでは仕事の事を考えない

スマホトラブル

燃え尽き症候群の兆候に、「仕事の事ばかり考える」とありました。

介護職員は勤務終了後にも、よく仕事の不安が残ります。
皆さん、帰宅中やお家でついこんな事を考えてないでしょうか?

  • 「利用者の状態は大丈夫か?」など、仕事の不安
  • 勤務中に出来なかった仕事がある
  • 記録漏れや気になる内容があったけど、言えなかった

これは私によくある事ですが、皆さんも経験あると思います。

仕事が終わっても、こんな事が気になってしまう時がありますよね。
これを防ぐ意味でも、周囲への報告・相談は大切です。

先輩からの指導

不安な事や出来なかった事、自分のミスなど…。
勤務終了前には仕事の不安を全て周囲に話し、さっぱりして帰るよう意識したいですね。

仕事のLINEなども、基本は不要です

ミスは隠しても分かってしまうし、それが原因で関係が崩れる事もあります。
不安やミスに素直でいる事も、仕事を続けるうえでのコツですね。

精神的な面でも、仕事を持ち帰らない事を意識しましょう。

「続けられる条件」で転職活動を行う

口コミイメージ

介護職で働いてると、「自分ではどうしようもない忙しさ」に潰される事もあります。

それならば、最初から「続けられる条件」で転職活動するのも続けるコツの1つ。
自分はこれで解決しました。

介護職は、職場によりその忙しさに大きく違いがあります。

例えば、特養は介助量が多く忙しい事で有名ですね。
正社員では、時間外労働や休日出勤も多くなります。

その一方で自立度が高く、介助量が少ない施設。
非常勤でも、正社員に近い収入を得られる職場なども存在します。

⇒介護職に仕事が楽な職場はある?

「介護職の働き方」は1つじゃない

仕事イメージ

仕事の大変さと収入は必ずしも比例せず、働き方の選択肢は多様にあります。

なので転職活動では、「続けられる条件」から職場を選ぶ事をオススメします。

少しでも楽な仕事が良いなら、有料老人ホームなどの自立度の高い施設。
休みが欲しいならパートや介護派遣で働く方法があります。

続ける事に必須な条件を前提とし、給料や通勤距離などで納得できる職場を選べばよいのです。

このあたりは「転職サイト」でも無料相談や紹介を行ってます。
希望が明確なら、コンサルタントに頼ってみると良いでしょう。

⇒おすすめ介護士向け転職サイトを比較紹介!

計算機を持った女性

特に介護派遣の職員には、正社員より稼ぎが良い人もそこそこいます。

非常勤で希望条件を出しつつ、給料も良ければ理想的ですよね。

上手くいくとは限りませんが、それは正社員も同じこと。
仕事の疲れや負担が原因で続かない人は、一考の余地はあると思います。

⇒介護派遣のメリットとデメリット

「退職の判断」は慎重に

男性職員

介護業界は採用率が高く、転職活動が容易です。

「他の施設は給料も良く、休みも多い」「あそこの施設は楽」など…。
思わず転職したくなるような情報も、よく入ってきます。

私達としても、つい「転職すればOK」という気持ちになりがちですね。

別に悪い事ではないですし、ブラックな職場もあるので逃げる姿勢は大切です。

主任イメージ

ただ退職してから、「辞めなければ良かった」と後悔する職員も多くいます。

辞めて良いかの判断は、よく考えて下すようにしましょう。

悪質な職場を避け、安易な情報に惑わされない為にも、転職活動は慎重に行って下さい。
比較と情報収集を繰り返し、納得したうえで長く続けられる職場を選びましょう。

⇒「介護職を辞めたい」と思った時に考えたい事

1つの職場で続けるだけが正解ではない

案内イメージ

テーマに反しますが、必ずしも仕事を続ける事だけが正解ではありません。

特に介護では、要介護者が沢山増え、介護施設も乱立しています。
その中には、質が悪く長居すべきでない職場もあります。

また転職で得た様々な経験は、1つの職場では得られない知識となります。

介護業界は「転職経験」も武器になる

案内をする介護職員

現状の介護業界は、転職回数が多くてもあまり問題になりません。
辞めグセが付かないよう注意すれば、色々な職場を知るのも自分の糧になります。

例えば、下記の様な知識は転職経験者ならではの物。

  • 今いる職場の良し悪し
  • 自分の適性
  • 幅広い介護経験・知識

例え転職回数が多くとも、やはり介護経験は高く評価されます。

⇒介護職は転職回数が多いと採用に不利?

「良い職場の条件」は経験から学ぼう

チェックポイントを教える介護士

「自分にとって良い職場」は、やはり色々経験して分かります。

今が良いか悪いかは、様々な経験から比較しないと分かりません。
「続けるべきか」「辞めるべきか」の判断も同様です。

仕事を続ける気持ちも大切ですが、あまり気にしすぎる必要もありません。

介護の仕事を続けるうちに、仕事との上手い付き合い方も見えてきます。

自分に合った職場・働き方が見つかれば、思いもよらず続くものです。
介護職が続かないからと言って、焦る必要はありません。

転職先は必ずありますし、失敗した分だけ学びもあります。
失敗が多いと思ったら、違う施設種類を選ぶのも1つの手かと思います。

もし燃え尽き症候群になったら…

落ち込み

今現在、仕事に燃え尽きている方もいるでしょう。

もし燃え尽き症候群になってしまったら、無理する事はありません。
仕事はあるのですし、休養して自分を労わってあげましょう。

少し休めば、気力も戻ってきます。
まずは心の健康を取り戻すのが第一です。

介護士の相談

燃え尽き症候群は、自分で気を付けても避けられない事もあります。

そうした環境要因が多いのも、介護業界の問題ですね。

働く事業所の種類を変えたり、正社員にこだわらないなど…。
もっと楽な働き方を考え、上手く対応していきましょう。

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