介護職をしてるけど、何だか上手くいかない。
注意もされるし、仕事に自信も持てない。
そんな時、ふと「クビになるのでは?」と心配になる方も多いのでは?
今回は、介護職をクビになる理由と可能性についてお伝えします。
- 介護職を解雇される理由
- 職場をクビになる可能性
- 介護でクビになったので、次の仕事が心配
こんな内容についてお伝えします。
先に言うと、介護職は真面目に働けばほぼクビになりません。
それでも解雇される場合、自分にもメリットはなく無理に続ける必要もありません。
介護職がクビになる可能性はどのぐらい?
深刻な人手不足にある介護職も、クビになる事はあり得ます。
- 懲戒解雇や自主退職
- 試用期間後に本採用されない
- 派遣等で契約更新してもらえない
こうした可能性は有り得ると考えて良いです。
ただその可能性は極めて低い為、真面目に勤務してれば気にする必要はありません。
介護職をクビになる可能性は低い
前述の通り、現状介護職が解雇になる可能性は極めて低いです。
自分の仕事や能力に不安があっても、勤務態度に問題が無ければOK。
クビになる事は少ないです。
- 利用者様に介護拒否されたり、怒らせてしまった
- 介護事故を起こしてしまった
- 仕事がなかなか覚えられない
この程度であれば、よほど重大な事でない限り解雇の可能性は低いです。
真面目に働いてれば大丈夫という事ですね。
※ただ同じ介護事故のミス等が続くと、業務制限が付く事はあります。
仕事の成長が遅くとも、頑張っていれば理解してくれる会社がほとんどです。
仕事のミスは誰でもありますし、気にしすぎなくてOKです。
勤務態度により「懲戒解雇」「不採用」も有り得る
クビになるパターンは、勤務態度に問題があるケースがほとんど。
例えば、「懲戒解雇」の処分を受けるほどの理由がある時ですね。
また仕事へのやる気がない、人間関係に問題がある等…。
会社から必要ないと判断されると、遠回しに自主退職を勧めるケースもあります。
派遣なら契約更新してもらえない、等の形になります。
次項から、詳細をお伝えします。
介護職をクビになる人とは?【解雇理由】
繰り返しですが、介護職がクビになるのはごく稀です。
ただ勤務継続が難しくなり、自主退社せざるを得ない状況も存在します。
それらも含めると、下記等に該当すると解雇理由となり得ます。
- 勤務態度に問題がある
- 会社の運営が難しくなった(倒産)
- 技術や知識が著しく欠けており、向上も期待できない
- 人間関係に問題がある
いずれにしても、直接クビを言い渡されるのは稀ですね。
また自分に非がある場合だけとは限りません。
悪質な例もあるので、解雇されるまでもなく退社すべき職場もあります。
勤務態度が極めて悪い
勤務態度が悪すぎる場合、仕事をクビになる可能性はあります。
例えば、下記の様な例ですね。
- 遅刻や無断欠勤が多い
- 明らかにやる気がなく、周囲の負担を増やしている
- 故意に利用者や職員、会社に迷惑をかけている
仕事に対し、真面目さや誠意が感じられないと認められた場合ですね。
遅刻や欠勤の可能性は誰でもありますし、きちんと連絡があれば問題ありません。
しかしそれが日常茶飯事となると、会社側も問題視せざるを得ません。
他職員の負担や利用者に迷惑をかけてしまうと、解雇になり得ます。
懲戒解雇になる可能性も
また会社や利用者様の私物や金品の横領。
暴力やセクハラ等の犯罪行為がある場合は、もちろんNG。
労働者側に非があるとして、懲戒解雇の対象となります。
また無自覚に迷惑をかける可能性がある例として、情報漏洩があります。
特に多いのが、「退職した職員に利用者や社員の情報を流す」などです。
そんなつもりがなくとも、業務規程違反となり解雇理由となり得るので注意。
仕事で知り得た情報は、他人に漏らさないよう注意しましょう。
運営法人が倒産した
経営が思わしくなく、介護事業を続けられない等…。
赤字で運営が難しくなり、倒産する介護事業所もあります。
倒産した場合、そこで仕事を続けることは困難。
解雇となってしまいますね。
赤字の原因としては、人件費と入居稼働率のバランスが崩れてる事がよく挙げられます。
また施設規模が小さいほど、経営も厳しくなる傾向がある様です。
実際には「職員不足」による規模縮小の方も、よく問題になりがちですね。
「介護技術・知識」が著しく欠如してる
「仕事が出来ない」という状況も、行き過ぎると解雇理由になり得ます。
ただこれも極稀で、明らかに「やる気がない」状況でもない限りは大丈夫です。
仕事にやる気があり、努力姿勢があれば回避できます。
成長が遅い職員も下記の様に配慮し、上手く戦力として活躍できるよう配置されます。
- 日勤など、他職員のサポートが多い環境で働く
- 業務負担の少ないフロアに異動する
塵も積もればクビになる?
解雇になり得る例も、ちょっとご紹介します。
これは私の周りであった例です。
- 何度注意しても、お風呂で冷たいシャワーを浴びせる
- 安全への配慮が無く、仕事中は常に他職員の見守りを必要とする
- ストレス耐性が低く、利用者対応を任せられない
全部同じ職員の事でして、実際には文面以上に色々ありました。
他職員とのトラブルも多く、色々な事が積もり積もって…という形ですね。
最終的には、「介護より向いてる仕事があるのでは?」とやんわり転職を勧められたみたいですね。
「人間関係の悪化」による自主退社
職場の人間関係が悪化すると、事実上のクビに近い扱いをされる事もあります。
こんな形で、自主退社に追い込まれる可能性もあります。
- 悪評を広められてしまう
- 大変な利用者、業務ばかり担当させられる
- キツイシフトを組まれる
原因となるきっかけは、人間関係や仕事のミスなど、様々。
自分に非があるとは限らず、意地悪な職員・職場に原因がある事も…。
言葉に出来ない相性など、職場で弱い立場に追い込まれる事で発生するケースもあります。
悪口や責任の押し付け合いなど、悪しき習慣が蔓延してる職場も少なくありません。
自分でも働きにくいだけなので、そういった職場で無理する必要はありません。
早々に見切りをつけ、次の職場に期待しましょう。
職員を解雇するのは良くない職場?
働く側からすると、「職員をクビにする」という強気姿勢はちょっと怖いですよね。
嫌な会社にも見えますが、そうとも限りません。
介護現場ではクビの基準が低すぎる為に、悪質な職員が職場を乱す事もよくあります。
- 利用者に暴言を吐く
- 勤務時間や仕事ルールを守らない
- ズルをして真面目な職員の負担を増やす
- 職員いじめをする
現場で働いていると、解雇がない為に起きてる問題の方が深刻に感じます。
悪質な職員を排除し、利用者や真面目に働く職員を守る
そうした人選が出来る会社が、真に健全な姿だと思いますね。
良識ある会社は、きちんと職員も守りますし育てます。
「クビ」や「規則」に過剰反応せず、職員や利用者を大事に出来る職場選びが大切です。
もし介護職をクビになったら…
もし介護職をクビになった時、不安になるのは次の転職先の事。
まず懲戒解雇の場合、やはりたとえ介護業界でも転職では不利になります。
大きなトラブルがあった場合等も、話が広まり働きにくくなる可能性有。
勤務地域を変えてみたり、きちんとした説明を用意し信頼を得る等‥。
何かしらの対策を用意し、悪影響が次の仕事に及ばない様注意しましょう。
そうでない場合、特に気にする必要はないです。
また介護業界は職員不足が続いており、転職者有利の売り手市場です。
何にせよ次の仕事での採用は得やすいので、焦らずより良い職場を吟味しましょう。
- 自主退社(事実上クビになった)
- 試用期間後に採用が無い
- 派遣契約の更新が無い
この様な時も辛いかと思いますが、大丈夫。
理不尽な理由でクビになった場合も、その職場に執着しても良い事はありません。
新たな職場探しに専念しましょう。
環境が変われば、自分への評価も大きく変わります。
貴方を必要とし、評価してくれる会社は必ずあります。
独りで悩むと気落ちするので、相談できる相手を持つと良いですね。
転職エージェントでは、無料で転職相談を受け付けてます。
「内部情報の提供」や「求人マッチング」もあるので、諦める前に頼ってみて下さい。
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