男性介護職の採用はある?オススメしたい職場と転職時の注意点

男性介護職の採用実態と転職アドバイス転職活動

介護職というと、女性が多く低賃金のイメージが強い仕事ですよね。

介護の仕事に興味があるけど、躊躇している男性も多いのではないでしょうか?

  • 男性介護職は採用されない?
  • 男性が働きやすい職場が分からない
  • 「男の仕事」としての将来性は?

こんな悩みは尽きないかと思います。

しかし実際には、男性介護職も多く活躍してるので安心して下さい。
私も10年近く介護士として働いてます。

当記事では、採用や年収・職場選びなど、「男性介護職への転職アドバイス」をまとめました。

男性介護職の採用はありますし、需要もあります。
需要もあり仕事も安定して得られるので、悪くない選択だと思いますよ。
スポンサーリンク

男性介護職の採用はある?

介護職員の採用は、性別・年齢問わずあります。
未経験者も歓迎という職場がほとんどなので、ご安心下さい。

もちろん男性介護職の採用はありますし、需要もあります。

男性介護職員の割合

実際に、介護職全体における男性職員の割合を見てみます。

下記は、介護労働安定センサーの調査資料にある「回答者の性別割合」。

  • 男性(20.5%)
  • 女性(71.2%)
  • 無回答(8.2%)

参考:介護労働安定センター(令和元年度 介護労働実態調査結果)

男性職員は、全体の約2割ですね。

女性職員が多い事には変わりませんが、これは日中のパート職員の割合が関係してます。
正社員となると、体感ではもう少し男性職員が多めですね。

繰り返しですが、採用自体は問題なくあるので大丈夫です。

男性が多い職場もあるので、後述します。

男性介護職の需要は高い

男性からすると、女性が多い職場は躊躇してしまいますよね。

しかし、下記理由から男性介護職は必要とされてます。

男性介護士の需要がある理由

  • 身体介護で活躍する
  • 利用者様対応の幅が広がる(男性職員を好む方もいる)
  • フルタイムで働ける正社員として

抱えたり移乗したりの身体介助では、体力のある男性職員が活躍します。
利用者様もその意味で、男性職員の方が安心するという方もいます。

女性が良いという方ばかりでもなく、対応の幅を広げる為にも男性は必須です。

やってみると性別での働きにくさは、意外と無いですよ。

案内をする介護士

また家庭の事情で家を空けにくい女性に代わり、夜勤もこなす正職員としても活躍。

職員・利用者共に頼られる存在ですよ。

男性介護職のメリット

男性介護職は、自分自身にもメリットがあります。

  • 人間関係が楽
  • 男性職員を好む利用者もいる

介護は女性社会になりがちなので、女性同士の人間関係トラブルは付き物。

経験から言うと、人間関係では男性の方が楽だと思います。
女性同士は色々大変そうですが、男性は聞き役に回る事が多く当事者になりにくく気楽です。

介護士のプライベートイメージ

男性職員は、職場の人間関係における潤滑油としても機能します。

また利用者様の中には、「男性職員」の方が上手く対応できるケースもあります。
ただこれは逆も然りです。

総合的に見て、男性であることはメリットの方が大きいと思いますね。

要注意!男性が採用されにくい職場

介護事業所の中には、男性職員が採用されない職場も存在します。

極わずかですが、下記の様な職場では採用を得られない可能性もあります。

  • ほぼ女性職員の介護施設
  • 同性介護を謳う介護施設

介護施設は、利用者の半分以上が女性です。

その為、同性介護を謳う施設では採用を得られない可能性もあります。

実際には、男性職員が女性の介助をする事も多々あります。
性別業務に支障が出る事は少ないので、ご安心を。

また女性職員しかいない職場等では、「男性は働きにくいだろう」と面接官が気を利かせ、不採用とするケースもあります。

いずれにせよ働きにくい職場ですので、忘れた方が賢明です。

チェックポイントを教える介護士

ただこうした職場は、本当に極わずかです。

気になるのなら、小規模施設は避け、大規模施設を狙うと採用を得やすいでしょう。
※職員数が多く、性別の偏りが発生しにくい

心当たりがないのに不採用だった時も、気にする必要はありません。
職場側のタイミング等もありますし、誰でも落ちる時は落ちます。

初任者研修の取得面接マナーの見直しなどして、次に備えましょう。

男性介護士の年収や将来性は

続いて、「介護職は男性の仕事としてアリなのか」という話に移ります。

平均年収やキャリアなど、男性介護職の将来性を確認します。

男性介護職の平均年収

介護職員の平均年収は、約360万円程。
全体の給料相場と比べると、やや低めです。

介護士の平均年収とボーナスはいくら?資格や転職での給料アップ方法
介護士の平均年収やボーナス額や支給率など、介護士の給料相場を解説します。介護士の平均年収は約360万円、ボーナスは約55万円。ただしこれは平均であり、実際の額は職場により大きく異なります。転職や資格取得、働き方など、介護士が収入アップを目指す方法もご説明します。

詳しくは上記記事をご覧頂くとして、男性職員に注目したデータを見てみましょう。
R1年度の調査資料の中に、「性別毎の税込み月収」があります。

ここを見ると、高収入ほど男性職員の割合が多い事が分かります。

  • 【月収13万~15万円】男性10.5%:女性81.7%
  • 【月収30万~35万円】男性38.2%:女性53.2%

こんな感じで、収入にほぼ比例する形で男性職員の回答率が高くなります。

考えられる要因には、下記があります。

  • 役職に就く機会が多い
  • 勤続年数が長い
  • 夜勤回数が多い

結婚を機に退職する女性も多く、勤続年数やキャリアの長い職員が多い可能性もあります。

基本的に、役職や夜勤回数に男女の差はありません。
しかし、より仕事に集中しやすい男性に分がある事は否めません。

困り顔の女性

また「介護福祉士の取得」、「ケアマネ等への転身」など…。
実務経験に応じたキャリアアップも分かりやすく存在します。

経験年数に応じ、保有資格を増やしていけば収入を増やす事も可能ですよ。

年収400万円も目指せる範囲ですし、男性のお仕事としても悪くないですね。

男性介護職は将来性有り

既述の通り、介護職は男性の仕事選択としてアリです。

理由は、その安定性の高さにあります。

介護は高齢化社会において、今や必要不可欠。
その需要の高さは言うまでもないでしょう。

介護イメージ01

介護士不足による採用率の高さも、誰にでも再現が出来るという事。
年齢や性別問わず、多くの人が介護職としてキャリアをスタートできます。

収入も十分生活できる範囲ですし、資格取得や実務経験などカバーする方法は多くあります。
介護職への転職に将来性はある?そのメリットと安定性を解説
介護職は将来性も安定性もある仕事です。仕事は無くならならず再現性も高い、給料も生活できるレベルです。介護職への転職メリット、リスクを減らし安定性を高める働き方などを解説します。現状をお伝えしつつ、介護職として転職成功させる為の考え方をお話しします。

この収入と雇用の安定性があれば、仕事として魅力的ではないでしょうか。

近年は賃金見直しやキャリアアップが分かりやすくなったのもあり、将来性も十分でしょう。

男性介護職にオススメしたい転職先

介護職員の職場には、様々な介護事業所があります。

ここからは、男性職員にオススメしたい職場をいくつか紹介します。
転職アドバイスもあるので、ご参考下さい。

特養や有料などの大規模施設

私も男性ですが、男としては転職時に下記要素が気になるはず。

  • 男性職員の比率
  • 給料の高さ
  • ボーナスの有無

これらを満たすのが、特別養護老人ホーム有料老人ホームです。

まずボーナスの支給率は、全体的に訪問より介護施設の方が高め。
年収の面で見ると、特に上記2つが優れています。

マネジメントイメージ

またこれらは大型施設ですので、職員数も多く男性職員と働ける可能性も高いです。

より収入や男性職員が多いのは、特養ですね。
仕事内容のバランスが良く、働きやすいのは有料になります。

男性介護職が働きにくい職場

逆に男性職員が働きにくい職場も紹介します。

個人的意見が含まれますが、下記あたりじゃないでしょうか。

  • 訪問介護
  • グループホーム
  • デイサービス

訪問やグループホームは、料理など家事的な業務も含まれます。
苦手意識のある人は避けた方が無難でしょう。

デイサービスは、レクリエーションが活発な施設ですね。
性別は関係ないかもですが、レクに抵抗のある方は避けましょう。

会議の様子

また上記職場は、経験から特に女性が多い印象を受けます。

特に小型施設は職員数も少なく、運が悪いと女性職員しかいない事も…。
問題なくやれるとは思いますが、男性一人のやりにくさはあるので気になる人は回避推奨です。

男性介護士の転職失敗談

実は私の介護士デビューは、ある意味失敗でした。

というのも、グループホームで男性は私一人。
料理がある事も知らず、色々な意味で働きにくかったです。

男一人で若いのもあって、良くしてもらいましたが心細かったです。

その後は特養を中心に大型施設で働いてますが、男性職員がいた方が気持ちは楽ですね。

…というワケで、ここまでの話はデータだけでなく経験則にも基づいてお伝えしてます。

転職活動ではしっかり情報収集する

ここまでで男性向けの職場をお伝えしましたが、個人の適性もあります。
また「全ての施設がそうだ」と言い切れる物でもありません。

収入や職員の性別割合、休日や福利厚生。
転職活動においては、とにかく情報収集が重要です。

お話しした内容を活かしつつ、転職活動に活かして頂ければと思います。

パソコンで仕事をするスーツ女性

職場の情報収集や比較には、転職サイトが必須です。
アドバイザーも活用し、自分に合った介護施設を見つけましょう。

特にきらケアは、内部情報に強くマッチング力に期待できます。
高収入を狙ったり、ネガティブ情報を回避する等、役に立つと思いますよ。

「男性が働きやすい職場は?」と相談してみるも良いですね。

きらケア介護求人の使い方と口コミ評判

まとめ

今回は「男性介護職の転職アドバイス」をお伝えしました。

男性介護職は、介護業界において必要不可欠。
決して「男らしくない仕事」や「男に出来ない仕事」ではありません。

少しでも男性介護職の仲間が欲しい、力になれればと記事を書かせて頂きました。
胸を張って介護士を目指して下さい。

車イスの介助

当記事では、男性向けの職場をいくつかオススメしました。

ただ自分でも、施設種類の違いを理解しておくのも大切です。

もっと職場を知りたい方は、下記書籍をご覧になってみて下さい。
介護現場や業界のこと、仕事内容などが分かりやすく解説されてます。

他にも介護職に関する記事があるので、良かったらどうぞ。

異業種から介護職へ転職は可能?注意点や使える志望動機などを解説
異業種から介護職に転職する際の注意点をお伝えします。「採用はある?」「異業種からの志望動機」「介護業界の特徴や給料」など、初めて介護職に就く時に知りたい情報を異業種から始める方向けにまとめました。
求人や面接で分かるブラック介護施設の特徴!介護職の即採用は危険?
働き始める前に注意したい、求人広告や面接でのブラック介護施設の見分け方をお話しします。良すぎる条件や態度の悪い面接官、即採用など、「ちょっと危ないかも?」という施設の特徴をお伝えします。介護職での転職活動にお役立て下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました