高齢者の髭剃り方法は「カミソリ」「電気シェーバー」どちらがオススメ?

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高齢者の髭剃りはシェーバーとカミソリどっちがオススメか家族の介護

男性高齢者の介護で、結構悩んでしまうのが髭剃りです。

特に女性が主な介護者になりがちな家族介護では、難しいと感じる方も多いと思います。

高齢者の髭剃り方法は?

  • T字カミソリと電気シェーバーのどちらを使えばよい?
  • 自分で髭を剃らなくなってきた
  • 介護者が髭を剃る時の注意点

介護施設等では、電気シェーバーの使用を主とし、基本的にはカミソリは使用しません。

結論としては、ご家庭でも総合的なオススメは電気シェーバーです。

ですが、髭剃りは男性にとってこだわりの強い部分であり、一概に正解とも言い切れません。
家族介護を想定し、これらの疑問にあらためて答えていきます。

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高齢者の髭剃りは「シェーバー」か「T字カミソリ」?

案内をする介護士

男性の髭剃り方法は、個人により意見も好みも分かれます。
代表的なのが、冒頭でも話した「電気シェーバー」か「T字カミソリ」のどちらを選ぶかですね。

高齢者介護などで周囲の判断が必要になると、ご家族としても悩ましい部分かと思います。

基本は本人の好みでOK

正解を教えるひよこ

介護や見守りが必要でも、ご自身で髭剃りが出来るならば、基本的には本人の好みでOK

  • お風呂でT字カミソリで剃る
  • 朝に電気シェーバーが良い
  • T字(シェーバー)で無ければ嫌だ

男性にとって髭剃りは、こだわりが強くでる部分。
この様に、「どこでどんな方法で剃るか」をはっきりさせてる方が多いです。

髭剃り

高齢になると皮膚も弱くなる為、T字カミソリの使用を止めたくなりますが…
周囲が見て安全に使えてるなら、そのまま安全をサポートする形が良いでしょう。

ご自身で出来るうちは、無理強いしない方が結果的には上手くいくかと思います。

介護が必要なら「電気シェーバー」がオススメ

電気シェーバー1

ご本人の生活スタイルが変わり、介護の必要量が増えるとまた話が変わってきます。

活動範囲が狭くなり自分で剃らない、家族が剃る機会が増えた。
そんな時は、電気シェーバーの方が使いやすいかと思います。

  • 入浴を毎日しない
  • T字カミソリでの使用に危険がある
  • 髭剃りに介助や見守りを必要とする

この様な状況の場合、電気シェーバーの方が使いやすいです。

T字の方がキレイに剃れる場合もありますが、人の髭を剃るのは難しいです。
要介護者が自分で髭剃りしやすいのもコチラ。

安全性の問題もありますし、介護で使うなら総合的に電気シェーバーがオススメ。

介護施設に持ち込む時は何を用意する?

悩むシニア夫婦

介護施設に髭剃りを持ち込む場合も、電気シェーバーを用意して下さい。

介護職員のT字カミソリ使用は曖昧な部分があるのですが、全体的な傾向としては非推奨です。

それだけ事故発生リスクが高く、難しい内容だという事ですね。
認知症の方への配慮から、持ち込みを遠慮して頂いてる施設もあります。

介護施設の生活で必要な持ち物まとめ【日用品や便利グッズも】
介護施設の入居時に用意したい持ち物をまとめました。家具や日用品などの必需品、あると嬉しい便利グッズ、持ち込み禁止物まで介護士目線で解説します。必需品から便利グッズまで、老人ホームで必要な持ち物を解説します。
ただし家電使用量として、月々の電気代が発生する事が多いのでご了承下さい。

高齢者介護での各髭剃りの使用感

高齢者の疑問

一応、どちらの髭剃りにも長所と短所はあります。

自分での使用感と介護者目線を交えながら、それぞれの使用感とオススメ商品を紹介します。

介護者目線では「電気シェーバー」

チェックポイント(ひよこ)

電気シェーバーの使用メリットは、危険が少なく使いやすい事ですね。

介護者としても髭剃りしやすいですし、高齢者も簡単に扱えます。
「手渡しして自分で剃ってもらう」形にも持っていきやすく、介護負担の軽減も可能です。

価格も高くなりますが、コチラの方が安全性耐久性も上です。
T字を使い慣れた人だと剃り心地に満足いかない事もありますが、十分キレイに剃れます。

ご本人にこだわりがなく、ご家族が髭剃りをする機会が多ければシェーバーがオススメ。

伸びた髭も剃れる

電気シェーバーは、剃刀に比べ難しいコツもあまり必要ないです。

長く伸びた髭も、トリマー刃を使えば簡単に剃れます。
そこさえ意識すれば、問題なく髭剃りできると思いますよ。

電気シェーバー2

※画像の1番上部にある刃です。

トリマー刃というのは、メインの髭剃り刃とは別の刃ですね。
この刃を垂直に立て、バリカン様に使用する事が出来ます。

高齢者介護でオススメの電気シェーバー

〇マークイメージ

電気シェーバーは「充電交流式」で「丸洗い可能」なタイプが使いやすいです。

※充電しながらでもコードレスでも使えるタイプ

また安すぎる商品だと、トリマー刃が無い物もあるので注意しましょう。
これらに注意しそこそこの商品を選べば、基本的には問題なく使えると思います。

上記商品なんかは、機能・価格的にもちょうど良いと思います。

剃り心地では「T字カミソリ」

T字カミソリはよく剃れるのが利点です。

キレイに剃れる快感から、こちらを好む男性も多いですね。
ただ介護者としては、剃り方や商品選びが難しいのが難点。

相談をするシニア夫婦

基本的にはご自分で剃ってもらう形を推奨します。
ご家族が剃るのであれば、安全にはよく注意して下さい。

何だかんだ言いましたが、このさっぱり感は男性にとって嬉しい物です。
「髭剃るからお風呂行こう」など、入浴の口実に使える事もあります。

使用するならシンプルな「使い捨て2枚刃」

個人的な意見ですが、刃数の多い物より「シンプルな2枚刃」をお勧めします。

5枚刃等は若い人でも、結構ケガしがちです。

髭剃りの替え刃はかなり高いですし、使い捨てタイプも何だかんだ使いやすいです。

最終的なコスパはこちらの方が優れてると思いますね。

剃り直しが増えても良くないですが、ご家族が剃る場合はあまり剃れない位の方が安心

女性の髭なら「フェイスシェーバー」

高齢になると、女性でも髭が生えてしまう事もあります。

女性の太い産毛程度であれば、電動のフェイスシェーバーでキレイに剃れます。

案内をする介護士

フェイスシェーバーは、カミソリと違い危険が少ないのも特徴。
複雑な準備も必要なく、介助でも安心して使えます。

男性用電気シェーバーと違い、安めに入手できるのもメリット。

高齢女性も、顔の産毛やムダ毛を気にしてる方は多くいます。
仕事で使用してますが、利用者様にも好評頂いてます。

「高齢者の髭剃りの仕方」で注意点とコツ

チェックポイントを教える介護士

高齢になると皮膚も弱くなるので、髭剃りは特に安全への配慮が必要です。

皮膚のたるみも多くなるので、手で引き伸ばし髭を立てる様にすると剃りやすくなります。
洗顔し蒸しタオルで温め、シェービングフォームを利用する等など、肌のダメージ軽減に努めましょう。

電気シェーバー用のシェービングフォームもあるのでお試し下さい。

また特に難しいのが、鼻下から唇上の部分。

歯が無い方や指示の通らない方も多いので、苦戦する事が多いですね。
入歯があれば装着し、無ければある程度妥協してOKかと思います。

ポイントを説明する看護師

介助で行う場合は、事前の声掛けも大切です。
驚いて急に動いてしまうと危険なので、安心できるようきちんと意思の疎通を行いましょう。

拒否がある時は、危険なので無理に行わなくて良いです。
もし難しい時は、「納得できる理由」を作ったり「自分で剃る事を促す」と上手くいく事も多いですね。

まとめ

解説イメージ

今回は「家族介護での髭剃り方法」についてお伝えしました。

基本的には電気シェーバーでOKですが、T字カミソリならではの魅力もあります。

介護となると、そもそも「髭を剃らせて貰えるか?」という問題も発生しがちです。
実際には、タイミングや声掛け内容などが重要になってくるでしょう。

本人の嗜好や気持ちに理解を示す事が、安全かつ気分の良い髭剃りに繋がるかなと思います。

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