介護職が仕事が覚えられない時のアドバイス【未経験者向けに仕事の覚え方を解説】

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介護職が仕事が覚えられない時のアドバイス【未経験者向けに仕事の覚え方を解説】介護職で働く

新しく介護職に就くと、仕事が覚えられないと苦悩する方が多いです。
基礎知識の少ない未経験者には、特に難しく感じられる事でしょう。

介護の仕事は、「施設毎の業務の決まり」「利用者一人ひとりへの理解」など…
仕事で沢山の情報が必要になのが、難しいと感じる原因です。

そこで今回は、「介護の仕事を覚えられない時のアドバイス」を送ります。

仕事を早く覚える為のポイント、仕事が分からない時の動き方など…
介護職経験をもとに、仕事を覚える方法を解説してます。
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「仕事が分からない新人介護職」が意識すべき動き

初心者介護士

誰しもが最初は新人であり、何も分からない状態から始まります。
しかしそうした状態でも、「分からないなりの働き方」があります。

長く介護職で働いて思うのは、下記がポイントですね。

  • 自分で勝手な判断はせず、安全を重視する
  • メモを書いて覚える
  • 分からない事は質問する

仕事をすぐ覚えられないのは普通ですし、気に病む必要はありません。

まずは仕事を覚えきれてない、新人介護職が意識すべき動きから確認しましょう。

不安なまま「何となく」で動かない

カンファレンスイメージ

まず大事なのは、自分で勝手な判断をしない事です。

高齢者介護では、ちょっとした事が事故に繋がります。
やるべき事のほか、「やっちゃいけない事」も沢山あるので注意しましょう。

仕事を覚えきれてないうちは、「分からない」「不安」と思う事は周囲に必ず確認して下さい。

教わったことを全て一度に覚える事は無理です。
繰り返し質問して良いので、少しずつ確実に「分かる」「出来る」事を増やせばOKです。

慣れないうちは、早さはあまり気にせず大丈夫。
焦らず、安全第一で仕事をしましょう。

新人職員が使える「便利な言葉」

疑問のある介護職員

やるべき事が分からない時は、周囲の職員に指示を仰ぎましょう。

ただ他職員が忙しそうで、新人職員どころじゃない時もしばしば。
…かといって、「何もせずいる訳にもいかず困った」なんて事も多いですよね。

  • 今なにかやる事ありますか?
  • 仕事を覚えるのに、ご一緒させてもらって良いですか?

これらは、手持無沙汰になった時に便利な言葉。

もし困った時は、話しやすい職員に仕事を見せてもらうと良いですよ。

「メモ」と「質問」で分かる事を増やす

新人女性職員への指導

また仕事を覚えるには、教わったことをメモする習慣をつけましょう。

メモは後で見返す事が出来る他、書く事で頭にも入りやすくなります。
分からない事を洗い出す時にも役立つので、上手く活用して下さい。

仕事を覚える時のメモは、手帳サイズぐらいが後々見やすいかと。
⇒介護職におすすめなメモ帳・手帳まとめ

ベッドで休むお婆さん

またメモだけでなく、「見るべき時」「質問すべき時」などあります。

例えば介助方法なんかは、見た方が理解が進む時もあります。
メモに気を取られすぎて、大事な情報を見逃さないようにも注意ですね。

また受け取った情報だけでは、解決しない疑問も出てきます。
先の説明にもありましたが、分からない事や不安な事は積極的に質問しましょう。

仕事を覚えきれないうちは、分からない事が分からない状態だと思います。
次項で「優先して覚えたいポイント」も紹介するので、覚えるべき内容の整理に参考下さい。

介護職未経験者が「仕事を覚えられない時のアドバイス」

介護士の相談

ここからは、介護の仕事を覚えるうえでの具体的なアドバイスを伝えます。

  • 優先して覚えたい利用者情報
  • 業務の大まかな流れ
  • 身体介助など、注意したいポイント

様々な情報必要となる介護職ですが、その中でも優先して覚えたい内容もあります。

利用者や対応を覚えるうえでのポイント、未経験者が躓きやすい場面。
「大体こんな感じ」という共通事項など、業務理解の助けとなる情報を解説します。

利用者情報の覚え方

介護の傾聴場面

介護の仕事をするうえで、まず覚えたいのは「利用者の情報」です。

利用者の事を覚える際は、下記ポイントを意識しましょう。

  • 名前と顔を一致させる
  • 本人の能力・性格(介助方法や好みなど)
  • 転倒、事故リスクなどの注意点
  • 食形態や水分トロミの有無

基本的なところからだと、利用者の名前と顔を一致させるところから。

利用者の名前や顔を覚えるには、「フロア(食堂)の座席表」をメモするのがオススメ。
誰がどこに座ってるのか書き出すと、利用者の名前も覚えやすくなります。

介護を行ううえでは、「利用者がどんな人か?」も知る必要があります。
顔と名前を覚えたら、その人の大まかな能力や性格も見ていくようにしましょう。

「介助の必要性」「事故リスク」も同時に覚える

食事介助イメージ1

利用者がどんな人かと言いましたが、具体的には「どんな場面で介助が必要か」。
「どんな事故リスクがあって、何に注意すべきか」から見ていくと良いです。

例えば、下記の様な内容です。

  • 「トイレ誘導」「オムツ交換」は必要か
  • 移乗介助の方法や注意点
  • 歩き出した時に付き添うべき人
  • 食事介助の必要性、トロミの有無、食形態

介助については、トイレやオムツといった「排泄介助の方法」。
ベッドや車いすへの「移乗方法」、食形態や食事介助の方法などですね。

あとは転倒しやすく、歩き出した時に付き添うべき人など…、
事故リスクが高く、特に目配りが必要な方を確認しておきましょう。

介助が必要だったり、関わりの多い方の対応を優先に覚えていくと良いですね。
能力の他、本人の「習慣」「こだわり」も一緒に覚えていきましょう。

業務の大まかな流れ

案内をする介護職員

介護の仕事でも、時間による業務の流れも存在します。

仕事が覚えられない方は、まずは「何時に何をするか」から整理しましょう。

介護施設における業務方法や流れは、施設により異なります。
ただどこでも共通する、「大まかな流れ」も存在するので紹介します。

時間生活の流れ介護士の仕事
7:00起床着替えや整容の介助
トイレ誘導やフロアへの誘導
お茶の準備
8:00朝食食事の配膳
食事・服薬介助
9:00歯磨き・トイレ
入浴
口腔ケアや排泄介助
バイタルの確認、入浴介助
10:00お茶・おやつ
リネン交換
水分の準備・提供
居室のシーツ交換・清掃
12:00昼食食事の準備・配膳
食事・服薬介助
13:00口腔ケア・トイレ
休憩
口腔ケアや排泄介助
利用者を居室へ誘導する
14:00レクリエーションレクの準備・実施
移動介助や声掛け
15:00おやつ水分の準備、おやつの配膳
食事介助
18:00夕食食事の準備・配膳
食事・服薬介助
19:00就寝口腔ケア、排泄介助
居室誘導、パジャマ更衣

起床や就寝、食事に関しては、どこも大体こんな感じだと思います。

こんな感じで「やるべき業務」「その時間」を確認し、書き出してみるとオススメ。
その際には、「誰にどんな介助が必要か」まで意識して確認しましょう。

新人職員は、9:00~18:00の日勤のシフトを任される事が多め。
介護施設の日勤の仕事内容もご覧になってみて下さい。

「フロア業務」「見守り」が出来るようになろう

高齢者との衣服管理

新人介護職が任されがちな業務の1つに、フロアの見守りがあります。

皆がいる食堂に待機し、利用者の安全を見守る仕事ですね。

居室での仕事は1対1なので、利用者の事が分からないと対応が難しいです。
比べ、フロアは他職員の助けも得やすく、未経験者に任せやすい面があります。

チェックポイント(ひよこ)

指導方針や業務も色々でしょうが、まずは下記業務から覚えてくのもオススメ。

  • 食事に向けたコップや水分の準備
  • 利用者の安全見守り
  • 食事や水分の配膳

またお部屋のリネン交換や清掃も、新人職員が任されやすい仕事。
居室を見たり利用者と話せるタイミングなので、本人情報も上手く拾えるよう関わりましょう。

「仕事で必要な情報」を考える

介護の傾聴場面

フロア業務をマスターするうえでは、下記情報が役立ちます。

  • 座席表
  • 転倒リスクのある方(動きがあるか特に注視すべき人)
  • 食形態や水分トロミの有無

既に説明した部分もありますが、見守りや食事準備ではこうした利用者情報が必要になります。

やるべき仕事が理解できてくると、拾うべき利用者情報も分かってきます。
「あの仕事や対応があるから、この知識が必要だ」と、自分でも色々と考えてみましょう。

身体介助を「経験」「見聞き」する

トイレ介助イメージ

やるべき事が分かったら、その方法も理解していきましょう。
具体的には、個別での介助方法ですね。

未経験の方で苦戦するのは身体介助、特に移乗介助だと思います。
しかしその方法は、その人の心身事情や環境などにより異なります。

介助方法を教えてもらう時は、下記ポイントを意識してみて下さい。

  • 手順
  • 声掛け
  • 理由と注意点

先輩職員の介助を見聞きし、確認してもらいながら経験していきましょう。

介護施設で働いていると、意外にも他人の身体介助を見られる機会は少ないです。
付き添ってもらえるうちに、疑問や不安はどんどん聞いていきましょう。

移動は特に危険が多い場面

入浴介助イメージ

身体介助でも、特に移動は危険が多い場面。

  • 車椅子やベッドへの移乗
  • 入浴時の移動中
  • 歩行や車椅子操作時

危険を挙げたらキリないですが、上記は特に事故が発生しやすい場面です。

移動を開始する前には、手足の位置や姿勢に注意し、危険が無い事を確かめましょう。
また移乗介助を含む移動は、ゆっくりと慎重に行ってください。

移乗をはじめ、身体介助は特に事故リスクが高い場面。
自信が無ければ、何度でも一緒にみてもらいましょう。

特に移乗で不安な時は、「一緒に見てもらえますか?」と声をかけると良いですよ。

手順は「理由」とセットで覚える

体位交換

身体介助や声掛けには、その方法をとる理由が存在します。
手順や方法について、出来れば「理由」とセットでやり方を覚えると理解が捗ります。

ただそれを全て理解し説明するのは、意外と難しいもの。
納得できる説明が得られなかったり、自分なりの対応が求められる場面も出てきます。

そうした時の為、自分でも介護技術・知識の学習を進める事をオススメします。

介護で困った時の判断土台となり、仕事での自信もつきやすくなります。
しっかりとした介護技術があれば、利用者だけでなく自身の体を守る事にも繋がります。

今回私からは、下記書籍をオススメします。

他学習情報については、下記記事もご覧ください。

独り立ちについて

案内をする介護職員

介護未経験から始め、独り立ちするまでの期間は職場により異なります。
夜勤を含めた独り立ちとすると、その期間は大体3カ月が目安かと。

ただ実際には、「対応の大変さ」や「指導者の考え」により職場による期間差は激しいです。
その為、あまり他者と比べる事に意味はないと言えます。

⇒新人介護士が独り立ちするまでの期間と流れ

職員が多く自立度も高ければ短くなる事もあるし、介護度が高いワンオペ環境であれば、独り立ちの判断が慎重になる事もあります。

メモを取る中途採用の未経験者

また独り立ちしたからと言って、仕事を完璧に覚えてる必要もありません。
分からない事は、その都度周囲に確認しましょう。

不安であれば、独り立ちを遅らせる事を相談しても大丈夫です。

日中は職員も多いので、ネックになるのは夜勤ですね。

不安であれば、「もう一度夜勤を付き添いで教えて欲しい」。
「日中の仕事も慣れないので、夜勤デビューは待って欲しい」などと相談して下さい。

⇒介護職の夜勤はいつから始まる?

介護の仕事は「チームワーク」

仲の良い介護士

介護はチームワークであり、一人ではできない仕事です。

…よって、全て自分で完璧にこなす必要はありません。
誰でも出来ない事はあるし、周囲に頼っても良いという事も理解しておきましょう。

自分も10年以上の介護経験がありますが、未だ苦手や不安な事も多く周囲に助けられてます。

周囲を見てると、仕事が出来る職員は「仕事の疑問」「不安」は積極的に話します。
未経験者が聞くのは当たり前ですし、全く恥ずかしい事ではありません。

不安や分からない事は、周囲にどんどん相談できます。

その意味では、他職員とのコミュニケーションも大切ですね。
助け合いの関係を築けるよう、上手く付き合っていきましょう。

介護未経験者がすぐ仕事を覚えるのは難しい

〇マークイメージ

ここまで色々と解説しましたが、焦る必要はありません。

たとえ経験者でも、環境や利用者が変われば何をして良いか分からないもの。
未経験者が仕事をすぐ覚えられないのは、普通の事です。

最初は何もかも分からず不安ですが、多くは慣れが解決します。
利用者や業務の事も、少しずつ理解できるようになります。

新人職員として仕事を覚える段階が、全体として1番辛い時期。
少しずつ楽になる部分もあるので、周りの力も借りて少しずつ自信をつけましょう。

パソコンを見る女性職員2人

どうしても仕事が覚えられず、挫折してしまう方もいると思います。
雰囲気や人間関係など、それ以外で辛い時もあるでしょう。

そんな時には、介護施設のオープニングスタッフもオススメです。

オープニング施設は利用者も少なく、これから業務方法を作っていく段階の職場。
一気に大人数の利用者を覚える必要もなく、余裕のある中でじっくりと学べる時間もあります。

⇒介護職員のオープニングスタッフの仕事内容

仕事内容・人間関係共に出来上がっておらず、入り込みやすいと思いますよ。

さいごに

お辞儀イメージ

今回は「介護の仕事が覚えられない時のアドバイス」をお伝えしました。

私も今では教える側となりましたが…、
必要な事を話そうと思うと、ついバーッと話しっぱなしになってしまいます。

それぐらい仕事で必要な情報量があり、未経験の新人職員さんは混乱する事でしょう。

仕事イメージ

何度も言う様ですけど、介護の仕事をすぐに覚えるのは難しいです。

周囲がテキパキ働くのを見ると、「自分に能力がないのでは?」と不安になりますが、他職員は今までの経験が蓄積されているだけ。

とにかく安全第一、分からない事は周囲に何度でも聞いて下さい。
1回目より2回目、3回目…と、少しずつ理解できるようになればOKです。

今回の記事も、現場で説明を受けた時に「理解の足し」になればと思い書かせて頂きました。

他記事でも介護の仕事を解説してますので、興味があればご覧ください。

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