介護職は転職回数が多いと採用に不利?伝えるべき転職理由とは

介護職は転職回数が多いと採用で不利? 転職活動

介護職として働いていると、理想の職場に巡り合うのは難しいもの。
そんな気は無くても、気付いたら転職回数が多くなってしまう事も珍しくありません。

そこで今回は、「介護職は転職回数が多いと採用に不利か?」というテーマでお話しします。

介護職の面接や採用では、転職回数が影響するのか?
無駄な転職を減らす為のポイントなどを解説します。
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介護職は転職回数が多いと採用に不利なのか?

結論から言ってしまうと、介護職は転職回数が多くても問題なく採用があります

転職回数を理由に、不採用になる事はほとんどないです。

転職回数は問題にならない

私も転職回数は多い方ですが、ちゃんと転職先を見つけられてます。
「転職回数が多いと採用に不利」と引き留められる事はあっても、面接でそこを突かれた事はないです。

当記事では、介護職として転職を重ねた人向けの内容が多くなりますが…
異業種からの場合でも、大丈夫です。

転職の面接

経験上、面接官の多くは、そこよりも「どんな仕事をしてきたか」に興味があります。

人事担当が見ている事

  • 介護の実務経験
  • 勤務した施設形態や事業所
  • 保有資格

経験者に関しては、「どんな職場でどのぐらい介護経験があるか?」に関心を持たれます。

他の不利な要素より、経験者としての評価が上回る事がほとんどです。
頼もしさや活躍を期待し、歓迎されるので大丈夫ですよ。

伝えるべき転職理由

介護業界、特に介護士の労働環境は決して良い方とは言えません。
休日出勤や残業、過度な夜勤や人間関係など…、心身の健康を崩し退職を選ぶ人もいます。

それでも「介護の仕事は好き」、「良い環境さえあれば、介護の仕事を続けたい」。
そんな人も多数います。

落ち込み

私も含め、そうして転職を繰り返しまった人も多いのでは?

人事担当者も、労働環境の事情は理解しています。
きちんと説明できる転職・退職理由があれば、面接官も意外に寛容です。

前職を辞めた理由を聞かれても、無理に取り繕うこともないかと思います。

事情を説明しつつ「前向きな内容」を話す

それでは、実際の転職理由の伝え方を考えてみましょう。
転職理由を伝える時は、「仕事に前向きな内容」が好ましいです。

また前が激務でキツイ職場だったとしても、あまり非難しすぎると印象が悪くなるので注意。
「良くしてもらっていましたが…」ぐらいのフォローは入れておきましょう。

介護での転職理由の話し方

  • 新しい環境で勉強したい
  • 転職回数が多くなってしまったが、それでも介護の仕事が好き
  • 長く働きたい職場だったが、人手不足で難しくなった

また転職回数がコンプレックスなら、素直に話すのもアリ
そのうえで長く働きたい意志を伝えれば、採用者も自覚がある事に安心するはずです。

私も実際に、「人手不足で無理をせねばならず、身体が持たなかった」と話したことがあります。
長く仕事が続いてない方ですが「そんな思いはさせないので、ぜひお願いします」とお声を頂きましたよ。

退職理由は人それぞれだと思いますが、賢く立ち回れば前向きな内容に昇華できます。

欠点のフォローより、転職希望先への関心を示した方が心象が良いですね

あまりに短い期間なら書かないのもアリ

在職期間があまりにも短い場合、履歴書に書かないのも賢い方法かと。

こんな時は履歴書に書かないのもアリ

  • 職場がどうしても合わず、1週間で辞めた
  • 試用期間中に辞めた

こんな時は、履歴書に書かない方が無難でしょう。
仮に書いても、口頭でフォローは聞くと思います。

但し嘘の経歴を書く事はNGです。

履歴書の内容や書き方に不安があるなら、転職サイトで履歴書の相談も受け付けています
不安や迷いがあれば、その道のプロに相談しましょう。

どうせなら実務経験をアピールしよう

転職回数が採用に問題ないのですから、せっかくなので実務経験をアピールしましょう。

こんな経験が評価される

  • 介護福祉士の資格がある
  • こんな利用者の対応をしていた
  • リーダー経験がある

これまでの仕事で得た経験は、全てあなたのアピールポイントになります。

あまりアピールが過ぎると、逆効果ではありますが…、
まずは自分の魅力に気付き、自信を持って転職活動に臨む事が大切です。

OKサイン

前向きな気持ちが取り戻せれば、「こんな仕事がしたい」「良い職場を探そう」と意欲が出てきます。
その気持ちが、何より転職を成功させるのに必要なものです。

特に介護業界は慢性的な人手不足ですので、転職時には職場をよく見定める必要があります。

必要以上に自分を卑下せず、「次こそは」と妥協無く転職活動に臨んでください。

介護未経験で転職回数が多い場合は?

介護未経験で今までの転職回数が多い場合は、どうでしょうか。

冒頭で述べた通り、こちらも採用はあるのでご安心ください。
経験者の武器が実務経験なら、未経験者は資格と意欲でアピールできます

歓迎される新人職員

まぁ実際には、そう構えなくても転職には苦労しません。
初任者研修を取りアピールすれば、採用は手堅いかと思います。

介護職員初任者研修の取り方を解説!受講内容やメリットも紹介

他職種の経験でも、思わぬことがアピールポイントになる事も。

面接では履歴書よりも人柄が大事

介護職で採用を得るには、履歴書の内容より面接での印象の方が重要です。

介護事業所は人手不足なので、良い人材がいれば基本的に採用したい考えです。
※経験者・未経験者問わず

介護職はこんな人材が欲しい!

  • 真面目で責任感がある
  • 優しく穏やか
  • 利用者を安心して任せられる

相手にこう思わせる事が出来たら勝ちです。

「介護職の面接で落ちた」を防ぐ 質問対応や服装マナー
人手不足の介護職とはいえ、面接で落とされてしまう事もあります。その理由と対策、面接時の服装や定番の服装など、介護職の面接内容についてまとめました。

資格や経験もそれを後押しますが、それだけではありません。
愛想のよい挨拶、気持ちの良い受け答えなど…、決め手になるモノは沢山あります。

真面目で誠実、清潔感があって柔らかい。
こんなイメージを目指してみると良いですね。

介護職で無駄に転職を重ねない為には

たとえ同じ職種でも、職場を変えた時には苦労があります。
仕事を探す・慣れる、どちらにしてもエネルギーを消費します。

転職回数があまり問題にならないとはいえ、無駄な転職を重ねるのは避けたいもの。
その為に出来る事は、何でしょうか。

例えば、下記の様な内容について考えを整理してみてはいかがでしょう?

無駄な転職をしない為に考えたい事

  • 自分の適性、介護事業所ごとの傾向を知る
  • 退職・転職時の判断基準を作る
  • 資格や職種など、具体的な目標を作る

自分の適性や職場の傾向を知る

介護士目線だけで見ても、色んな職場があります。

自分の適性職場の特徴を理解していないと、仕事が辛いと感じてしまいます。

転職の失敗例

  • レクが苦手なのに「デイサービス」
  • 夜勤や身体介護が辛いけど「特養」

意外と適性に気付く事は難しくて、自覚できない事もあります。
私の失敗は「料理が苦手なのにグループホームでした(笑)」

悩み

つい慣れた環境の職場を選んでしまいがちですが…、
毎回同じような理由で辛くなるなら、思い切って違う施設やサービスで働いてみるのも手ですね。

失敗したと思っても、「一度経験して勉強したかった」ぐらいに話せば、理解を得るのは難しくありません。

また誘いがあっても、出戻り転職はやめましょう。
同様の理由でいずれまた辛くなります。

退職と転職時の判断基準を作る

仕事を辞める時の基準自分が職場に求めるものは何か。
これらを考えておくと、ミスマッチや何となく辞めるという事も減らせます。

個人的に「基本的に辞めたい時は、無理しなくてOK」というスタンスですが…、
こだわりやマイルールの様なものは持ってます。

職場に対する自分の考え

  • 人間関係が第一、恵まれてるなら多少の事は気にしない
  • 出来れば休日は多い方が良い
  • 心身に過度な負担がある時は、迷わず辞める

自分にとって優先順位が高いのは、休日人間関係
給料は高い方が良いですが、身体の余裕と気持ちよく働けるかが大切です。

人間関係は分からないので、転職活動時は休日数に注目し選んでます。

仕事では過度な負担にならない限り、他職員への協力・配慮は意識します。
人の為というより、自分が気持ちよく働く為です

心身の限界を感じたら逃げる

「無理をしすぎない」という考えも大切。
仕事をするうえで、何よりも大事なのが心身の健康です。

職員に恵まれている時は、どうしてもギリギリまで頑張ってしまったりしますが…
無理と思ったら、私は退職を選びます。

介護職を辞めたい!注意したい職場と退職方法
介護職が辛い辞めたい、限界を感じたら辞めても大丈夫です。辞めても良いかの判断方法注意すべき介護施設の特徴。退職と転職の流れをお話しします。

上記記事でも書いてますが、限界を感じた時は逃げてOK。
この時ばかりは、転職回数は気にせず逃げましょう。

心身を病むぐらい辛い時は、迷わず退職して下さい。
仕事や他人より、自分の身体と心の健康が最優先です。

資格や目標となる職種を決める

給料最優先などのシンプルな考えでも、良い職場があるたび転職してはキリがないです。

資格や実務経験など、自分のスキルでのベースアップも同時に考えましょう。

勉強する看護学生

介護関係の資格は、実務経験が必要なモノがいくつかあります。
加えて、特定の職種に就くために必要な資格もあります。

それらの取得、あるいは受験条件を満たすまでは頑張る、とゴールを決めるのも有効です。

目標資格例

  • 介護福祉士
  • ケアマネ
  • 福祉用具専門相談員

例えば、上記の様な資格ですね。

介護福祉士とは?

資格取得や経験など、キリの良いタイミングまで粘ってみるのもアリです。
それを機に、新しい職種や待遇アップを狙うなど、転職に理由や目標が出来ます。

自分がなりたい職種、ステップアップなどを考え、計画的に動いていきましょう。

介護経験を評価してくれる職場を選ぶ

特に経験者の場合、実務と勤務年数の給与評価がきちんと定めている職場を選びましょう。

コレが出来てないと、社員が不公平感を感じ、定着率が低くなります。

介護にもホワイト企業は存在する!転職したくなる介護施設を紹介
忙しいイメージの介護業界にもホワイト企業は存在します。職員不足解決に向け、給料や休日など様々な取り組みが行われているのです。思わず介護に転職したくなるような、職場改善の成功例を紹介します。

上記記事でも言ってますが…
転職時には、中途採用者をはじめ、社内での給与基準がしっかりした職場が望ましいです。

また自分の評価が高かったとしても、職員不足で働きにくさを感じる事も…。

よくあるのが…、新規採用と既存職員の給料格差。
新規採用者の方が募集時の方の給料が高く、経験や勤務年数が多い職員と給料格差が残ってしまう事も。

ポイント

自分での情報収集はもちろん、転職サイトのアドバイザー等も活用し、良い職場を見つけましょう。

おすすめ介護職向け転職サイト5つを比較紹介!

仕事のスキルアップも

介護技術や知識、コミュニケーションなど…
介護職としてのスキルアップも常に考えていきましょう。

自分の総合力が高まる事で、仕事への評価・適応力が高まります。

以前は辛いと感じた仕事もスキルアップを重ねると、平気になったりします。
職員として信頼・評価が高まれば、仕事もしやすくなります。

結果的に、仕事が長続きする事に繋がる可能性があります。

介護職のスキルアップに役立ちそうな記事を紹介しておきます。

まとめ

今回は、「介護職は転職回数が多いと不利か」というテーマでお話ししました。

結論としては、大丈夫という事ですね。

今回の要点

  • 不利ではないので、上手く強みとしてアピールする
  • 転職理由は前向きな内容を伝える
  • 未経験者の場合でも問題ない

介護業界の転職活動においては、採用があるかより、職場選びの方が重要です。

自分を卑下して妥協するより、「自分が会社を選んでやる」ぐらいの気概で臨みましょう。

それが無駄な転職の回避にも繋がります。
自信を持って、前向きに臨んでくださいね。

また介護職は採用を得るより、退職時の方が苦労が多い面もあります。
良かったら下記記事もどうぞ。

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