介護用防水シーツのオススメ種類と選び方【尿失禁対策】

介護用防水シーツ 種類と選び方 介護用品

ベッドや布団で尿失禁してしまう。
そんな時は防水シーツを使用するとベッドを汚染から守れます。

ラバーシーツとも呼ばれ、施設でもよく使用される介護用品です。

特に夜間は尿量の多い方もいらっしゃり、尿失禁対策として介護負担を減らせます。

今回は、防水シーツの種類と選び方について、尿失禁対策と共に情報をお届けします。
家庭でのオススメ種類も紹介しますので、ぜひご参考下さい。
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介護用防水シーツとは

介護用防水シーツは、尿失禁等による汚染からベッドを守り、シーツ交換等の負担を減らせます。

尿や便汚染をシーツが受け止め、寝具の清潔を守ります。

使用方法は、ベッドシーツの上に敷くだけなので、導入も簡単。
ラバーシーツとも呼ばれますが、どちらも同じです。

夜間の尿失禁はもちろん、介護中はベッドシーツが汚れる事が多いです。

普通のシーツは水に弱く、失禁による汚染がマットレスまで簡単に染み込んでしまいます。

「動きが多くリハビリパンツがずれた」、「オムツ交換の最中に汚れてしまった」など…、
介護者・要介護者がいくら気を付けても、汚れる場面は出てきます。

ちょっと失禁が心配と思ったら、利用を検討しましょう。
介護負担の軽減には必須ともいえる介護用品です。

防水シーツの種類と機能

介護用防水シーツは、機能や形など大きく以下3つの特長で種類分けできます。

防水シーツの種類による違い

  • 機能(防水か撥水)
  • シーツの形
  • 繰り返し利用可能かどうか

尿汚染の防ぎ方やその範囲。
「洗って繰り返し使えるか?」といった違いがあります。

詳しく見ていきましょう。

防水と撥水タイプの違い

防水シーツには、防水撥水かという違いがあります。
「表面ではじくのか」、「吸収し受け止めるか」という事ですね。

防水タイプ
水分をしっかり吸収し、裏面の加工でベッドシーツへの染み込みを防ぎます
加え、「コーティング加工」と「ラミネート加工」の2種類があります。

耐水や透湿性・伸縮性など、総合的にラミネート加工が優秀です。
その分、価格が高くなりがちなので、予算に応じて検討しましょう。

撥水タイプ
こちらは表面のみに撥水加工がされているものです。
汚れたその場で取り換えるのに便利ですが、尿量が多いと裏面まで染みます。

ポイント

ご家庭で使用されるなら、防水タイプを選びましょう。
撥水タイプは、はじいた水分が衣類に染み込みますし、量が多いとベッド下まで染み込みます。

また詳しくは後述しますが、使い捨てタイプはお勧めしません。
※当記事では、以降紹介するシーツは全て「防水タイプ・繰り返し利用可」の商品です。

形の種類と選び方

防水シーツの形は、大きく分け3種類です。

防水シーツの形

  • 部分タイプ(腰回り)
  • 全面タイプ(ベッド表面)
  • ボックスタイプ(ベッド表面と側面)

それぞれ見ていきます。

部分タイプ

部分タイプのシーツは、主に腰回りをカバーします。

敷くのも簡単なので、交換も楽です。
頭部や足元は守れませんが、多くの場合こちらで十分対応可能。

全面(表面)タイプ

文字通り、ベッドの表面全体をカバーします。
シーツの四方にゴムがついており、引っ掛けるだけなので取り付けも簡単。

尿量の多い方、ベッド上での動きが多い方にオススメです。
ゴムが劣化したりすると、よれやすくなる点には注意が必要。

ボックスタイプ

こちらはマットレス全体を覆うので、表面に加え、側面も守ってくれます

しっかり固定する事でヨレにも強く、リクライニングベッドにも対応できます。

防御性能が非常に高い反面、交換や手入れが面倒という欠点もあります。

使い捨て防水シーツの注意点

ここまでで紹介してきた商品は、全て「繰り返し利用可能」な防水シーツです。
汚れたら洗濯して、また使用する事が出来ます。

使い捨てタイプというのもあるので、ご紹介します。

使い捨て防水シーツ

こちらが使い捨てタイプになります。

先に言ってしまうと…、コレは日常的に敷いておくにはオススメしません
寝心地が悪く、あくまで非常用の域を出ません。

繰り返しタイプに比べ安いので、購入しやすいかと思いますが注意しましょう。

オムツ交換で汚しそうな時など、場面を選んで限定的に使用するのが良いかと思います。

家庭でのオススメは「防水の部分タイプ」

防水シーツは色々あり、どれを購入すべきか迷ってしまいますね。

途中で述べてはきましたが…、家庭での使用なら下記タイプがオススメ。

家庭でのオススメ防水シーツ

  • 防水仕様
  • 部分タイプ
  • 繰り返し(洗濯)可能

OK

家庭では防水タイプ
撥水タイプは、尿量が多ければ裏まで染み込んでしまうし、ムレやすいです。
少量だったり、すぐ交換できる時は良いかもしれませんが、ご家庭ではそういう場面は少ないです。
シーツをしっかり守れる防水タイプを選びましょう

繰り返し利用できるシーツを選ぶ
念の為という場合であっても、日常的に敷いとくなら、繰り返し利用可な防水シーツを選んで下さい。
使い捨てタイプは、「安いビニールを敷いた」という感じで、非常に寝心地が悪いです。
※安い為、店頭で使い捨てを勧められる事もありますが、注意しましょう。

尿失禁は部分タイプで十分対応可能

次にシーツのサイズは、利用者様の尿量や動きに応じ、大きさを決めると良いでしょう。
交換の手間も考えると、部分タイプ全面タイプがオススメです。

下記にポイントをまとめましたので、参考に使い分けて下さい。

部分タイプ
・面積が小さく、ムレにくい為、不快感が少ない
・洗濯や交換が楽
・尿量や失禁の少ない方はこちら

全面タイプ
・尿量や動きが多い方にオススメ
・交換がしやすい
・総合的にバランスが良い

ボックスタイプ
・防御性能が高く、レンタル品など汚したくないに最適
・よれにくく、リクライニングベッドにも対応
・交換や洗濯など、管理が面倒

初めてで良く分からないという場合、まずは部分タイプの防水シーツをオススメします。
私の経験上、ほとんどの場合こちらで十分対応可能です。

上記3タイプの中でも最もポピュラーであり、安価で種類も豊富なので選びやすいかと。

尿失禁、尿漏れ対策も同時にする

シーツが汚れているという事は、利用者様の衣服も汚れている場合が多いでしょう。

更衣の手間もあるし、肌や衛生面にもよろしくありませんね。

防水シーツが汚れない状況が作れれば、介護者・本人共に負担を減らせます。
シーツを利用しながらも、尿失禁対策についても考えてみましょう。

案内

介護用品の使い方や環境などを見直すと、改善できるケースがありますよ。

意外と正しく使用できてない事もあるので、気を付けましょう。

例えば、今回紹介した防水シーツ。
部分タイプのシーツを使う時は、ちゃんと腰の位置に敷かなければ効果が発揮できません。

他の夜間の尿失禁対策もご紹介しますね。

オムツやリハビリパンツ、尿取りパッドの見直し

ご家庭では、夜間何度もオムツ交換するのは現実的ではありません。

使用する尿取りパッドやオムツの種類についても、確認してみましょう。

もし夜間の尿量にお悩みなら、夜だけでも尿吸収量の多いパッドを使用しましょう。
夜用のパッドとなると、尿吸収量800ccや1000cc~が大きいサイズになります。

https://crane-kaigo.com/nyoutoripad

上記記事内では、失禁対策も扱ってますので参考下さい。

安易なオムツ利用は勧めたくないですが、正直リハビリパンツは夜間尿が漏れやすいです。
夜間だけオムツを使用という手もあるので、本人の様子と併せて考慮下さい。

またオムツのサイズがあっていないと、ズレが生じて漏れの原因になり得ます。

オムツの当て方でも、漏れにくさは変わってきます。
しっかり当たっていないと漏れてしまうし、無理に締めても肌を痛めます。

またご本人の様子や能力次第では、ポータブルトイレを導入しても良いかもしれません。
家のトイレが遠かったり使いにくい為、トイレでの排泄を諦めている方もいらっしゃいます。
ポータブルトイレの種類と選び方

まとめ

今回は、介護用防水シーツの情報をお届けしました。
最後に要点をまとめておきます。

家庭用防水シーツの選び方

  • 部分タイプがコスパ良く、十分対応可能
  • 防水タイプを使用
  • 使い捨てタイプは避ける

高齢になると、どうしても排泄の悩みが出てきます。
排泄介助は、双方にとって身体的・精神的負担が大きくなります。

介護用品も上手く活用し、穏やかかつ快適に過ごせるようにしましょう。

 

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