介護用品には便利な物が沢山ありますが、不要になるとその処分方法には困るもの。
介護用品の処分の1つに、買取に出す方法もあります。
当記事では、介護用品の買取対象や相場についてお話ししたいと思います。
- 買取対象、買取不可の介護用品
- 介護用品の買取相場
- 買取を行ってくれる業者
これらを中心にまとめました。
介護用品はその多くが買取対象ですが、業者は選ばないと買取を行ってくれません。
また介護ベッドや車いす等、大型のモノも多く、出張・宅配買取を活用したいところ。
「介護用品を売りたい」とお考えの方、ぜひご参考下さい。
介護用品はどんな物が買い取り対象?
介護用品の買取を考える場合、他商品より下記ポイントを意識する必要があります。
- 衛生、安全面など、より良い状態維持が必要
- 介護用品対応の買い取り業者を選ぶ必要がある
介護用品は、その特性上「安全・衛生」が求められる商品です。
商品状態が「価格」や「買取可否」に大きく関わるので注意しましょう。
また介護用品を買取するリサイクルショップも多いですが、全ての業者が行ってはいません。
業者選びの際は、介護用品に対応してる事を事前に確認したいですね。
買取可能な介護用品
どんな物が買取対象となるか、各業者の買取実績を調べてみました。
すると、下記介護用品の買取実績を確認する事が出来ました。
- 車椅子、シャワーチェア
- 介護用ベッド
- オムツ類(リハパン、パッドなど)
- 杖、歩行器
- ポータブルトイレ
- 手すり …etc
介護ベッドやポータブルトイレ、杖や歩行器、車椅子など…。
一通りの介護用品は、買い取ってくれる業者がある感じですね。
介護用品には、介護ベッドなど高価なモノも多いので頼もしい限りですね。
介護ではそれ以外にも不要品が多くなる
介護に関わっていると、介護用品以外にも不要になる物が増えてきます。
例えば、施設の入居・退去のタイミング。
施設と家では生活も違うし、必要な物も大きく異なります。
家具や家電など、買い替えや不要品処分が多く必要になるタイミングですね。
家では問題なかったタンスやイスも、施設では危険と判断される事もあります。
またオムツ類・介護ベッドなど、施設入居時には不要になる介護用品も多いです。
施設入居にあたっての物品購入などもありますし、費用の足しになるはずです。
買取不可の介護用品
ほとんどの介護用品は買取可能ですが、買取不可のモノもあります。
例えば、壊れた物や安全に使えない物などですね。
- 壊れているもの
- 古すぎたり、汚れ・悪臭等が著しい物
- 開封済みのオムツ類など
介護用品は、安全に清潔に使える事が前提の商品です。
上記の様な物は、商品として成り立たず、買取不可なので注意しましょう。
買取不可の介護用品はごみ処分を
買取不可の介護用品は、多くはゴミ処分とする事となります。
リサイクルショップでは、値が付かない物でも無料引き取りしてくれる事があります。
施設入居の場合、オムツ用品等は持ち込んでもOKです。
自分で処分する場合、処分方法は自治体で異なるので要確認。
車椅子やベッド等は、粗大ゴミ。
オムツ類は可燃ゴミとして分別する事が多いですね。
介護用品の「買取相場」と「高価買取のコツ」
介護用品は、どんな物がいくらぐらいで売れるのか。
買取相場の目安と高価買取のポイントをお伝えします。
介護用品の買取相場
業者の買取実績を参考に、介護用品の買取相場を簡単に調べてみました。
ただ商品種類・状態、グレードにより価格幅が異なるので、参考程度にご覧ください。
種類 | 参考価格 |
---|---|
介護ベッド | 約25,000~30,000円 |
ポータブルトイレ | 約2,500~4,000円 |
車椅子 | 約1,500~20,000円 |
電動シニアカー | 約25,000~4,5000円 |
手すり (浴槽用・立ち上がりバー等) | 約2,000~8,000円程度 |
歩行器・シルバーカー | 約1,500~3,000円程度 |
スロープ | 約3,000~13,000円 |
夜用オムツパッド | 2点で1,000円 |
※実績は下記サービスを参考に調べました
⇒全国対応!最大20社の買取価格の比較なら【おいくら】
ここで紹介した物は、所謂Aランクの状態が良い商品がほとんどです。
かなり大雑把に言うと、「市場価格の10分の1~」が相場でしょうか。
半値ぐらいになればラッキー、ぐらいな印象を受けます。
汚れや破損が激しい場合は、不要品処分と割り切っても良いかもです。
また介護用品は、種類は同じでも商品によるグレード差があります。
例えば車椅子だと、シンプルなタイプは数千円。
電動やリクライニング等の高価格品は数万円という感じです。
未開封のオムツ類なんかは、「3分の1~半値」ぐらいが付けられてました。
介護用品の高価買取のコツ
介護用品をはじめ、買取で高値が付きやすいのは市場価格が高い商品。
元値が高く値下がりも少ない、発売から日が浅いような商品です。
もちろん、使用年数が短い方が高く買い取ってもらえます。
他には車いす用スロープなんかも価格に期待できオススメ。
長く使用すれば、その商品の価値が下がるのは仕方ありません。
しかしそれでも、下記の様な高価買取を狙うコツもあります。
- 汚れを落としてキレイに清掃する
- 説明書や箱、付属品は揃える
- まとめて買取依頼をする
なるべく、購入時(新品)に近い状態を維持するのが高価買取のコツです。
買取依頼の前には、落とせる汚れは落としキレイにしましょう。
説明書などの付属品は、きちんと揃っている方が価格も高くなります。
また複数の商品をまとめて依頼した方が、店側の効率が良くなり価格も高くなる事があります。
介護用品は日頃のメンテナンスが重要
ここまでは、一般的な高価買取のコツでした。
また介護用品の特徴として、キレイに使い続ける事の難しさもあります。
例えば、ポータブルトイレ等の排泄用品が分かりやすいですね。
介護用品で高価買取を目指すなら、やはり日頃の清掃が重要です。
- 車椅子やポータブルトイレは、マメに清掃する
- 介護ベッドはベッド柵やマットレスも揃えて売る
- 説明書は大切に保管し、細かな部品の破損紛失に注意する
特に車椅子の座面シート、金属部分等はけっこう汚れが目立ちやすいです。
ポータブルトイレもその特性上、汚れ・臭いが残りやすいですよね。
また掃除の際は、あまりブラシ等でゴシゴシと力任せに拭くと、傷がつくので注意。
介護用品の清掃では、スポンジや布等を使って傷対策しましょう。
また洗剤は、中性洗剤の使用を推奨される事が多いです。
マメな清掃をすれば、高価買取だけでなく介護臭の防止にもなり一石二鳥ですね。
また介護ベッドは、ベッド柵とマットレス付きのセット販売が主流です。
これらの有無で買取価格も変わってくるので、覚えておきましょう。
部品の破損に注意し、予備部品や説明書の保管も重要。
繰り返しですが、購入時の状態を維持できるよう頑張りましょう。
介護用品対応の「出張買取店・リサイクルショップ」
介護用品は、ベッドをはじめ大型商品が多いのが難点。
不要品が大量に出てしまう事もよくあります。
店頭へ持ち込んでの買取依頼は、なかなか大変です。
介護用品の場合は、出張買取や宅配買取を活用すると良いでしょう。
介護用品対応の買取ショップを見つけるなら、下記サービスが便利です。
「おいくら」買取依頼
おいくらは、全国の買い取り業者を比較し、一括査定出来るサービス。
介護用品対応かつ、出張・宅配買取が出来るリサイクルショップも見つかりますよ。
※「介護用品カテゴリ」は、ファッション内にあります
当記事の買取相場等も、こちらを参考に調べた内容です。
介護用品以外も色々と対応してるので、オススメ。
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