入浴介助ではどんな服装を用意する?基本の持ち物と便利グッズを紹介

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介護士用品

多くの介護現場では、入浴介助時の服装は自分で用意しなくてはなりません。
またお風呂での介助は、汗をかいたり滑ったりと、危険が沢山あります。

そこで今回は「入浴介助時の服装と便利グッズ」についてお話しします。

服や基本の持ち物、介助を快適にする便利グッズをご紹介します。
サンダルや長靴の靴の選び方まで、詳しく解説します。
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入浴介助での服装とは?

高齢者の洗身介助

入浴介助の際は、入浴介助用の服装に着替えて介助をします。
濡れても大丈夫な服を用意しましょう。

具体的には、下記の様な服装が必要です。

入浴介助用の服装

  • 半袖のシャツ・ズボン
  • 入浴用エプロン
  • 入浴用のサンダル・長靴

介護士の方であれば、サンダルやエプロンは職場で用意してある事が多いですね。
入浴用の服は、制服と違い支給される事はほぼ無く、自分で用意する必要があります。

1つずつご説明していきます。

基本は「半袖のシャツ・ズボン」

入浴介助は服が濡れるため、半袖のシャツ・ズボンを用意します。
長袖であっても、まくって使用すればOKです。

動きやすく金具なども無い、シンプルなかつ安全な服装であれば大丈夫です。

商品ページ ⇒ 4.4オンスドライTシャツ(男女兼用)

実際には、画像の様な「Tシャツにハーフジャージ」の様なラフな服装でOKです。

またズボンはあまり短すぎても注意を受ける事があります。
ズボンの丈は、膝ぐらいまでの長さを目安にすると良いでしょう。

介護現場でも、制服ほど色や柄の注意はありません。
気になる様であれば、介護ウェアの様に「無地で暗め・淡めの色」を選ぶと良いでしょう。

介護ウェアについては、下記記事をご覧ください。
介護ウェア(制服)の選び方と定番デザイン

撥水シャツやパンツも便利

基本的には先ほどの服装でOKですが、こだわるなら「撥水シャツ・パンツ」もオススメ。

入浴介助は何人もの方を入れる為、派手に濡れるとその格好で介助を続けなくてはなりません。
正直な話、下着も結構濡れます。

商品ページ:入浴介助 撥水Tシャツ

撥水加工されてる服装であれば、仕事がやりやすくなります。
入浴エプロンを使わないなら、特に持っておきたいですね。

表面で水を弾くので、下着も守ってくれますよ。
上記商品ショップでは「撥水パンツ」も扱ってます。

入浴介助エプロン

機械浴(ストレッチャー浴)

入浴介助用のエプロンもあると便利なグッズですね。

濡れても良い服装に着替えるとはいえ、濡れるとやはり介助しにくくなります。
衣服をしっかり守ってくれ、水への防御性能はかなり高いです。

機械浴などでは、相手の介護度的に抱える機会も多いのでオススメ。

その代わり、重く動きにくい商品もあり、身体介助しにくく感じる可能性もあります。
物によっては、かなり価格が高めの商品もあります。

一応、動きやすく購入しやすそうな価格の商品を探してみました。

商品ページ:<ホワイセル>入浴介助エプロン(男女兼用)

介護現場では準備されていない事も多いです。
必要ならご自身で用意するか、購入を相談してみると良いですね。

入浴介助時の「サンダル」「長靴」

入浴介助時の履物は「サンダル」や「長靴」を使用します。

ただほとんどの介護現場では、サンダルの使用が一般的かと思います。
クロックスタイプも良く使用されますね。

入浴介助イメージ

ご自身で用意するなら、滑りにくく動きやすいラバーサンダルが良いでしょう。

商品ページ:グリップ付きEVAサンダル

例えば、こんな感じですね。
車いすやチェアなどで足をケガする可能性もあるので、足先も保護してあると安心です。

長靴ばを選ぶメリットとしては、感染症やケガなど足の安全を守れる事です。

使用するのであれば、つま先が軽く水が入りにくいモノがオススメ。
膝までしっかり守れる長靴を選びましょう。

入浴介助時の履き物には色々な意見も

会議の様子

入浴介助時の履き物については、色々な意見があるのでご紹介しておきます。

入浴介助時の履き物への意見

  • 利用者の足を踏んだ時に危険、裸足が良いのでは?
  • 介助中に職員が転ぶ方が危ない、滑り止めのある履き物を選ぶべき

私の意見としては、履き物は必ず履いた方が良いと思ってます。

痛みやケガなど、自分が安全でなくては利用者を守る事はできません。
職員は利用者を支える側ですから、滑らず安定した格好でいた方が良いでしょう。

NGサインをする介護職員

また入浴介助中は、実は職員の足もかなり危険です。

シャワーチェアやストレッチャーの車輪の側にいる事が多く、足先は特に危険ないです。
クロックスや長靴タイプで動きやすい物があれば、使ってみても良いと思います。

ただ「相手の足を踏んだら危険」という指摘は、最もです。
入浴はケガや転倒も多い場面ですので、細心の注意を払い介助にあたりましょう。

入浴介助での便利グッズ

〇マークイメージ

続いては、入浴介助時に持っておきたい便利グッズをご紹介します。

汗対策やマスク関連など、介護士(介助者)目線で選びました。

「ロールオン」や「汗拭きシート」で汗の臭い対策

体臭が気になる人

入浴介助中は、汗の臭いが気になりますね。

夏はもちろん、冬場も暖房が効いてるので意外に汗をかきます。

制汗剤や汗対策のグッズを持っておくと、気になる時に安心です。
介助で密着する場面も多いので、臭いのエチケットには気を付けておきたいところ。

案内イメージ

私がよく使うのは、ロールオン拭き取りシートですね。

臭いが強すぎるのも不快ですので、なるべく「消臭・無香料」の商品を選ぶのが良いかと。

介護の場では、コチラの様に無香料のタイプが無難かと思います。

また入浴介助後は、自分もさっぱり拭き取れるシートタイプもオススメです。
フェイスタオルと併せて、持っておきましょう。

マスクやフェイスシールド

コロナの影響もあり、入浴介助中もマスク着用を義務付けている介護現場も増えてきました。
中には、フェイスシールドを着用する所もあるみたいです。

とはいえ、お風呂場でのマスクは暑くて辛いものです。
…そんなワケで、涼しげなマスクを探してみました。

HYPER GUAR(MASK-2-WHT-M_ta)

こちらは所謂「夏用マスク」です。
通気性良いので呼吸しやすく、吸水速乾性でマスク内の熱も逃がしやすい作りになってます。

ひんやりマスクとしての面もある様です。
「熱さや蒸れ対策をしたマスク」という事でしょうね。

フェイスシールドとは?

フェイスシールドとは、顔全体を覆う透明マスクという感じの商品です。
馴染みない方も多いでしょうが、最近では飲食店の店員さん等も使用されてますね。

実物は、下記の様なモノになります。

こんな感じで、顔前面を覆う様にして装着します。
感染対策に厳しい職場だと、フェイスシールドとマスクを装着し入浴介助している所もあります。

入浴介助用の「使い捨てロング手袋」「洗身タオル」

困り顔の女性

介護では主に排泄介助時に使う、使い捨て手袋。

実は「入浴介助用の手袋」も存在します。

入浴介助中は、陰部や足先の洗浄など、手袋が欲しい場面もあるのですが…
通常の使い捨て手袋だと、すぐに水が入ってしまい蒸れてしまいます。

その為、入浴介助用の手袋はロングサイズが使われる事が多いですね。

例えば、こんな感じです。
上記は入浴介助にアピールされたりしてる商品ですね。

Amzonの説明画像を見ても、それ用に作られた印象。
腕の根側は、水などが入りにくい様ピタッと締まる作りになってます。

案内をする介護士

また別の入浴用手袋には、他にも「洗身用の手袋」もあります。

手にはめて使える手袋タオルで、身体をなでるように洗える商品です。
デイサービスをはじめ、介護施設でよく使用される洗身用品です。

興味があれば、下記記事をご参考下さい。

高齢者や介護向けオススメ洗身タオル【福祉用具や入浴介助も対応】
お風呂で身体が上手く洗えない時に使えるボディタオル等を紹介。高齢者や介護福祉で使いやすい、オススメの風呂タオルをまとめました。お肌に優しい柔らかいタオル、介護で便利な手袋型タオルなど。自分で身体を洗いやすくする洗身自助具等を使い方と共に解説中です。

入浴用の介護用品【家族介護】

ご家庭で入浴介助を行うのであれば、「介護用のチェア」や「手すり」があると便利。

入浴介護のイメージ

これらは入浴補助具といって、お風呂で使う介護用品です。
自分で出来る事を増やし、危険リスクを減らすなど、介護者負担の軽減にも役立ちます。

詳しくは、下記記事でまとめています。

お風呂で使える介護用品まとめ【入浴介助を楽にする便利グッズ】
お風呂で使える介護用の種類と使い方をまとめました。どれも家庭で使える福祉用品なので、高齢者のいるご家庭や家族介護で役立てる事が出来ます。お風呂をまたげない、立ち上がりが辛いなど、悩む場面毎に便利グッズと使い方を解説、工事不要で介護しやすいお風呂場にする情報をお伝えします。介護者向けのアドバイスもお話ししてます。

まとめ

入浴介助イメージ

今回は「入浴介助で使う服装と便利グッズ」について解説しました。

記事中でも述べましたが、入浴介助は高齢者・介護者ともに危険が多い場面です。
安全に楽しく入浴が楽しめるよう、参考にしながらベストな物を選んで頂ければと思います。

入浴ウェアは、介護士にとってよく使用する仕事道具の1つ。
この機会にこだわってみてはいかがでしょう?

会社に急ぐ女性

また入浴介助での服装は、自分で持ち帰って洗濯する職場も増えてます。

濡れてるうえにかさばるので、大きめの通勤バッグを用意。
あるいは、ビニール袋や専用バッグ等を用意しておくのがオススメです。

介護職にオススメしたい通勤バッグ

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