介護施設の「職場体験方法」と「実際の雰囲気」を紹介

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介護職で働く

初めて働く業種でのお仕事、どんな感じか心配になりますよね。

  • 介護の職場って、実際はどんな雰囲気なのか知りたい。
  • 出来れば、事前に仕事の見学や体験をしたい。

こんな方の為に「介護の職場の雰囲気」を詳しくお伝えします。

  • 実際に働いて感じた雰囲気
  • 職場体験や見学をする方法
  • 雰囲気重視で転職成功するためのアドバイス

介護職として長く働き、感じたこと。
自分で雰囲気を体験する為の方法等、色々とアドバイスをお伝えします。

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介護の職場はどんな雰囲気?

案内イメージ

まずは介護の職場の雰囲気について、私から簡単に紹介します。

一応10年近く介護で働き、5~6施設は経験しました。
その為、現実に近い内容は伝えられると思います。

人間関係では「穏やかで落ち着いた人」が多い

介護の職場は、職員も利用者も「穏やかな人」が多いです。

職員は、優しく責任感のある人。
利用者は、おおらかな人が多いのが特徴です。

女性職員は、真面目でさっぱりした人。
男性の場合、穏やかで落ち着いた人が多い印象です。

ベッドで休むお婆さん

介護の仕事は、利用者のペースに合わせ、安全重視で行います。

忙しくなる事もありますが、基本的にはゆったりとした時間が流れてます。

介護施設は病院と違い「生活の場」であり、毎日楽しく暮らす為の家。
冗談や何気ない会話を楽しんだりと、中は意外と明るいところですよ。

こうした人・仕事内容もあり、落ち着いた雰囲気で働ける職場が多いですね。

女性社会になりがち

介護職員は、下記の年代・性別が多いのが特徴。

  • 40~50代ぐらいが多い
  • 女性が多い

参考:介護士の平均年齢と性別

職員・利用者共に、6~7割は女性です。

なかなかの女性社会ですね。
真面目過ぎたり、口煩くなる人もおり、人間関係トラブルもたまにあります。

介護士のプライベートイメージ

女性が多い職場ですが、男性が働きにくい事はありません。

困らない程度に同性はいますし、上記トラブルとも無縁。
仕事でも活躍できますし、人間関係の清涼剤としても重宝されます。

未経験者も割合も多く、新規職員も入りやすいです。

介護施設は意外にキレイ

最近の介護施設内は、キレイで清潔感もあります。

シニア夫婦

暗く汚いイメージは、過去のモノになりつつありますね。

大型施設であれば、ちょっとしたホテル。
小型施設なら、家庭的な雰囲気の施設もよく見られます。

昔とは違い、介護現場も少しずつ良い方向に変化してます。
介護業界における脱3Kの取り組み

「利用者の介護度」でも雰囲気は変わる

利用者の介護度も、職場の雰囲気に大きく影響します。

例えば、介護度が高いとこんな方が多くなります。

  • 認知症の症状が強い
  • 寝たきりに近い
  • 言葉数が少ない方が多い

必要とする介助量も多いので、ちょっと忙しくなりますね。

介護イメージ01

逆に介護度の低い人が多いと、こんな感じですね。

  • 歩ける人が多い
  • 認知症があまり無い
  • 自分の事は自分で出来る

元気な人が多い施設は、より活発な印象を受けると思います。

「施設種類」でも職場の印象は異なる

介護施設は、種類により大まかな入居条件が設定されてます。

そのため、施設種類により大体の「平均介護度(雰囲気)」に特徴があります。
また「施設の規模」でも、受ける印象は変わってきます。

例えば…

  • 従来型特養は「施設や病院寄り、介護度が高い」
  • 有料は「ホテルの様な雰囲気、元気な人が多い」
  • グループホームは「小規模なので、家庭的な雰囲気」

受ける印象は施設や人によるので、一概には言えません。
しかし、働く施設の種類で印象が違うのは間違いありません。

カンファレンスイメージ

また平均介護度が高いからといって、雰囲気が暗いというワケではありません。
「どれが良い」という単純な話でもないです。

個人の適性や好みによるところも多く、簡単には言い切る事は難しいですね。

下記記事も補足にどうぞ。

介護職はどんな場所で働く?施設種類や法人の違い

やはり雰囲気の悪い職場もある

介護の職場は、割と雰囲気よく働ける職場が多いです。
私自身も、職場の雰囲気や人には恵まれてきました。

それでも、やはり雰囲気の悪い職場も存在します。

  • 原因は分からないが、居心地が多い
  • 厳しい人が多く、何となく怖い
  • 人間関係が悪い

怒る女性職員

雰囲気が悪くなる主な原因は人間関係ですが、それ以外もあります。

例えば、管理者の「運営方針」や「仕事(介護)への考え」等ですね。
厳しすぎたり、適当だったりすると、職員同士が上手くいっててもギスギスし始めたり…。

上司や管理者は、職場の働きやすさに与える影響大です。

また相性もあり、「皆良い人なのに、雰囲気が合わない」という事もあり得ます。

雰囲気の悪さが心身に影響する様であれば、無理せず逃げてOKです。

介護施設への転職前に「職場体験・見学」する方法

職場の雰囲気は、働いてみないと分かりません。
ですが、やはり失敗は避けたいモノ。

そんな時に使える「介護の仕事を見学・体験する方法」を紹介します。

職場体験事業に申し込む

介護業界では、人材確保を目的に「介護の職場体験事業」が行われてます。

新人女性職員への指導

職場体験は「誰でも可能」で、福祉の仕事に関心があればOK。
地域の福祉協議会などで受け付けてるので、興味があれば参加してみて下さい。

参考までに、「大阪福祉人材センター」の掲載内容をご紹介します。

  • 年間10日まで
    (複数の事業所での体験や、一つの事業所で複数日の体験も可)
  • 1日につき4時間以上8時間以内
    (休憩時間を含む、宿直などはなし)
  • 参加費は無料だが、賃金の支払いは無し

※参考「大阪福祉人材センター(職場体験事業)」より

他の地域も見てみましたが、概ね似た内容でした。

また受け入れ施設は複数あり、デイサービスや特養など、色々な種類の施設を選べます。
「体験できる職種も事業所によりさまざま」との事。

食事を配る介護士

職場体験では、下記の様な内容が体験できます。

  • 利用者との交流(会話やレクリエーションなど)
  • 利用者の介助(車いすや食事の介助、整容など)
  • 業務補助(配膳や洗濯物整理、清掃など)

希望すれば、求人情報の提供などのフォローも受けられます。

「施設実習がある初任者研修講座」を受講する

初任者研修の受講でも、施設実習の形で職場体験や見学ができる可能性があります。

初任者研修とは、昔で言う「ヘルパー2級」にあたる介護の入門資格。
以前は施設実習が必須でしたが、現在は任意になりました。

初心者介護士

施設実習は、先ほどの職場体験と似た経験が可能です。
ただし必須ではないので、事前に対応してるか確認が必要です。

大手ですと、「ベネッセ」「未来ケアカレッジ」等が見学や実習に対応してます。

また初任者研修内でも、オムツ交換や移乗などの介護技術が学べます。

「高齢者との関わり」こそないものの、介護の雰囲気は知る事が出来ますよ。

介護職員初任者研修の取り方

職場見学を申し込む

もう1つは、直接「職場見学」を申し込む方法です。

マネジメントイメージ

面接などの転職活動をしつつ、雰囲気を見れるので効率的です。
介護業界の面接では、よく施設見学も同時に行わせてくれます。

介護施設の職場見学方法

ただ現在はコロナの影響もあり、以前ほど見学は積極的に行えません。
面接の予約時などに、一緒に確認しておいた方が良いでしょう。

「雰囲気重視の介護転職」を成功させるには?

最後に、「雰囲気が悪い職場を避けたい」という方への転職アドバイスです。

職場の雰囲気を見極めるポイント

介護業界において、雰囲気よく働くには下記点が大切です。

  • 職員同士が程よい距離感で働いている
  • 面接官の印象はどうか?
  • 自分に合った仕事環境であるか?

良い雰囲気で働くには、職員同士の協力関係が1番大事です。

ただし「仲が良い」だけでは、だらけた雰囲気になってしまいます。
仕事においては、仲良く協力しつつ、程よく緊張感を持って働ける距離感が重要です。

面談イメージ

また面接官は、職場内での重要な役職者である事が多いです。
※施設長や介護課長など

上司ともなる人間ですし、職場にはその人のカラーが色濃く反映されます。
面接官の印象からもよく考えましょう。

この辺については、下記記事もご参考下さい。
求人や面接で分かるブラック介護施設の特徴

先述の通り、どんな環境・内容の介護がしたいかも大切です。

これは先述の職場体験などでも、だいぶ知る事が出来ます。
自分の理想イメージをよく考え、それに近い介護施設を選ぶようにしましょう。

雰囲気を知る為に面接で聞く事

また面接では、下記内容を聞いておくと職場のイメージが掴みやすいです。

  • 職員の平均年齢・性別
  • 未経験者はどれぐらいか
  • 利用者の平均介護度

主任イメージ

個人的に職員の平均年齢などは、バラけてた方が働きやすいと思います。

未経験者の多い職場の方が、新規職員も入り込みやすいですね。

面接は職場見学のチャンス、迷惑にならない範囲でお願いしてみましょう。

また有料老人ホームなど、幅広い条件で入居者を受け入れる施設もあります。
そうした場合、平均介護度を尋ねておくと、全体的な利用者像も分かってきます。

転職エージェントも活用する

いくら注意しても、個人での転職活動には限界があります。
転職成功をより確実にする為には、転職サービスも活用しましょう。

転職サービスでは、エージェントによる下記支援も受けられます。

  • 内部情報の提供
  • 職場見学や面接の申し込み代行
  • ヒアリングによるアドバイス、求人マッチング

介護系ですと、「きらケア」がこうしたサポートに優れてます。
良かったら、試してみて下さいね。

きらケア介護求人の使い方や口コミ紹介

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