フリーランス介護士を支えるシェアリングとは?実際の働き方と注意点

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フリーランス介護士として働くには働き方

近年は、フリーランスやスキルシェアという言葉が浸透してきました。

忙しく時間拘束のキツイ介護士には、こうした自由な働き方に憧れる人も多いでしょう。
実際に「フリーランス介護士」として働く人はおり、可能とする様な仕組みもあります。

夢の様な話ですが、結論は「可能だが、誰でも出来る事ではない」という話になります。
それでも部分的に再現するなど、働き方の面で参考になる事は多くあります。

今回は「フリーランス介護職として働く」をテーマに、方法や注意点をお伝えします。
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フリーランス介護士になるには?

カンファレンスイメージ

フリーランスとは、企業に所属せず個人で仕事を受ける働き方です。

フリーランス介護士は、その名の通り「個人で仕事を受けて働く介護職員」です。
その為フリーランス介護士になるには、個人で仕事を得る必要があります。

まずはその働き方、仕組みについて簡単に説明します。

フリーランス介護士を実現する「シェアリングエコノミー」

近年は、シェアリングエコノミーが浸透しつつあります。

これは個人間でモノやスキルを売買・提供する経済の流れ、あるいはサービスを指します。
よく聞くスキルシェアサービスも、こうした個人間のやり取りができるサービス。

男性職員

介護業界にも、既にシェアリングエコノミー型の介護サービスが出現してます。

要するに「利用者(または介護事業所)とヘルパー人材をマッチング」するサービスです。
仕事は月1日~でもOKですし、どれだけ働くかは自由です。

認知症対応イメージ

介護関係ですと、下記の様な仕事があります。

介護分野でのスキルシェア例

  • 介護施設でのレクリエーション提供、雑務、
  • 訪問での介護サービス提供
  • 家事代行

代表的なのは、主に訪問での介護や家事サービスの提供ですね。

介護施設向けのスキルシェアもあり、施設でのレクや見守り、病院付き添い等があります。

こうしたシステムの発展もあり、フリーランスの介護職員が出てきてるワケです。
さらにコスト削減により、高時給を実現しやすいメリットもあります。

「混合介護」への新たな期待も

主任イメージ

介護サービスには、介護保険法が適用される「介護保険サービス」。
適用されない「介護保険外サービス」があります。

介護保険サービスには提供内容の制限があり、適用外のサービスに対する需要も多くあります。

先のシェアリングエコノミー型の訪問介護は、主に介護保険外サービス。

また、介護保険と適用外を組み合わせたサービスを「混合介護」と呼びます。

未だ課題が多く、普及が難しい段階ですが、2018年には少し規制緩和もありました。
実現すればサービスや働き方の幅も広がると思われ、新たな可能性にも期待したいですね。

フリーランス介護士の様々な働き方

ベッドで休むお婆さん

先述のシェアリングサービスなら、フリーランス介護士として働く再現性も高いです。

マイペースに働くもよし、利用者や施設と関係性を作り、さらなる仕事獲得に期待する事も可能。
施設などへ営業し、仕事を受けるのも方法の1つです。

スキルシェアのマッチングサービスにより、こうした流れを再現しやすくなってます。
介護福祉士の資格があれば、さらに信頼獲得にも繋がります。

「介護スキル・知識」でフリーランスを目指す方法も

ここまでは、”介護士”としてフリーランスで働く方法です。

もう1つ、”介護スキル”を活かしてフリーランスになる方法もあります。
これは「介護+何か」で収入を得る方法です。

  • ブログやユーチューブ等での情報発信
  • 介護講師
  • 副次的に介護知識を必要とする内容

パソコンで仕事をするスーツ女性

例えば、介護知識を活かした記事執筆、動画作成による広告収入などですね。

それにスキルシェアで提供できるのは、直接の介護だけではありません。
介護福祉士の経験から可能になる業務も沢山あります。

自分の得意分野と実績を重ね、講師として活躍する例もあります。
※本業の介護講師になる方法はこちら

個人での集客、情報発信がしやすい時代になり、こうした働き方も実現可能になりました。
もちろん、上記を組み合わせた働き方も可能です。

次項からは、これらのより具体的な内容を紹介します。

介護士向けのシェアリングサービス

まずは「介護士にオススメしたいシェアリングサービス」をいくつか紹介します。

サービスにより応募できる仕事は異なるので、自分に合ったモノを探してみて下さい。

クラウドケア

車を運転する介護職

クラウドケアは、シェアリングエコノミー型の在宅高齢者向けサービス

介護職員と利用者のマッチングを行うサービスですね。
いわば訪問介護に近い働き方ができます。

その他には、施設への出張ケアも行ってます。

マッチングによるコスト削減により、「需要ある介護保険外サービスを低価格で」。
「介護職員には高時給で」というのが、コンセプトです。

計算機を持った女性

介護や家事、生活支援サービスの時給は1,500円〜2,000円
「様々な時給割増があり、時給3,000円以上も可能」と公式より。

無資格でもヘルパー登録可能で、初任者研修保有で時給は1,600~。
働き方や利用者評価でも、時給アップする仕組みです。

対応地域は、【東京・千葉・埼玉・神奈川】が中心です。
お住まいの方で介護経験のある方は、登録してみてはどうでしょう?

クラウドケア公式

タスカジ

調理をする女性

タスカジは、家事代行のマッチングサービス

洗濯や掃除、料理などの家事代の仕事で働く事が出来ます。
介護士は家事スキルの高い方も多いですし、介護より家事に自信がある人はこちらがオススメ。

ただし、家事以外の仕事を受ける事は出来ないのでご注意を。

最高時給は、広告にもある通り2,150円との事。
能力に自信がある人は、時給にも期待できそうですね。

対応地域は、東京、神奈川、千葉などの関東圏。
関西では、大阪、兵庫、京都、和歌山などに対応してます。

スケッター

食事を配る介護士

スケッターは、仕事をしたい方と介護施設をマッチングするスキルシェアサービス。

…といっても、仕事内容は身体介助以外のお手伝いが中心。
無資格未経験の方でも、安心して利用できます。

仕事は傾聴やレク、配膳や水分補給などのボランティアに近い内容ですね。

Sketter 公式サイト

施設では介護士以外にも、「レク提供」「介護士を手伝う介護助手」を担う人材は需要大です。
マッサージや音楽など、高齢者を楽しませる特技がある方は強みになります。

施設レクやイベントでは、同じ方に依頼する事もよくあります。
出会いをきっかけに、継続的な仕事の獲得が出来る可能性もありますね。

介護施設での有償ボランティアに興味のある方。
介護職に興味があり、施設の仕事を知りたい方などにオススメです。

クラウドワークス

スマホを持つひよこ

クラウドワークスは、主に在宅での仕事を中心としたマッチングサイトです。

どちらかというと、本業の隙間時間で副収入を得たい時。
介護士以外での仕事がしたい時にオススメなサービス。

在宅ワークだけあって、仕事の種類も豊富。

  • 「記事の執筆」「体験談の投稿」
  • アンケート
  • 簡単な作業

簡単な仕事もあるし、介護知識や体験を必要とする内容もあります。
こうした内容を見ると、介護を活かした可能性を見られるんじゃないでしょうか。

フリーランスで食べるのは難しそうだけど、副収入が欲しい人は試してみると良いでしょう。

介護士はフリーランス目指すべき?

疑問のある介護職員

フリーランスの介護士になる事は可能です。
しかし、それで「食べていけるか」は別問題で考えなくてはなりません。

最後にフリーランスになる前に考えたい事、現実的な目指し方をお話しします。

「いきなりフリーランス介護士」はリスク大

パソコンを見てショックを受ける女性

介護士がいきなりフリーランスになるのは、リスクがかなり高いです。

フリーランスには自由がありますが、正社員や非常勤には安定があります。

毎日仕事があり、収入があるのは、雇用があっての事です。
保険や年金など、優遇されてる面も多いですよね。

それを捨てて急にフリーランスになるのは、現実的には難しいです。

…なので、まずは副業として少しずつ始める事をオススメします。
手ごたえやノウハウが出てきたら、少しずつフリーランスへシフトするのが堅実でしょう。

「なぜフリーランスになりたいか」を考える

主任イメージ

また自分が「なぜフリーランスを目指すか」も考えてみましょう。

  • 介護士として新たな挑戦をしたい
  • 自力での収入が欲しい
  • 時間の自由が欲しい

理由により、とるべき方法や妥協点、最終目標も変わってきます。

いずれにしても、介護職としての経験は武器になります。
少しずつ堅実に自身の目標達成を目指しましょう。

「時間・年収の確保」ならフリーランス以外の選択肢も

正社員は体力や拘束時間が辛く、フリーランスはリスクが高く安定性に欠ける。

それならば、中間をとってみてはどうでしょう。

通勤イメージ

副業での収入アップをしつつ、派遣やパートで働きつつ行う方法もあります。

それであれば、時間の余裕や気力の確保も出来ますし、現実的です。

近年の介護業界は、派遣やパートの待遇が良くなってきてます。
介護派遣は高時給で仕事もあるし、パートの待遇は賞与以外は正社員並です。

保険や年金などの負担を払拭できる良い方法だと思います。
介護職が転職でワークライフバランスを実現する方法
介護職がワークライフバランスを実現する為、転職で意識すべき事とその具体例を解説します。介護職は仕事への負担過多になりがちなので、生活を大切にした選択が「仕事と生活の充実」に大切です。介護における「働き方の多様性」を活かし、雇用形態を柔軟に使い分け、その時の生活スタイルにあった働き方を提案します。

非常勤で働き、合間に自分の好きな方法で働いたり、副業を始める。
これならばリスク回避しつつ、ワークライフバランスを整える事が出来ます。

さいごに

お辞儀イメージ

今回は、フリーランス介護士の働き方を解説しました。

結論としては、「フリーランスも可能だがリスクも伴う」。
「まずは非常勤+副業の形で、少しずつ自分で稼ぐ力や時間を作ろう」という事ですね。

正社員とフリーランス、その間をとるのも1つの選択肢かと思います。
私も現在は非常勤で働いてますし、意外に待遇も悪くないですよ。

スマホ操作

また「カイテク」など介護系の単発バイトアプリもあり、副業に利用する事も出来ます。

カイテクの公式メディアでも、同テーマを解説されてるのでご覧になってみて下さい。

介護士にも、派遣や単発バイトなど様々な働き方があります。
上記のアプリも無料で利用できますので、活用してみて下さい。

フリーランス含め、自分がどう働きたいかを考える事から始めましょう。
介護派遣やパートなど、まずは正社員以外の働き方を知っていくと良いと思いますよ。

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