介護士の採用に年齢制限はある?未経験者の平均年齢はどのぐらい

介護士の平均年齢と年齢制限 転職活動

これから介護の仕事に就きたい、異業種からの転職を考えている方。

未経験者だと、転職時に年齢制限はあるのか気になるのではないでしょうか。
年齢で落とされなかったとしても、「周りとギャップはないか?」も気になりますよね。

結論から言うと、介護士を始めとした介護職に年齢制限はないのでご安心ください。

年齢という事で、働きにくさを感じたりや不採用になる事は少ないので大丈夫です。
未経験でもシニア世代もOKです。

介護士の平均年齢をご紹介しつつ、年齢を気にせず働ける職場選び、働き方を解説します。

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介護職員は本当に年齢制限は無い?

介護士に年齢は関係ないと言われても、やっぱり不安はありますよね。
まずは、介護士の年齢層について平均を見てみます。

介護士の平均年齢

下記は、厚生労働省による「介護士の男女別平均年齢」です。

引用元:厚生労働省(介護労働の現状)より一部キャプチャし掲載

これは平成25年と少し古い資料ですが、感覚としては現在も大きく変わってません。
男性では30代、女性では40代~が、平均的な年齢層ですね。

全体で見ると、30代から50代がやや多い感じでしょうか。

チェック

注目して欲しいのは、総合的に見ると「60代が2桁の数字を持っている」事。
定年退職後、初めて介護に挑戦される方も多くいらっしゃいます。

性別は女性が多め、訪問介護は年齢層が高い傾向

介護施設の介護士は、10代が少なく他は年齢に大きな偏りはありません。
訪問介護だと、平均年齢が10歳ほど高くなるようですね。

平成29年度の調査では、平均年齢が施設介護職(44.3歳)、訪問介護職(54歳)です。
参考:公益財団法人介護労働安定センター

車イスの介助

男女比率だと、女性が多く、特に多いのが40~50代女性のパート職員さんですね。
現場の者としての実感は、それ以外は特に大きな偏りはない印象。

介護士に年齢制限はない

冒頭の資料では、全体の6割以上が「前職は介護・福祉・医療以外の仕事」だと答えてます。
皆さん営業や工場など、介護とは関係のない業種から転職されてます。

50~60代の方も多くいましたし、データ上でも介護士に年齢制限がない事が分かります。

介護サービスの相談

上位資格を目指せば、ステップアップも年齢関係なく可能です。
生活相談員やケアマネなど、介護職総合で見ても年齢は関係ありません。

逆にずっと介護一筋という方の方が珍しい状態かもですね。

年齢や経験年数は様々で、色んな人が偏りなくいるという事です。
もちろん若い方だって働いていますよ!

どんな人が介護士を始めてる?

現場で見てきた感覚ですが、女性は子育ての合間にパートで始める方が多い印象ですね。

男性の平均年齢は30代位でしたが、長年経験を積んだ介護福祉士や初めて介護に携わる人など様々。
若いうちから続けている人もいれば、転職をきっかけに挑戦する方もいます。

男性の方が、女性より年齢のバラつきは多い様に感じます。

新人女性職員への指導

勝手な解釈ですがベテランと呼ばれる様な人には、30~40代が多い印象があります。

誰でも最初初めてですし、現場に入れば年齢なんて些細な事です。
いずれにせよ浮くという事も無いですし、ご安心ください。

初任者研修も年齢層は様々

未経験者採用に積極的とはいっても、初任者研修取得者でないと採用しない施設も出てきました。
これは若い人も含まれ、年齢問わず同じです。

採用率を少しでも高めたいなら、事前の取得をお勧めします。

授業風景

私も過去に初任者研修を受けましたが、現場と同様に受講生の年齢も様々です。
誰でも気兼ねなく参加できる環境なので、こちらもご心配なく。

介護職員初任者研修とは

無理なく働ける職場を選ぼう

採用に積極的な反面、どこも介護士が不足しているという事情があります。
転職の際には、採用率よりも労働環境の健全さを重視すべきです。

介護にも、下記の様な雇用改善の努力をしている職場は沢山あります。

介護現場での雇用改善の努力例

  • 資格取得サポート
  • ワークライフバランス
  • 給料

良い職場に巡り合えれば、働きやすさだけでなく、資格取得などでキャリアアップのサポートも受けられる可能性もあります。

介護にもホワイト企業は存在する!

介護派遣の人間関係

介護求人は数多いだけに、自分に合った施設を選ぶのが大切です。
転職サポートなどを活用し、相談しつつ知識を深めながら探してみましょう。

そうしたサポート力は、マイナビ介護職 が優れています。
未経験者の指導力に優れた職場も紹介していますよ。

年齢による体力が心配、介護士は務まる?

介護の仕事は、肉体労働という一面も持ち合わせています。
ベッドから起こしたり、移乗で抱えたりなどが多い仕事です。

採用よりも、年齢による体力が持つか心配という方もいらっしゃると思います。

特に24時間対応の入居介護施設では、夜勤もあります。
職員配置が薄いうえ、長いところでは16時間の勤務になります。

そうした施設で常勤になるには、夜勤もこなさねばなりませんが…
夜勤となると、体力面での心配な方もいらっしゃるでしょう。

介護士はパートの需要も高い

介護施設では、フルタイムで全時間帯のシフトに対応可能な人を「正社員(常勤)」として扱います。
それ以外の働き方を望む場合は、「パート(非常勤)」という形ですね。

メモを取る中途採用の未経験者

現場では、非常勤介護士の需要も高い為、夜勤や長時間勤務を避ける働き方も可能です。

早番や遅番、土日出勤などが可能であれば、さらに需要は高くなります。

非常勤ですと、勤務時間の交渉も可能です。
無理のない範囲で働き始め、身体の調子を見ながら徐々に出勤時間を増やす事も出来ますよ。

短時間で体力に合わせた勤務も可能

勤務時間の話という事で、短時間パートという働き方もご紹介しておきます。

これは入浴や食事介助など、忙しい時間にピンポイントで出勤する形です。
人手が欲しいタイミングで短時間出勤するという方法で、専門パートとも呼ばれます。

食事・入浴介助専門パートの働き方

女性訪問介護員の食事介助

入浴や食事など、業務の幅もかなり限られるので、仕事に自信のない方にもオススメ。
他職員のサポートという形になるので、体力に不安のある方にも良いですよ。

未経験から介護を始めたシニア層の方などは、よくこういった働き方もされてます。

身体介助が少ない小規模施設で働く

介護施設にも種類があり、自立度が高い人を中心とした施設もあります。

日常生活にも娯楽

そうした施設を選べば、身体介助を少なくして働く事も可能です。
利用者の少ない小規模施設であれば、対応も覚えやすいかと思います。

例えば、グループホームがそれに該当します。

デイサービス等の通所施設も、事業所自体が主に日中のみの対応なので良いかと。

ただし対応利用者が少ないという事は、それだけ仕事の内容も変わります。

「レクよりオムツ交換が良い」など、個人の適性もあるでしょう。
自分したい仕事ができる職場で、無理のない働き方をされるのが1番かと思います。

シニア世代には介護助手もオススメ

シルバーやシニアと言われる世代の方も、介護士になれるのは既述の通り。
もし興味があるけど不安も強いのであれば、介護助手という働き方もあります。

トイレ掃除をする女性

介護の仕事は、利用者様のケア以外にも「シーツ交換」「掃除」など様々な業務があります。
そうした細かな業務を中心にしつつ、他職員のサポートをする働き方です。

用務員さんやお手伝いといった感じですね。

食事介助なら座ったまま可能ですし、出来る事は沢山あります。
ご自身の体力と相談しつつ、色んな働き方を検討してみて下さいね。

年齢や経験を気にせず働ける介護施設は?

働きやすさを考えると、職員の平均年齢層は気になるもの。
経験上、年齢や性別にバラつきがあった方が働きやすいと思います。

未経験者が年齢を気にせず働ける職場は、どんな所でしょうか?

大規模施設は年齢・性別がばらける傾向

先に言ってしまうと、同じ種類の施設でも職場によって平均年齢は大きく異なります。

OKサイン

出来るだけ偏りを回避するのであれば、職員数の多い大規模施設がオススメです。
個人的に縁があった施設としては、下記の様な施設があります。

大規模施設の例

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム
  • サポート付き高齢者向け住宅

特別養護老人ホーム

介護度の高い方向けの施設で、身体介助が多いのが特徴。
職員数が多く、年齢や性別関係なくとけ込めるでしょう。

職種や設備は充実しており、安心して介護に集中しています。
基本に忠実なケアを実施していることが多く、スキルアップが見込めます。

特別養護老人ホームは介護未経験はキツい?それでもオススメする理由

介護付き有料老人ホーム

こちらも24時間介護サービスを提供する入居施設です。
イメージとしては、特養に近い感じですね。

有料老人ホームは民間企業、特養は社会福祉法人が主に運営してます。

サポート付き高齢者向け住宅

基本的に自立度の高い方の為の施設
生活支援などのサポートを主に行います。

施設内に「デイサービス」や「訪問介護事業所」を併設する施設も多いのも特徴。
その職員として、施設の方を対象としたお仕事をする事も多いですね。

転職サービスで内部情報も聞き出せる

色々話しましたが、平均年齢も働きやすさも職場次第です。

もし気になるのであれば、転職サイトのアドバイザーに相談してみて下さい。
細かな内部情報を知っている事もあるので、転職活動の参考になると思います。

自分に合った施設・働き方を選ぼう

数々の介護現場を経験し思うのは、施設により働き方がだいぶ違うという事。

施設のルールや業務方法、そこにいる職員や利用者。
これだけでもだいぶ感覚が違います。

転職の際は、まず働きたい施設形態を絞る事から始めてみる事をオススメします。

ポイントを説明する看護師

「よく分からない」という方は、下記書籍を参考にしてみて下さい。
各施設の特徴や働き方、転職アドバイスまである有益な本です。

介護は年齢関係なく挑戦できる仕事です。
60代でケアマネ試験に受かった方も知ってますし、介護福祉士試験も色々な人が受けてます。

自分より上の世代が活気良く働いてるのを見て、逆にパワーを貰ってます。
この機会にぜひ挑戦してみて下さいね。

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