介護職が転職でワークライフバランスを実現する方法

働き方

「仕事も生活も充実させたい」、これは現代人の多くが持つ望みです。
特に職員不足にある介護職では、ワークライフバランスに悩む人も多いでしょう。

今回は「介護職が転職でワークライフバランスを実現する方法」というテーマを扱います。

10年近く介護で働き分かった実情から、仕事も生活も大切にする働き方を提案します。

介護職がワークライフバランス実現するには、誰かが整えてくれるのを待ってはダメです。
その時々で「正社員」と「それ以外」を使い分け、自分で選び作らなくてはなりません。

その理由と具体的な動き方を解説します。

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介護職が転職でワークライフバランスを実現する方法

介護職が転職でライフワークバランスを実現するには、自らでそれを作る意識が重要です。

介護業界の現状や課題を交えつつ、転職で「意識すべき事」と「動き方」を解説します。

介護職はもっと楽に働く必要がある

介護業界はご存知の通り、職員の負担が多く、仕事の満足度が低い現状です。

下記は、介護職に多い「仕事の不満・悩み」です。

介護職の悩み・不満

  • 休日出勤や残業が多く、有給が取りにくい
  • 自分の仕事に不安がある
  • 不定期なシフトで働きにくい
  • 仕事が大変なのに、給料が低い

私も長年介護職として働いてますが、転職を選ぶ人は「仕事に疲れた」という理由が大半です。

給料が低い等もありますが、根底には「こんなに仕事が大変なのに」という思いがあります。
※私の過去の転職理由も、ほぼ全て疲れたからの一言です。

パソコンを見てショックを受ける女性

介護職が「仕事と生活の調和」を目指すには、これらの問題解決が必須です。
まずは「仕事の楽」を重視し、そこからバランス調整する動きをすべきでしょう。

ワークライフバランスは「自分で作る」

「仕事が大変で給料も安い」、この解決を会社や他人に期待してはいけません。

介護職員の不足により、事業所では働き手を多く必要としてます。
相手に流されるままでいると、仕事へ比重が偏り、理想バランスから外れ疲弊します。

介護は「働き方の多様性」に優れた業界

ネガティブな話題から始めましたが、実は「働き方の多様性」では介護職は優れてます。

その理由は下記。

介護職が色々な働き方が出来る理由

  • 24時間、どこかで仕事がある
  • 需要が高い為、自分の希望条件が受け入れられやすい

詳しくは後述しますが、このメリットを活かすにはパート派遣が適してます。

例えば、「家庭や育児を重視しつつ、隙間時間で働く」。
「夜勤専従で働き、出勤日数を減らしつつ収入アップ」、という働き方も可能です。

チェックポイントを教える介護士

正社員であっても、「土日休み」や「夜勤無し」の職場も選べます。

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多様な働き方ができる業界なのは事実なので、まずは自分の希望する働き方を明確にする事。
そこから、それが実現できる職場・雇用形態を選ぶ事です。

まずは「生活」に重視する

転職において、生活と仕事の充実を目指すなら、まずは生活を重視すべき。

具体的には、休日数勤務時間を重視した方が安定します。

高収入の職場は処遇改善込みの表記が多く、透明性が低い。
勤務時間は増やすより、減らす方が難しい。

理想とする働き方は人それぞれですが、介護ではこういった事情もあります。

給料が低すぎるのは例外として、まずは生活重視の選択が総合的な満足度に繋がります。
後から正社員になる事も可能なので、その点も安心です。

「NO」を伝える重要性

転職活動中でも仕事でも、自分の希望に反して良い顔はしない事です。

良く思われたい為に、無理はしない様にしましょう。

これらの話は断ろう

  • もっと出勤日数増やせる?
  • この業務もお願いできる?
  • 残業、勤務時間の増加

快適な職場に転職できたと思っても、こういった事の積み重ねで負担は増えます。

介護士のプライベートイメージ

自分はつい「皆も大変だから」と思って良い顔をしてしまうのですが、行きつく先は「業務過多でミスも増え、休みは寝てるだけ」という未来です。

職員からの評価は得られても、結局は困った時の便利屋というだけだったり。

協調性は大事ですが、一番大事にすべきは自分です。
仕事と生活の調和を守る第一歩は、「NO」と言える様になる事ですね。

キャリアプランを明確にする

仕事の満足度を高める意味では、キャリアプランを明確にする必要もありますね。

介護職におけるキャリアプランの考え方

  • いつどんな資格を取るのか
  • どんな職場で経験を積むのか

これらの計画があると、将来的な仕事の満足度も高まります。

困り顔の女性

介護の主要資格では、介護福祉士ケアマネの取得に実務経験が求められます。

これらの取得タイミング、受験資格の満たし方について考えてみるのも有効ですね。

例えばケアマネを目指すとして…
「介護士として経験を積み介護福祉士を取得、その後は生活相談員として働く」等

もちろん役職や管理者を目指し、正社員で働くのもOK。
その時になってやっぱり違うと思ったら、軌道修正も可能です。

今の自分の気持ちと向き合い、なるべく多くの可能性を残せる動き方を心がけましょう。

パートや派遣がワークライフバランスで有利な理由

ここまでの話は、「自分で選ぶ意識」や「仕事の楽」が大切と述べました。

察した方も多いでしょうが、介護職がWLBの実現するには派遣やパートが有利
非常勤の立場から、収入アップや安定を目指した方が堅実です。

その理由や視点から、もう少し解説します。

正社員とそれ以外での「働き方格差」

社員より「パート・派遣」の働き方が自由なのは、どの業界でも同じです。

ただ介護業界では、正社員がその「穴埋め」を担う傾向が特に目立ちます。
それを示す例に、下記の事例があります。

介護における正社員あるある

  • 日中のみ勤務の職員が多く、夜勤ばかり
  • 職員数が多いのに、正社員の残業や休日出勤が減らない
  • 夜勤専従職員が多く、稼げない

こういった不満もあり、正社員のモチベーションが下がるわけです。

非常勤が悪いとかではなく、これは職場の人材管理の問題ですね。職員不足に悩む職場では、「非常勤の希望者はいても、正社員の応募が無い」という問題が散見されます。

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上記記事でも言ってますが、正社員がその他職員のWLB実現を支える存在になってます。

その為、正社員が安定を維持する事は非常に困難。
正社員とそれ以外では、「働き方格差」と言えるものが広がりつつあります。

こういった理由により、仕事と生活の調和を取るには、派遣やパートが圧倒的有利です。

社員よりパートの方が多い職場も多く、その負担差は無視できません。
また介護派遣の時給相場も良く、非常勤から正社員になる事も難しくありません。

まずは「健康的な生活」ありきで働き、そこから収入を高める動きを狙いましょう。

与えられた「安定」は簡単に崩壊する

先の話とも関連しますが、理想の職場があったとしても、その維持は非常に困難です。

介護業界では職員の入れ替わりも激しく、利用者様の状態も目まぐるしく変化します。

休日が多く業務に余裕がある、スキルアップや仕事の質にも満足がいく。
こんな職場も時間がたてば、残業まみれになってる可能性もあります。

マネジメントイメージ

こうした事態の回避には、職場の「雇用改善への取り組み方」が問われます。
しかしそれらの成否や職員定着率を、転職前の段階で明らかにする事は難しいです。

正社員を目指す場合も、パートや派遣での様子見でリスク回避しましょう。

雇用改善の成果をあげてる事業所も多いので、悲観はしなくて大丈夫です。

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非常勤の実務経験もキャリアアップに繋がる

介護職のキャリアを語る上で、雇用形態は足かせにはなりません。

介護福祉士やケアマネ等で必要な実務経験も、非常勤で満たす事が出来ます。
転職でも同様で、見られるのは保有資格や大まかな実務経験のみ。

正社員の方が勤務日数の関係で、受験条件を満たしやすい。
または役職に就きやすい程度の差ですね。

キャリアの差は発生しにくいので、自分の生活スタイル優先でも問題はありません。

働き方を柔軟に選び、仕事と生活の充実を目指す

繰り返しですが、介護職が転職でワークライフバランスを意識するなら、派遣やパートが有利。

ただ福利厚生や給料など、正社員ならではのメリットもあります。
役職や担当業務等、正社員ならではのやりがいも存在します。

「正社員」と「派遣・パート」を使い分ける

既述の通り、勤務条件さえ満たせば、すぐに正社員になれる職場が大半です。
また辞められるぐらいなら、「パートで良いから続けて欲しい」という所も少なくないです。

なので私からは、正社員と非常勤を目的に応じ使い分ける事をオススメします。

その時のライフスタイルに合わせ、柔軟な働き方をする

  • 資格取得の時間を作る為に、派遣やパートで働く
  • 職員数が多く、休みや収入の確保が望めるので正社員
  • 心身の疲労が増えてきたので、非常勤になる

派遣やパート、時には正社員の立場も利用し、仕事と生活の調和を目指して下さい。

案内をする介護士

介護はキツくて、つい転職ばかり繰り返してしまう。

そんな時は、「ワークライフバランスは自分で作れる事」、そのために「交渉する」という手段もある事を思い出して頂ければと思います。

もし派遣やパートも検討するなら、「かいご畑」が便利です。
派遣事業も行っており、資格取得支援もあるので、今回のテーマにピッタリだと思いますよ。

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