大学新卒で介護士はもったいない?メリットを前向きに解説

大学新卒で介護士になる方へ 仕事内容

大学や高校の新卒者で介護士になる、なりたい方。
このページをご覧になるという事は、ちょっと迷いがあるのではないでしょうか?

しかしここでは、「新卒で介護はもったいない」という話はあまりしません。
迷いから行動できなくなる事の方が、何よりもったいないからです。

そういった事は他にお任せし、新卒で介護士になるメリットを話します。

何より私自身が、大学新卒で介護の道へ進んだ人間です。
過去の自分と同じ道を進む皆さんへ向け、道を示す前向きなアドバイスを送ります。
スポンサーリンク

新卒で介護士はもったいなくない

せっかくの新卒で介護士、もったいないとも限りません。
1度きりの新卒カードは、何もしなくても結局失われます。

後々思ったのが、どんな分野でも早く動いた人が強いという事。

メモをとる新人女性職員

介護業界でも、実務経験は職場を変えても評価があります。
実務経験が必要な資格や職種もあるし、業界内でのキャリアプラン、自分の将来設計が早く設計できます。

後々から介護職に就くなら、早くから介護でキャリア形成するのも賢い在り方かと思います。

やりたい事がない、よく分からない。
そんな時は、「とりあえずやっても良いかな」ぐらいの事でも動いてみましょう。
※ちなみに私は、就活に疲れ、採用をすぐ得られたのがきっかけ

介護資格は取得に時間がかかる

介護職には、介護士の他にも様々な職種があります。

早くから介護職として経験を積むことで、資格取得が早まり就ける職種も早く増やせます。

例えば、介護士からステップアップするとして…、
介護福祉士取得に3年、ケアマネになるには取得後さらに5年かかります。

またそこから社会福祉士等に関心が移るかもしれません。
そうすれば、さらに資格取得に時間がかかります。

介護・福祉関係の資格は、とにかく取得に時間がかかるんですね。
理由は、実務経験や養成所等に通う必要がある為です。

自分の適性なんて分からないですし、仕事を始めてから気持ちの変化もあります。
結局は、行動した人が強いですよ。

チェック

介護職に強い転職サイトだと、マイナビ介護職 がおすすめ。

資格なしでも利用でき、転職したい時期も設定しできるし何かと便利。
「新卒OK」で条件検索できるので、利便性も◎。

20代の既卒や第二新卒者なんかは、マイナビジョブ20’s なんかも活用すると良いです。

相談援助や管理職を目指す道もある

早く経験を積み実力をつければ、リーダー管理職になるチャンスも早く訪れます。
能力があれば、年齢は関係ありません。

介護は指導者的人材も不足しており、資格だけでなく職場内ステップアップも期待出来ます。
役職者は、手当や処遇改善での優遇など、給料面でも有利です。

タイミングとしては、介護福祉士取得後ぐらいが目安でしょうか。
オープニング施設なんかでは、役職者が固まっておらずチャンスが多いですね。

介護リーダーと会議

ちなみに私も役職経験がありますが、途中で疲れ、一般介護職員として働きました。
立場が上がれば苦労も増えます。

…が、この経験というのが結構大事。
役職経験者の肩書は、仕事や役職を辞めても残ります。

転職時に思いましたが、この経験の評価はかなり高いですね。
介護業界では、役職経験者は特に高く評価されます。

経験を他でアピールする事で、上手く別の道が開ける事もあるのです。

学歴は介護職で有利になる?

まず採用や転職に関してですが…。
就職に関しては既に敷居が低いので、学歴はあまり関係ありません。

転職時には介護士としての経験をみられますが、変わらず採用率は高いです。

年齢や学歴関係なく採用があるのが、もったいないと言われる理由の1つですね。
就活に嫌気がさしてた私には、メリットでしたが…。

疑問

給料は施設によりますが…、学歴で差をつけている施設はあります。
額はともかく、福祉学校でなくとも大卒の学歴は給料のベースアップにつなげる事は可能

介護士の給料は、割と経験年数と保有資格によるところが大きいですね。
処遇改善や資格手当など、職場を変えても経験と資格が強い武器になります。

この点でも、実務経験が早く詰める新卒者は恩恵があります。

大卒は社会福祉士等の資格を取りやすい

特に大卒の介護士に注目してほしいのが、社会福祉士精神保健福祉士の資格。
福祉業界で幅広く活躍できる国家資格であり、学歴で有利に取得できる資格です。

これらは、相談援助と呼ばれる仕事。
サービス提供者と連携し、困っている人にサポートするお仕事です。

親子の相談を受ける女性

これらの取得条件には、相談援助の実務経験と養成所に通う事があるのですが…。

4年制大学の卒業者は、実務経験が免除となり必要ありません。
養成所に通うだけで国家試験が受けられるので、早期取得が可能です。
※短大に関しても、年数の免除があります

長期の養成講座(1年以上)には通う必要がありますが、期間の多くが通信学習です。
通学日数が少ないので、働きながらでも取得が目指せるかと。

昔、実習先で「大卒なら社会福祉士をとりなさい」と言われたのを未だ覚えてます。
精一杯だったので当時は取りませんでしたが、ちょっと後悔しています。

まずは介護業界内の仕事を知ろう

こんな感じで介護関係には、現場以外にも相談・援助等の色々な仕事があります。

介護士経験も他にちゃんと活かせるので安心して下さい。

広い視野で色々情報を持っておくと、最終的な目標もはっきりしますよ。
「違う」と失敗しても痛手にならない業界なので、積極的にチャレンジして下さいね。

車イスの介助

介護士で働くにしても、訪問や施設など様々な方法があります。
施設もその形態により、仕事環境が大きく違います。

介護業界の仕事については、下記の本が参考になりますよ。
介護士の職場についても、詳しく書かれてます。

目標とする「介護・福祉の資格」を決める

もし一般校に通われているにであれば、無資格の方がほとんどでしょう。
主要介護資格を中心に、働き方や目標を考えてみましょう。

以下は、介護業界のステップアップの図
黄枠が現場の介護士、青枠が相談援助の職種です。

介護資格のステップアップ図

現場で介護士として勤務する場合、まずは国家資格である「介護福祉士」の取得が目標です。
介護士の給与評価において、現状1番強い資格です。

認定介護福祉士も誕生していますが、こちらは国家資格ではありません。
条件が非常に難しい上に、今のところほとんど取得者もいない状態です。

ケアマネや相談員は、社会福祉士等と同じく、相談援助にあたる仕事。
利用者と介護サービスの間にたって、サポートする役割です。

他にも、福祉用具専門相談員や介護講師といった道も。

関連記事
介護・福祉の資格一覧

在学中に初任者研修を取ろう

これから介護士になる皆さんにお伝えしてますが、初任者研修は事前取得がおすすめ。

介護士は無資格でも就職できますが…、
入職後には取得する必要があり、時間があるうちに取得した方が良いですよ。

初任者研修は、講座受講が必要なので、ある程度時間を必要とします。
もし在学中で時間調整が可能なら、就職前に取ることをオススメします。

初任者研修は、介護士の基本となる資格。
未経験者の採用率、給料待遇アップにも繋がりますよ。
「介護職員初任者研修」の内容と受講方法

私は働きながら取りましたが、休日を資格取得に使用するので辛かったです。

仕事をするうえでのメリットも多いので、ぜひ検討ください。
介護は資格なしはアリ?初任者研修が必要な理由

大手ですと、介護事業とスクールを同時運営している会社もあります。
資格取得サポートにも期待できるので、そういった職場を狙うのもアリですね。

20代や新卒に強い介護転職サイト

学校内やハローワークでも、介護士の募集はあるかと思いますが…、
介護も求人情報は、転職サイトに集中しつつあります。

マイナビやリクナビでの就活を経験した方も多いでしょうし、
転職サイトにトラウマがある方もいるかもしれません。

介護系転職サイトとは

介護業界での転職は、採用率が高いです。
その為、自分のアピールより「職場を見定める事」に注力した方が上手くいきます。

資格取得サポートや給料・待遇、職員定着率など…、
良い職場を探す事に集中して下さい。

そこら辺はアドバイザーと相談できますし、自分の希望する働き方を明確にする事から始めましょう。

途中でも紹介しましたが、マイナビ介護職 が新卒向けの介護求人を探しやすいです。
職員定着率にもこだわりを見せてるので、その点も安心かと。
また既卒者向けですが…、
20代で介護職以外も検討したいなら、もマイナビジョブ20’s お勧め。

大卒で介護士になってどうだったか

もう学歴どうこうという状態でもないですが、気になる人もいるかと思うので。
今までを振り返り、語っていきます。

まず私自身、介護を希望して始めたわけではありません
就職活動に疲れ、すぐ採用を頂けたからです。

新卒でもったいない気持ちもありましたが、当時はホッとしてました。
仕事を始めると、学歴なんか考える暇もなく、余計気にならなくなりましたね。

慣れも大きいですが、仕事も嫌いじゃないですし…。
転職は数回してますが、続けられてるし合っているかとは思ってます。

無理なく続けられるかを大事にする

別に仕事を始めるにあたり、やりがいなどの意識は、そう重要でないと思ってます。
そういう感情は、後から生まれるモノです。

それより「まぁ続けられそうかな」という感覚の方が大事。

この見極めが結構難しくて、仕事内容と職場環境が混ざり分からなくなるんですよ。

例えば同じ職種で働くとして…、
職場の人間や忙しさに嫌気がさしても、環境を変えると仕事内容は嫌いじゃない事に気付いたり。

その点、介護は自分に合ってるかなとは思います。
もう少し良い待遇で働きたいですが(笑)

OK

人間関係や働き方なんかは、職場を変えれば何とでもなります。

失敗したと思っても、何とかなります。
就職後は、広い目で何となく意識してもらえれば良いと思いますね。

給料や待遇だって、転職活動次第である程度は何とかなります。
健康な気持ちで働けるかを大切しましょう。

自分の意思をしっかり持つ事

社会に出て仕事をすれば、学歴なんか全く考えなくなります。

ですが、この先こんな言葉を必ずかけられます。

  • 若い人がやる仕事じゃない
  • もっと他に良い仕事あるよ

「ならどうする?」という時、必ず自分なりの目標や考えをしっかり持って下さい
介護はいつでも出来るのは事実ですが、安易に流されない強さも必要です。

今の施設にせよ、職場を変えるにせよ「介護士を続ける」のも1つの決断です。
他業界に挑戦するのもOK。

NG

ただし「とりあえず介護以外は良い仕事だ」と錯覚し、無計画に動く事は避けましょう。

人生いくら失敗したって良いですし、失敗から得られる経験だってあります。
ただ、そこに自分の目標や考えがあるのと無いのとでは、得られる物が違います。

明確な目標やビジョンが出てこない時は、下手に動かない方が良いと思います。

悩みを共有できる仲間を持とう

介護に限った話ではないかもしれませんが、職場の平均年齢は高めです。
一方で福祉学校などに積極的に募集をかけているような施設では、若い職員が多いです。

色々と施設を回ってきましたが、若い職員がいるかはかなり極端でしたね。
大学の新卒者には、同世代の仲間は見つけにくい環境です。

若い世代は、ちょっと孤独になりがちですね。

歓迎される新人女性職員

初めての業界、初めての職場ですから、同期がいるとやっぱり安心感が違います

介護士として自信をつける間だけでも、同じ立場の人間がいると自己保持に繋がります。

「新卒OK」の職場であれば、同年代の職員に恵まれるかもです。

私も初めての職場では、高校卒業したての子と一緒でした。
年上として情けないですが、同世代で同じ立場がいる事にずいぶん救われたものです。

もちろん大卒介護士とも、多く出会ってきました。

まとめ

今回は、「新卒で介護士になること」について語りました。

もったいないという意見は否定しませんが、別にOKだと思います。
繰り返しですが、何もしないより動いた人間の方が強いです。

新卒を意識しすぎるより、早く何かの経験を得るメリットを意識した方が良いです。

何をするにしても、悩みや失敗はつきものです。
そうした事を繰り返し、皆自分がどう進むか考え、明確にしていくのです。

迷いもあると思いますが、やってみる精神でとりあえず動いてみると良いですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました