毎日の申し送りの多い介護職には、メモ帳も必須アイテムの1つ。
そこで今回は「介護職向けのおすすめメモ帳と手帳」をまとめました。
職種や目的別に応じ、多様なサイズから便利メモ帳を選びました。
業務中のメモの活用場面についても触れてます。
現場の介護士から相談援助職、業務や会議など、様々な場面でご活用ください。
「介護職向けおすすめメモ帳・手帳」まとめ
早速、「介護職にオススメしたいメモ帳と手帳」を紹介します。
現場の介護士から相談員などの相談援助職。
朝礼や会議など、職種や用途に応じ様々なサイズのメモ帳を紹介します。
ポケットサイズのリングメモ帳
まずは、ミニサイズのリングメモ帳です。
ミニサイズは、現場の介護士にオススメしたいメモ帳。
こちらは私も愛用してるタイプです。
ポケットに入るサイズなので、仕事中の持ち歩きに適してます。
サイズで言うと「A7(74mm×105mm)」位が目安です。
どれも大きな差はないですが、罫線があるタイプが使いやすいですね。
- リングメモなので不要部分は捨てられる
- ポケットサイズで持ち歩きに便利
- 「書き置き」を残すのにも使える
介護士が毎日の業務連絡をメモするのにオススメ。
例えば朝礼などのでの「申し送り」、「仕事中の細かな連絡」など…。
こういったその日、その時だけ必要な情報を残すメモとして優れます。
手帳サイズの仕分けメモ
仕事を覚えたい新入介護職、会議や委員会用のメモには、手帳サイズのメモがオススメ。
連絡事項や窓口業務の多い、「相談援助職」の方。
あるいは「情報量の多い職場の介護士」にもオススメです。
身体介助の多い介護士でも、付き添い指導がある時は見て聞いてのメモが多くなります。
会議や委員会など、メモ量が増えじっくり書く場面ではミニサイズだと物足りません。
コチラの商品の様に、仕分け可能なタイプなら1冊で使い分けもOK。
介護職用の「ケア手帳(スケジュール帳)」
介護職向けに作成された手帳もあるので紹介。
下記は、「介護福祉士会監修」によるケア手帳。
施設や訪問の介護士、ケアマネから相談員まで、全介護職員に向けた手帳です。
介護職必携 ケア手帳
日程管理のしやすい月間スケジュール、詳細メモが書ける週刊スケジュールを完備。
「介護制度の情報」や「高齢者との会話に便利な資料」も収録。
カレンダー付のスケジュール帳は、日程やイベントの管理に便利。
シフトの記入にも使えますね。
生活相談員やケアマネ、介護事務など、連絡や窓口業務の多い方にも重宝するかと。
ケアマネージャー用の実用手帳
加え、ケアマネ用の手帳も販売されてるのでご紹介します。
ユーキャンなどでも扱ってますが、今回は「中央法規」出版の商品を紹介。
スケジュール欄が豊富で、「週間・月間・年間毎」に書き込めます。
年間や月間の予定を書いたり、その日の時間別にメモも可能。
忙しいケアマネの時間管理に優れた手帳ですね。
まさにケアマネの為の手帳ですね。
wemo【ウェアラブルメモ】
介護職にオススメしたいメモに「wemo」があります。
※引用元:wemo公式より
こちらはウェアラブルメモとも呼ばれる先進的なメモ。
その名の通り、「身に着けられるメモ」をコンセプトとした商品です。
介護や医療の現場で好評を受ける、現場作業者に向いたメモです。
「いつでも書ける」事を目指しデザインされ、繰り返す利用に強い商品です。
wemoには商品バリエーションが色々ありますが、介護職にオススメしたいのは下記2種。
- バンドタイプ
- パッドタイプ
それぞれ特徴をご紹介します。
バンドタイプ
バンドタイプは、シリコンバンドを腕に巻くタイプの商品。
しかも「水にぬれても消えない」という、介護現場に嬉しい機能付き。
カラーも様々ですが、オススメは黒ペンが見やすい「白」「青」「ベージュ」あたり。
とっさの時、つい手の甲にメモを書いたりしますよね。
そんな感覚で使える便利グッズ、業務中でも活躍できます。
公式では、市販ボールペンだと「ZEBRA社ジムノック0.7mm芯」が推奨されてます。
パッドタイプ
パッドタイプは、パソコンなどに貼り付けて使用します。
他にもスマホやタブレット、机等にも貼り付けられます。
こちらのタイプは付箋感覚で使える商品ですね。
大きさはS・M・Lの3種類。
標準サイズのMで「90mm×68mm」。
小さくも大きすぎずも無く、貼り付けメモとしてちょうど良いサイズ。
【おまけ】ホワイトボード
趣旨から少しずれますが、介護ではホワイトボードも活躍します。
- 食事献立、出勤職員などの表記掲示板
- 利用者との筆談
- レクでの使用、創作物の掲示
大きいサイズであれば、黒板替わりの掲示板。
小さいサイズなら利用者との筆談に活用できます。
メモ帳とは違いますが、これも介護職が仕事で必須とするグッズの1つですね。
介護職におけるメモの取り方
続いて、介護職に向けたメモの使い方を紹介。
主に介護士に向けた内容ですが、メモを必要とする場面は下記。
- 朝礼や夕礼での申し送り
- 会議や委員会、研修
- 指導を受ける新入社員のに
簡単に見ていきましょう。
申し送り(朝礼・夕礼など)
例えば、朝礼や業務中の申し送りですね。
主にその日の「利用者状況の特記事項」や「業務連絡」。
「他職員からの指示」などです。
介護職で多いのは、利用者状況についての連絡ですね。
- 排便や水分の少ない方
- 熱発、体調不良者
- 不眠や不穏など、特記事項のある方
このあたりが定番でしょうか。
仕事の始まりには、他職員から申し送りを聞く。
他職員の出勤時には、情報を人に伝える。
介護では、こうした連鎖で情報を伝えていくのが基本ですね。
会議や委員会
後はフロア会議や委員会での話し合い、決定事項の内容。
研修の内容などでもメモを使います。
会議では、業務やケア方法に関する決定も多くあります。
書いて覚える面もありますし、仕事を把握する意味でメモは重要ですね。
「議題に対し、意見や決定・結論を箇条書きにメモを取る」と見やすいです。
研修時も感想を書かされるので、要注意ですね。
新入社員が取るべきメモ
新入社員は覚える事が多く、メモも沢山必要とします。
入ってくる情報が多いので、後で見返せるよう大事な事はメモに残しておきましょう。
- 利用者の特徴や座席、注意点やケア方法
- 各シフトの業務スケジュール
- 職場の業務ルール
定番の内容としては、こんなところですね。
やる気のアピールにも使えるので、メモ帳は必須です。
職場によっては、スケジュール表や座席表などが用意されてる事もあります。
そうした新入社員向け書類に書き加えていくのも、情報整理しやすくオススメ。
職場により異なる内容が多いですが、やはり介助を必要とする利用者の事を優先すると良いです。
移乗やトイレはどうするのか。
甘い物をさけたり、トロミを付ける人は誰か、…等ですね。
場面や仕事でメモ帳を使い分ける
メモ帳紹介でも話しましたが、ケースに応じメモ帳を使い分けると便利です。
- 現場での業務中は「ポケットサイズのメモ」
- 会議やスケジュール管理には「手帳」
介護士など現場仕事が多い人は、基本的に仕事中に持ち歩けるポケットサイズ。
その他職種、メモが多くなる場面では手帳サイズと使い分けるのがオススメです。
何にしても、ポケットメモと手帳の2種があれば理想。
面倒な人はメモ帳だけ持ってればOKです。
その他「介護職にオススメな便利グッズ」
今回は「介護職向けのメモ・手帳」をご紹介しました。
メモ帳は介護職にとって、仕事での必須アイテムの1つ。
毎日使うモノなので、自分に合った物を選んで効率的に働きたいですね。
その他の介護士用品については、別記事でも紹介してます。
制服や印鑑、靴など、色々あるので活用してみて下さいね。
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