当記事では、「介護用の使い捨て手袋のオススメ商品と選び方」を解説。
使い捨て手袋の素材や特徴、サイズやカラーなどの選び方。
オムツ交換やトイレ介助に使える物等、介護現場でオススメの使い捨て手袋を紹介します。
介護用使い捨て手袋の特徴
介護用の使い捨て手袋は、下記特徴の物が主に使用されます。
- ポリ塩化ビニール(PVC)素材
- パウダーフリー
- 透明で手首までの長さ、左右兼用
介護において、使い捨て手袋は「利用者に触れての排泄介助」や「口腔ケア」。
「オムツゴミ等の汚物処理」等に使用されます。
触れる相手がいる事を考慮し、アレルギー等の「安全リスク」や「利用者心理」。
汚物処理に使える耐久性、使いやすさで手袋を選ぶことが大切です。
ポリ塩化ビニール素材が主流
介護現場では、下記の様なポリ塩化ビニール(PVC)の使い捨て手袋がよく使用されます。
こちらはアレルギー反応の心配が少なく、強度と耐久性に優れます。
欠点は熱に弱く、食品衛生法に適合してない商品も多い事。
目的に応じ、商品を選ぶ必要があります。
汚物処理等を行う分には問題ありません。
介護用で使われる手袋の他素材には、ニトリルやポリエチレン等があります。
ニトリル手袋は、高機能かつアレルギーの心配が少ない素材。
フィット感もあり口腔ケアにも向きますが、介護職に使われる事は少なめ。
ポリエチレンは安価ですが、耐久面に不安があり滑りやすい等の特徴があります。
私自身も10年以上介護現場で使用してますが、使いにくさは感じません。
介護用手袋で「避けるべき素材」
使い捨て手袋で避けるべき物として、「ラテックス(天然ゴム)」と「粉付き手袋」があります。
これらはアレルギー反応を引き起こす可能性がある等、安全性のリスクが指摘されてます。
稀にという話ではありますが、人に触れての使用では注意が必要です。
介護ではラテックス手袋は避け、パウダーフリーの手袋の使用が無難です。
カラーとサイズの選び方
介護で使われる使い捨て手袋は、主に「S」「M」「L」の3サイズが用意されてます。
女性であれば「S~M」、男性なら「M~L」がジャストサイズとなるでしょう。
介護で主流となってる商品では、掌幅がSで9.5cm。
以降サイズアップする毎に1cmずつ広くなります。
多少大きくても使う事はできるので、MかLを選べば大きな失敗はしないと思います。
手袋の長さも種類がありますが、介護では手首の先位までの長さが主流です。
入浴介助用や利用者の体を濡らさない目的で、肘先まで守れるタイプもあります。
手袋のカラーは、透明やそれに近い白が主流です。
色付きの物は手袋の主張が強く、「汚い物のように扱われる」「何だか恐い」など…
要介護者に、不快な思いをさせてしまう可能性があります。
介護用に多いPVC素材では透明手袋が多く、商品選びに苦労はしないでしょう。
オススメしたい介護用使い捨て手袋
ここからは、介護用にオススメしたい使い捨て手袋を紹介。
オムツ交換等の普段用から、ロングタイプまで色々とピックアップします。
リフレ「プラスチック手袋 粉なし」
こちらは、私もよく介護現場で使用してる使い捨て手袋。
オムツ交換や汚物処理等の使用にオススメです。
リフレ「プラスチック手袋 粉なし」
参考価格 ※Amazonより | 約980円 |
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サイズ(全長×掌幅) | S 【23×8.5cm】 M【23×9.5cm】 S 【23×10.5cm】 |
枚数 | 1箱 100枚 |
素材 | ポリ塩化ビニル |
特徴 |
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オムツメーカーの使い捨て手袋という事もあり、多くの介護施設等で使用されます。
私も仕事で使いますが、クセもなく耐久性もあって使いやすい定番商品です。
パウダーフリーですが、着脱もしやすい印象。
男性ならM~Lが、多くの場合ジャストサイズ。
クレシア「プロテクガード プラスチックグローブ」
こちらも介護現場で人気の使い捨て手袋。
耐久性があり、排泄介助を中心に使える商品です。
クレシア「プロテクガード プラスチックグローブ」
参考価格 ※Amazonより | 約1,500円 |
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サイズ(全長×掌幅) | S 【25×8.5cm】 M 【25×9.5cm】 L 【25×10.5cm】 |
枚数 | 1箱 100枚 |
素材 | ポリ塩化ビニル |
特徴 |
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こちらの使い捨て手袋も、よく仕事で使用してます。
先のリフレの商品と比べると、手袋の長さが2cm違います。
排泄介助では手を汚しやすい為、カバー範囲が広いのは嬉しいですね。
ショップにより価格も異なりますし、安く購入できる方を選ぶのも賢いかと。
マツヨシ「PVCグローブパウダーフリー」
価格重視で選ぶなら、こちらもオススメ。
マツヨシ「PVCグローブパウダーフリー」
参考価格 ※Amazonより | 約600円 |
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サイズ(全長×手甲幅) | S 【25×8.5cm】 M 【25×9.5cm】 L 【25×10.5cm】 |
枚数 | 1箱 100枚 |
素材 | ポリ塩化ビニル |
特徴 |
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調べていたところ、Amazonでの口コミ評価が高かった為ピックアップ。
価格も安く、耐久性も問題ない事から人気商品となってます。
マツヨシ「ニトリルグローブ ホワイト」
機能重視で手袋を選びたい方へは、ニトリル手袋を紹介します。
マツヨシ「ニトリルグローブ ホワイト」
参考価格 ※Amazonより | 約1,200円 |
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サイズ(全長×手甲幅) | S 【25×8.5cm】 M 【25×9.5cm】 L 【25×10.5cm】 |
枚数 | 1箱 100枚 |
素材 | ニトリルゴム |
特徴 |
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ニトリル手袋は、フィット感があり万能に使う事が出来ます。
食品衛生法にも適合しており、介護だけでなく食品調理等に使用可能。
指先はエンボス加工により、テープ等が付きにくい仕様。
パウダーフリーの薄手タイプの手袋です。
竹虎「ピレンワイプロング」
こちらはロングタイプの使い捨て手袋。
介護においては、入浴介助等に活用できます。
竹虎「ピレンワイプロング」
参考価格 ※Amazonより | 約1,600円 |
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サイズ (全長×手のひら廻り) | S【53×27cm】 M【58×29cm】 |
枚数 | 1箱 50枚 |
素材 | ポリエチレン |
特徴 |
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長さは「肘の上」ぐらいまで、内側が滑りにくいように加工されてます。
開口部を伸ばすと収縮し、袖口がしっかりフィット。
ロングタイプながらフィット感があり、入浴介助で使いやすい使い捨て手袋です。
ポリエチレン素材な為、ポリ塩化ビニル等より耐久性に劣りますが、食品衛生法に適合。
調理作業なんかにも使用できます。
オオサキメディカル「使い捨て介護用手袋ロング」
こちらもロングタイプの使い捨て手袋。
オオサキメディカル「使い捨て介護用手袋ロング」
参考価格 ※Amazonより | 約2,300円 |
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サイズ(全長×手甲幅) | 58×14cm |
枚数 | 1箱 30枚 |
素材 | ポリエチレン |
特徴 |
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先のロング手袋と比べ、こちらはちょっと大きめのサイズ感。
衣服の上からでも、着用可能です。
ゴム袖となっており、水等が手袋の中に入りにくいのも特徴。
こちらも食品衛生法適合の手袋です。
あるいは「利用者と一緒に食事作りレクを行う時」なんかに活躍できそうですね。
まとめ
当記事では、介護でオススメしたい使い捨て手袋をご紹介しました。
介護用でも目的は異なるでしょうが、多くの場合はポリ塩化ビニルの物で問題ありません。
透明で滑りにくく、耐久性もそこそこあって、介護では万能に使える使い捨て手袋です。
また記事内では扱いませんでしたが…、
入浴介助用の手袋には、手袋型の洗身タオルもあります。
⇒高齢者や介護向けオススメ洗身タオル
介護での使い捨て手袋は、排泄介助とセットと言っても過言ではありません。
寝室やトイレなど、いつも使う場所に置く。
オムツ類とセットで置いておくなど、置き場所の工夫でより快適な介護に繋がります。
⇒高齢者介護でのオムツの置き場所と収納方法【オススメ収納ケース・アイデア】
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